天ちゃんのママ

私にとって、とても大切な友人「天ちゃんのママ」

いつでも元気な様子を見せて、神様に愛されて幸せ、と
毎日、感謝しながら過ごしている彼女。

見ているだけで、こちらも励まされる。

そんな彼女が、本当はあまり丈夫ではなく、元気なふりを
して見せることも知っている。

毎月、お医者さまに云われて、定期検診を欠かせない彼女。
今月の検査で心配な箇所が見つかった。すかさず大きな病院へ。

昨日、検査の結果が出た。心配で、病院から帰る頃に、お家へ
顔を見に行く。心配していたことが、現実として突きつけられる。

それでも、笑っている彼女。
神様と一緒だから、私は平安なの、と云う。
ある意味、理解できる。私も、同じ意味なら平安なのだ。

それでも、現実のさまざまを考えると・・・
昨夜は、よく眠れなかった。

思いが通じたように、朝一番で電話が入った。
話したいことがあるから、お昼に来て！と。

手術を受けて、ハンディキャップが増えたら、周りの人に迷惑を
かけるので手術を回避したいと云う。
今のままで充分に恵まれているから、と。
それで、命にリミットが与えられても、平安だから、と。

人間は、みんな気付いているにしても、気付かずにいても
誰かに迷惑をかけながら生きている。
神様は、本人がどんなに終わりを望んでも、その人に使命が
あるかぎり、この世で生かし続ける方。

最善の選択がなされていくように、と心から祈っている。


彼女の大切な猫、天は、いつものように彼女の座布団を取って
穏やかな顔で、穏やかな姿で横になっている。
彼女に守られながら、穏やかに安んじている。