CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-349「スリ・アシィ」(インドネシア)

2023年12月31日 22時36分52秒 | インドネシア映画

怒りと欲では力が出ない

 ジャワ島のムラピ山が噴火し、車で逃げまどっていた若い夫婦が事故で亡くなる。

 生まれたばかりだった彼らの子どものアラナは孤児院に引き取られ、やがて正義感の強い少女へと育っていく。大人になったアラナは格闘家として活躍していたが、時折、激しい怒りに飲み込まれそうになることに悩んでいた。

 そんなある日、トラブルに巻き込まれたアラナは、彼女をずっと見守ってきたという謎の組織に助けられる。

 そこでアラナは自らに秘められた運命を知ることとなる。(「作品資料」より)

 

 インドネシア初の女性ヒーローを描いたアクション・エンターテインメント。。

 養母の下で格闘家として活躍しながら過ごすアラナ。

 そんなアラナは新たな伝説のヒーローであることを告げられ、〝スリ・アシィ〟として火の女神の復活を阻止するために立ち上がる。

 インドネシアのコミックが原作であり、「グンダラ ライズ・オブ・ヒーロー」に続く〝ブンミラゲット・シネマティック・ユニバース(BCU)〟の第2弾ということらしい。

 アラナの夢に現れ、悩ませる火の女神が復活を遂げようとしている。

 そして、火の女神の僕として悪魔の精が5体いる。

 この話を聞いて、何となく本作の行き先が見えたような感じだったな。

 警察をも抱き込む悪徳実業家がある企みを立て、彼が悪魔の精だと確信したスリ・アシィたちは、彼の企みを止めようとする。

 彼の目論見は1000人の人間を一斉に殺し、悪魔の軍団を作り上げようとすること。

 果たしてスリ・アシィはその目論見を阻止出来るのか。

 予想は出来ていたが、悪魔の精の思わぬ正体やその対決など、ヒーロー・アクションとして面白かった。

 話の結末も予想どおりで、エンド・ロール中にも映像があり、まだまだ話が続いていく。

 本国では製作されるのだろうが、日本で公開してくれるかな。

/5

監督:ウピ

出演:ペフィタ・ピアース、レザ・ラハディアン、クリスティン・ハキム、ジェフリ・ニコル、ディマス・アンガラ、アリオ・バイユ

於:シネマート新宿


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