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世界人口70億人に!日本の人口増加策について考える

2011年11月02日 00時00分55秒 | リバティ、幸福・ 関連記事 

世界人口70億人に!日本の人口増加策について考える

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[HRPニュースファイル075]転載

国連人口部の推計は、2011年10月31日、世界人口が
70億人に達すると発表しました。国連人口部は、
世界人口が80億人に達するのは、2025年前後になると
推測しています。

人口増加は特に、サラハ以南のアフリカで顕著で、
8億5632万人と、10年間で28%も増加しています。

しかし、世界人口が急増する中で、日本では人口減少、
少子化が進んでいます。

人口減少や少子化の理由は様々ですが、特に、
日本国内の年間人工中絶件数は30万件とされ、報告が
ない件数を含めると、年間100万件を超えると言われます。

経済的理由や、相手の理解を得らないなど様々な事情が
ありますが、「中絶を余儀なくされる中には、必要なサポート
や、里親や養子縁組という受け皿が広がれば、出産に
こぎつけるケースがかなりある」と言われています。

「養子縁組」は法的に親子関係を結び、里親は児童相談所
から一定期間子供を預かる制度です。

「里親」制度とは、親の不在や虐待、様々な事情により
親元で暮らせない子供を、都道府県などの委託を受けた
一般家庭の親が育てる仕組みのことで、「里親」には
食費などの生活費や手当が公費で支給されます。

2010年3月現在、認定・登録された里親は7185人、里子は
3836人となっています。私は、日本はもっと「里親制度」への
関心を高めていくことが大事だと感じます。

日本では、保護を必要としている子供の9割は「集団施設」で
育てられ、いまだ里親の元で育てられるのは1割未満です。

一方、海外では、要保護児童が「集団」ではなく、「里親や養子」
に委託されている割合は、オーストラリア91.5%、
アメリカ76.7%、イギリス60%です。

多くの先進国が「家庭の愛情を知って育つ」里親や養子縁組
という「家庭的擁護」にシフトしているのに対し、日本は先進国で
唯一、「施設擁護」中心になっています。その背景には多くの
要因があると思います。

・血縁を重視する文化

・欧米のキリスト教のような宗教的背景をもたず、社会的養育に
関心が薄い。欧米は「神から与えられた子」という意識が強く、
障害のある子供でも積極的に里子として迎える。

・育児不安。日本では子育てに負担感を持つ親が多くなってきている。

などがあげられます。

日本では、いまだ里親は「特別な人」とする風潮があります。

しかし、積極的に取り組む市町村も増えてきました。
福岡市は2005年に推進に乗り出し、里親の登録総数43世帯(05年)
だったものが85世帯(10年度)へ、里親に委託された子供数も
27人から105人と大幅に増えました。
子供たちの変化を見て、「愛情を注いで育てる里親力」を
再認識していると言います。

幸福実現党は、少子化対策として、住宅、教育、交通、保育所
などの社会インフラの充実や外国人の受け入れなど提言し、
養子縁組、里親支援も奨励しています。

里親と里子は血のつながりはなくとも、日本人が大切にしてきた
「ご縁」を感じ、家族の絆と、生命を育むことの尊さ、喜びが
身にしみて分かります。

ぜひ、日本でも広く「里親」制度を広く知って頂き、
里親や養子縁組が広がっていくと良いと思います。

(文責・竜の口法子)
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