
推しは推せる時に推さないと
整った顔が大好きなオタク女子・才南(さな)の“推し”は、学校一顔が良い青髪の奏人(かなと)先輩。
ある日、校内で奏人と遭遇した才南は、授業をさぼりすぎて退学寸前に陥った奏人から、SNS運営を手伝ってほしいと依頼される。学校公式アカウントのフォロワー数10万人を達成すれば奏人の退学が撤回されると知った才南は、自分が“中の人”だとバレないよう極秘ミッションに挑むことに。
奏人の“こじらせかわいい”素顔を知り、思いを募らせていく才南だったが、クラスメイトの土井垣にふたりの関係を気づかれてしまい。(「作品資料」より)
コミックを実写映画化したラブ・コメディ。
整った顔が大好きの才南は、ひょんなことから一推しの先輩、奏人の学校公式アカウントの中の人、運営を担うことになる。
自分が中の人だとバレないように運営をこなしていく才南であったが、やがて奏人先輩への想いがただの推しから変わっていく。
整った顔大好きのオタク女子、才南の妄想から言動までが笑わせられる展開。
奏人先輩を撮影するうち、顔だけじゃない部分にも惹かれていき、本当の恋をするという様子が描かれる。
ある種、才南が振り回されている状況とも言えるアカウントのための撮影。
そんな中で絡んでくるのが、才南のクラスメイトの土井垣。
才南が奏人のアカウントの中の人であることを見抜き、彼女のことを心配する土井垣。
いつも前髪で目を隠して、モッサリした印象であるが、実はイケメンで才南のことが好きであることが判る。
ここはオーソドックスに三角関係が勃発する。
おそらく奏人も才南のことが好きだろうと匂わせるが、才南と土井垣の様子に嫉妬し、やがて才南と距離を置くようになる。
果たして、才南と奏人の関係はどうなるのか。
ラブストーリーも色々設定あるが、展開としてはオーソドックスではあったかな。
才南の妄想っぷりに笑わせられ、面白いラブコメであった。
演じた宮世琉弥、中島颯太がイケメンかは判断しかねるが、才南演じた久間田琳加は可愛い役柄であった。
/5
監督:耶雲哉治
出演:宮世琉弥、久間田琳加、中島颯太、米倉れいあ
於:グランドシネマサンシャイン池袋
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