中国新疆通信

40歳すぎて初めての中国生活。あいた口が塞がらない。

こんな失態するか?

2006-03-10 01:12:45 | その他
今回の出張での話題は尽きないのですが、後にも先にもこれ1回、という大失態のお話です。
中国へ戻る日の朝、予定より早くタクシーが呼びに来たので慌てて家を出ました。30分後に電車の駅についてスーツケースをトランクから出そうと、ふと足元を見ると、靴が・・・・(写真参照)
今から戻ったら飛行機には間に合わない。どうしよう・・・こんな朝早くには靴屋も開いてないし・・・ああ、電車にも遅れてしまう・・・
とりあえず空港まで行ったら靴を売ってるかも・・・
荷物で足元を隠しながら電車に乗り込み、ひたすら神様に祈ったのでした。
関西空港は人でいっぱい。意味無いこととは思いつつ、片方の靴のかかとをわざと踏んで足を引きずって歩かざる得ませんでした。(ほんとに意味無い)

関空ビルのなかを、足を引きずった変な奴はひたすら靴を捜し求めましたが、結果は・・・だめ。空港で靴売っても誰も買わないもんなあ。

しかたがない。4000km我慢するしかない。ということで(足をひきずったまま)誰が見ても怪しい男は出国ゲートへ。大きなスーツケースは預けてしまったので、もう足元を隠すものはなにもありません。出国管理管は愛想笑いでパス。

飛行機に乗り込むとすぐ機内スリッパに履き替え。ひとときの安心感。それも束の間。北京国際空港では国際線から国内線へとターミナルを500mほど歩かねばなりません。中国の皆さん、指差して笑わんといて・・・

結局、15時間。ウルムチの自宅に着いた時には、かかとを踏まれた靴はグシャグシャになってスリッパと化していました。もう履けへんわ。くそっ!