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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-097「プレゼンス 存在」(アメリカ)

2025年03月21日 00時03分54秒 | アメリカ映画

新しい鏡より古い鏡の方がいい、全てを見てるから

 崩壊寸前の4人家族が、ある大きな屋敷に引っ越してくる。一家の10代の少女クロエは、家の中に自分たち以外の何かが存在しているように感じられてならなかった。

 “それ”は一家が引っ越してくる前からそこにいて、“それ”は人に見られたくない家族の秘密を目撃する。クロエは母親にも兄も好かれておらず、そんな彼女に“それ”は親近感を抱く。

 一家とともに過ごしていくうちに、“それ”は目的を果たすために行動に出る。(「作品資料」より)

 

 ある家に引っ越してきた家族が、体験する不思議な現象を描いたホラー。

 冒頭、家の中から内見にきた家族を映し出し、その後も家の中の家族の様子を映し出す。

 娘のクロエがふと何かを感じたようにカメラに視線を向ける。

 やがてカメラは家の中に潜む何かの目線であることが判る。

 何かは家族の様子を見ている。

 クロエは友人2人を立て続けに亡くし、情緒不安定に陥っているよう。

 父のクリスはそんなクロエを心配するが、母親のレベッカは息子のタイラーを偏愛している。

 水泳の花形選手であるタイラーであるが、性格はよろしくない。

 そんな妻と息子にうんざりするクリス。

 崩壊寸前の家庭である。

 そんな中、クロエだけが感じていた何かの存在を家族も知る。

 果たして何かは霊なのか。

 その目的は何なのか。

 常に見ている何かの存在がじわじわと来る。

 悲劇が起こるのかと思われる中、クライマックスは別の事実が明らかになる展開。

 興味深いホラーであった。

/5

監督:スティーヴン・ソダーバーグ

出演:ルーシー・リュー、クリス・サリヴァン、カリーナ・リャン、エディ・メデイ、ウェスト・マルホランド、ジュリア・フォックス

於:TOHOシネマズ池袋



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