CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-164「ラバーボーイ」(アメリカ)

2019年07月10日 01時07分48秒 | アメリカ映画
最高のポルノだな
 学費を稼ぐためにポルノ・サイト“ガールハウス”でバイトを始めた女子大生のカイリー。するとすぐに“ラバーボーイ”というハンドルネームの男が彼女に夢中になる。
 ところがやがて、ガールハウスの美女たちにバカにされていると知ったラバーボーイは逆上し、屋敷へと侵入してしまうのだったが。(「allcinema」より)


 幼い頃、女の子に辱めを受け、馬鹿にされ、その女の子を殺した男の子。

 〝ラバーボーイ〟と呼ばれ、小馬鹿にされていたが、成長すると、その名前を使って〝ガールハウス〟にアクセスし、チャットをしている。

 女子大生のカイリーを気に入ったラバーボーイ。
 しかし、送った自分の写真が、他の女性によって貼り出されて馬鹿にされているのを知ったラバーボーイは逆上し、ガールハウスに侵入し、女性たちの命を狙い始める。


 恋した女性に馬鹿にされていると思った男が逆上し、大量殺戮を繰り広げるというストレートなバイオレンス・ホラー。

 ポルノ・サイトの女性たちが狙われるということで、ちょっとエッチなところも織り交ぜてはいるが、エロティック・ホラーとまで言えるかは微妙なところ。

 殺人鬼となるラバーボーイにしても、逆上すると暴力的にはなるが、狂気を感じさせるまではいかなかったな。

 カイリーはポルノ・サイトを観た、幼なじみのベンと仲睦まじくなっていくのだが、サイトを観てカイリーの危機を知ったベンは行動を開始する。

 ガールハウスの愛好者である友人も惨劇をライブで観ながら、場所を特定しようと奮闘する。
 ここは少々コミカルなシーンも織り込んでいたな。

 クライマックスとなる、ラバーボーイがガールハウスの女性たちを襲撃するシーンは、顔面を切り刻み、指を全部切り落としたり、頭を一撃など、凄惨な展開は見せてくれる。

 特化するところは無かったかなと思うホラーではあったが、凄惨な展開に多少コミカルなシーンやエッチなシーンも加え、飽きさせないようにはしていた作品だったかな。

/5

監督:トレヴァー・マシューズ、ジョン・ノーツ
出演:アリ・コブリン、アダム・ディマルコ、スレイン
   スレイカ・シルバー、キャムレン・ビコンドヴァ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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