日本への研修

再来月に我社の社員の一部を
日本の親会社まで研修に行かせることにしました。

日本の進んだ管理技術を学習し・・・という一応の目的はあるのですが、どのような結末になるのか？
やってみないと判らない、というのが正直なところ。

今後のキーマンになり得る存在がひとりでも多く出てきてくれることを願っています。

日程を中国人董事長に相談したところ、なんと！
「朝に東京本社に行って、京都の研究所に行って、大阪に行って、昼から工場へ行って・・・その夜に上海へ飛んで・・・」

あのー・・・一言いいですかあ？

「どこでもドアでも持っとんのかいっ！」

春の陽気

今日は日曜日。
日本の春と変わらない陽気になってきました。

今日はパスタを求めて、バスで少しはなれたスーパーへお買い物。
そこには海外食材コーナーがあり、欧米中心の食材を手に入れることが出来ます。

パスタのほかに韓国製ロッテののど飴（日本と同じ味です）日本製、明治のアーモンドチョコなどを入手。値段は日本の２倍くらいして高いのですが、やっぱり慣れた味は恋しくなりますよね。
さて、次はパスタソースに挑戦予定ですが作り方がわかりません。
どなたかご伝授くださいな。

写真はデパート前の歩道。歩道とは名ばかりで、車がクラクションならして
歩行者を蹴散らし通っていきます。中国では、ここでも車優先です。

中国の春巻なんか嫌いだ

最近、コメントの話題がお下劣になってきたので軌道修正しようと思います。（そうです、全て私が蒔いた種。すいません・・・）

ということで食べ物の話題です。（・・・逆効果かな）
突然ですが、私は春巻が大好きです。特にチーズや春雨、アスパラなどをはさんで辛子醤油でいただく、これ最高です。

この前、スーパーで冷凍食品の春巻を発見！どうです、写真でもおいしそうでしょ？いそいそと家に帰り、さっそくフライパンで温めます。炊き立てのご飯も用意し、いただきまーす。

パクッ、エッ？なに、これ。　中身はなんと黒あん。あっあまい～
こんなもん、餃子のよこで売るなっちゅうの
（しかも辛子醤油との組み合わせは最悪）

世界銀行来場

中国に来て、何ヶ国の方々と知り合ったでしょうか？
今日は世界銀行のスタッフが、我社に聞き取り調査に来ました。

世界銀行って、確か日本が東海道新幹線を作ったときに
資金を借りた機関ですよね。その程度の知識しかありませんでした。

今日、来場したのは３名。
リーダーはカンボジア人の女性マネージャー（ドクターでした）
あとはアフリカと欧米と思われる男性２人。

発展途上の国、エリア、の政府、自治体、企業の実態を調査し、
要望を吸い上げ、貸し出しの仲介をすることが彼らの仕事とのこと。
先日は４カ国でしたが、今日は５カ国。ただし今日はずっと英語
だったので少しは落ち着いて話が出来ました。

文化の違いの話題になったとき、カンボジアのマネージャーが
「私も最初に香港に行ったとき、エスカレーターのスピードが
速くて怖くて怖くて・・・」と言っていました。
そんな彼女には是非、新疆の定員２名の対面式トイレを体験して
欲しいものです。　あー恐ろしい。

祝WBC日本決勝進出

今日は、日本と同じでウルムチも風の強い一日でした。
街中はまだ雪や凍結が残っていますが確実に春に近づいています。

待望の休日。昼まで寝坊してインターネットをつけるとWBCの速報中。
中継が見られないので速報に一喜一憂。
勝利が決まった瞬間思わずガッツポーズ！
日頃は、身の安全のため韓国人で通している私ですが、今回ばかりは
日本人の血が騒いでしまいました。
おっと、私の居住区には韓国の方もいらっしゃいました。
外では静かにしときます。

この季節には珍しい暖かな日差しに誘われて街の中心までDVDを探しに
出ました。６元（８５円）のタクシーに乗って心地良い風を顔に受けます。
DVDは一枚７元から１０元。最近は韓国の映画がものすごく増えてきました。
３軒回ってスイングガールズ、terminalなど約２０枚を購入。
中国語の字幕でお勉強、お勉強。

写真は街で見かけたワニ料理店、ではなくて西洋料理店。ワニの口が
店の入り口です。

真面目なロシア人

この二日ほど通信の状況がすこぶる悪い。
また政府の仕業か・・・？

昨日はロシア人のお客様来場。身長１９０ｃｍ、風貌はブラッドピットをおもわせる好男子。
モスクワ大学国際経済卒、３３歳。独身。空手を修得し、好きな作家は村上春樹という日本通でもありました。
この歳で社員数百人を抱える代理店の会長という肩書き。
私の通訳（３１歳、一人の子持ち）は「かっこいい、かわいい」を連発。
まったく、そんなことより仕事しろって！

昼食は、会社の食堂で。前日のドイツ人のお客様も合流して、中、独、露、日の４カ国談義となりました。
ロシアの彼が
「私が結婚しないのは、家族を守る充分な基盤が出来てから、結婚しようと思っているからです」
には残り３カ国代表は「うーん、立派！」
でも、新疆の民族問題の話が出たときに、彼が
「カザフスタンも本当はロシアの国の一部です」
と言っていたのには、なんとなく根深い政治問題を感じてしまいました。

二週間おきには自宅に帰っているというドイツ人。結婚したら絶対、家族と離れては暮らさないというロシア人。
金髪連合に対して、アジア連合は、ただただ聞き役。

人間の幸せってなんなんでしょう？

羊肉好きなドイツ人

今日はドイツのお客様の接待でした。
中国の会社で、それも中央アジアにきてロシア人、ドイツ人の相手をする私は一体なに者なのでしょうか？？

この歳になると本当に頭脳が言うことを聞きません。今日もドイツ人相手に中国語で話しかけていました。それも超簡単な話題。
えっ？これ、英語でなんと言うんだったっけ？中国語ならすぐわかるのに・・・
ひどい時は、我（ウォ）would　like　to　説明（シュオミン）～てな感じで中国語と英語が混ざってしまう。重症です。

今日のお客様は、ドクターストップがかかっているということでお酒は少々。私にとっては非常にありがたい方だったのですが、ひとつの難点は羊肉好き。羊肉苦手な私としては、
「ドイツ人なんだから牛食え、牛！フランクフルトソーセージ万歳！」
と言いたかったですが、出てくる肉は全てメェー、メェー、メェー。
お陰で今日の夜は菜食主義者となりました。

因みに明日はロシア人の接待です。
スパシーバ！

3月8日って何の日？

今日は久しぶりに街の中心まで買い物に行ってきました。
えっ？なにを買いに行ったのかって？
靴に決まってるでしょ！

さて、今日の話題。
日本から帰ってきた翌日（3月8日）に会社へ行くと、いきなり
「今日は夜に行事がありますから出席してください」
といわれた。（相変わらず部下に指示される総経理、トホホッ）

えっ？なにがあるの？と聞くと
「今日は、国際婦人デー。会社の女子社員を慰労する日です」
だって。
むかし、千葉にいた時「全国母親大会」なるものがあることを知った
ときと同じくらい理解できひん・・・
調べてみると確かに3月8日は国際婦人デー。
「1904年、ニューヨークの女性労働者たちが女性参政権
の運動を起こしたことを記念する日」と書いてある。

中国では女性の地位は（日本と違い）高く、各界で活躍しています。
家庭においても、私の知る限り女性優位で、それを当然と考えている
中国人が多いです。
なのに、わざわざ慰労せんでも・・・と私は思ったのですが、
私の通訳（中国人女性）は、
「自分の得になるからやるべきです！」
ああ、やっぱり中国人気質は健在。

その夜、総勢100名を越える我社の女子社員を前にして
私のあいさつ
「いつも現場で作業着姿を見ているとわからないけれど、
こうやって見ると、きれいな方ばっかりですね。」

それが原因かどうか判らないけれど、その日は意識不明
になるまで飲まされ、帰宅途中で頭をぶつけ頭から血を流して
家にたどり着く羽目になりました。
中国の女性は強すぎる・・・

こんな失態するか？

今回の出張での話題は尽きないのですが、後にも先にもこれ１回、という大失態のお話です。
中国へ戻る日の朝、予定より早くタクシーが呼びに来たので慌てて家を出ました。３０分後に電車の駅についてスーツケースをトランクから出そうと、ふと足元を見ると、靴が・・・・(写真参照）
今から戻ったら飛行機には間に合わない。どうしよう・・・こんな朝早くには靴屋も開いてないし・・・ああ、電車にも遅れてしまう・・・
とりあえず空港まで行ったら靴を売ってるかも・・・
荷物で足元を隠しながら電車に乗り込み、ひたすら神様に祈ったのでした。
関西空港は人でいっぱい。意味無いこととは思いつつ、片方の靴のかかとをわざと踏んで足を引きずって歩かざる得ませんでした。（ほんとに意味無い）

関空ビルのなかを、足を引きずった変な奴はひたすら靴を捜し求めましたが、結果は・・・だめ。空港で靴売っても誰も買わないもんなあ。

しかたがない。４０００ｋｍ我慢するしかない。ということで（足をひきずったまま）誰が見ても怪しい男は出国ゲートへ。大きなスーツケースは預けてしまったので、もう足元を隠すものはなにもありません。出国管理管は愛想笑いでパス。

飛行機に乗り込むとすぐ機内スリッパに履き替え。ひとときの安心感。それも束の間。北京国際空港では国際線から国内線へとターミナルを５００ｍほど歩かねばなりません。中国の皆さん、指差して笑わんといて・・・

結局、１５時間。ウルムチの自宅に着いた時には、かかとを踏まれた靴はグシャグシャになってスリッパと化していました。もう履けへんわ。くそっ！

国際会議

今日、日本から戻ってきました。ウルムチの気温は3度。
少し離れているうちに、本当に暖かくなりました。
飛行場まで迎えに来てくれた車の運転手に言わせると、あと二週間で夏になるそう・・・・ホンマかいな？？

前のブログに書いたように、今回の日本出張は海外関係会社のトップが一同に会した会議が開かれました。研鑽会という名のグループディスカッションもありました。そこであった面白い話。
我々のグループは、中国（３社）アメリカ（２社）韓国（１社）オランダ（１社）ドイツ（１社）という組み合わせ。正直言って、英語から遠ざかっていた私にはん内容はほとんど理解できませんでしたが、議論のリーダーシップはいつもアメリカ人と中国人が取っていました。周囲の人間をよそに盛り上げるのは、やはり国家と同じ傾向のようです。そうすると、韓国もなかなかうるさそうですが、残念、彼は英語が全くわからなかったとのことで、非常に悔しがっていました。その分、夜のPART2（飲み会）ではハングル語の大声が響き渡っていましたが。