CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-028「ラスト・パニッシャー」(カナダ・アメリカ)

2020年01月19日 23時04分29秒 | カナダ映画
今日こそ再出発の日だ
 ボスの身代わりとなって殺人罪で服役し、19年ぶりに釈放されたフランク。これまで一緒に過ごせなかったひとり息子ジョーイとの家族の時間を埋め合わせるべく、穏やかな日々を過ごしていた。
 そんなある日、致死性の不眠症で余命わずかと診断されたフランクは、自分の命が尽きるまでに、服役中に大切な人の命を奪った裏切り者たちを制裁することを決意する。(「作品資料」より)


 「KILLERS キラーズ 10人の殺し屋たち」に続くニコラス・ケイジ主演のサスペンス・アクション。

 ボスの身代わりで殺人罪で服役し、19年ぶりに出所したフランク。
 彼を出迎えたのは、息子のジョーイ。

 身代わりとなることによって得た金で、ジョーイと2人で豪遊するフランク。
 このまま息子と時間を過ごすかと思われたが、フランクには出所後に実行しようと考えていたことがあった。

 自分をこのような状況に陥れ、愛する者を奪ったボスたちに復讐しようと考えていた。

 しかし、フランクは致死性不眠症を患っており、余命も僅かという状態。

 息子と過ごす時間を大切にすればいいと思うが、それでも復讐を果たそうと動き出す。

 これ程復讐に拘るのは、いったい誰が殺されたのか。
 妻なのかと思ったが、話が進んでいくうち、妻が死んだことには関係がないことが判ってくる。

 病気のせいか、時折幻覚のようなものを見るフランク。

 そんなフランクの様子を見ていると、何となくこれは幻覚、幻想なんだろうなということが推測できる展開。

 そんな中で、フランクは復讐を果たすことが出来るのか。

 そして、やがて行き当たる真実。

 息子との関係で苦しみ、非情になり切れない男の哀切も描かれたリベンジ・アクション。

 ラストはやはりこういう展開になるのかと思わされる、ちょっと哀しい結末だったな。

/5

監督:ショーン・ウー
出演:ニコラス・ケイジ、ベンジャミン・ブラッド
   ノア・ル・グロ、カロリーナ・ヴィドラ、モハメッド・カリム
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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