
私にとってオーディオは未知の世界でその奥の深さに驚かれされる。
最近、巷で話題のDACに興味を持った。
流行りのハイレゾなど体温計のピ!ピ!音が聞こえ辛い私には無用の長物だが昔のCDをDACを通して聴いたらどんな音になるかと思い試してみた。
DACは何とゲーム機PS3を機器に選んだ。
CDは44.1khzでサンプリングして収録されているがPS3のPCM出力は標準で48khzこれを本体アップデートにより更にアップサンプリング出来るようになった。それもかなり前に。

そしてPS3をCDプレーヤーそしてDACとして実際に使用してみた。
PS3とヤマハRX-Vシリーズとは光デジタルケーブルで接続した。
PS3でCD再生しアップサンプリングされてるかアンプ側を確認する。
(掲載画像のinput Analog表示はAV端子の映像入力)
PCM 176.4khzと表示され確かにアップサンプリングされている。
NAS上のMP3も同様だった。これなら既にNASに取り込んだ膨大な数のMP3の楽曲をリニアPCMでやり直す必要はない。
DACは前処理段階で4倍8倍と倍数でオーバーサンプリングしビットマップ処理しているとの情報に触れる。
だとするとPS3は音源の44.1khzを8倍の352.8khzにオーバサンプリングしビットマップ処理して176.4khzで出力しているのか?あくまで推測の域を出ないが。
サンプリングにビットマップ処理など用語に接し現役時代の仕事を思い出してしまった。
取得した生データはそのままでは使えないのでバッファリングしたり演算したりして使えるデータへと処理する。
ノウハウの部分だからメーカーはアルゴリズムなど手の内は明かさないだろう。
音質がクリアになり楽器が増え今まで聴こえなかった音が聴こえるように感じた。多分、いやきっと気のせいだろう。
PCにDACをUSB接続しCDクリッピングにアルバム情報追加など面倒な作業も要らない。
ネットジュークNASの楽曲をPS3(DAC)経由でアンプ出力、私にはピッタリの構成である。