CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-217「スリープ」(韓国)

2024年07月23日 00時24分22秒 | 韓国映画
医学がダメなら神的な力に頼るしかない

 ヒョンスと妻スジンは我が子の誕生を控え、幸せな結婚生活を送っていた。

 ある夜、スジンの隣で眠っていたヒョンスが突然起き上がり「誰か入ってきた」とつぶやくと、それに呼応するかのように家の中に不穏な気配が漂いはじめる。翌朝、下階の住人から、明け方の騒音が1週間続いていると苦情が入るが、ヒョンスもスジンも身に覚えがない。その夜からヒョンスは眠りにつくたびに異常行動を繰り返すようになり、頬をかきむしったり、生魚を丸のみにしたり、窓から身を乗り出したりと次第にエスカレートしていく。

 夫婦は睡眠クリニックの受診を決めるが、スジンの母は超自然的な力に頼るべきだと話し、巫女から手に入れたお札を夫婦に渡す。(「作品資料」より)


 あるマンションに住む夫婦が恐怖に陥る様を描いたサスペンス・スリラー。

 出産間近のスジンと夫のヒョンス。

 ある夜を境にヒョンスが夜中に起き出し、部屋の中を歩き回るようになる。

 ヒョンスの行動も怖いのだが、部屋の雰囲気も怪しいものがあり、何かが出てきそうな感じがする。

 ヒョンスは毎晩起き出しては奇行を繰り返すようになる。

 2人は睡眠障害のクリニックを受診することにする。

 スジンの母親は、超自然的な力に頼るべきだと進言する。

 スジンは母親を一蹴するが、観ている側としては、霊にとり憑かれたのではと思わされる。

 ついには悲劇が起こり、子供が産まれると、スジンの恐怖が募っていく。

 そこから違う意味での恐怖が見られるが、クライマックスは緊迫感MAXとなっていく。

 果たして、ヒョンスは睡眠障害なのか、何かに憑かれているのか。

 最後の最後までハッキリしたことを表さず、惹き込まれる話で、面白かった。

 あれだけのことをして、結末後はどうなるのかというのは気になったな。

 そして2匹のポメラニアンが可哀想だった。

/5

監督:ユ・ジェソン、

出演:チョン・ユミ、イ・ソギュン

於:シネマート新宿

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