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ニューヨーク・ヤンキース【2006】戦力分析

2006-01-28 20:14:32 | New-York Yankees
【スターター】ランディー・ジョンソン マイク・ムッシーナ 
王建民 ショーン・チャコーン アーロン・スモール 
カール・パヴァーノ ジャレット・ライト
【セットアッパー】タニヨン・スターツ カイル・ファンズワース
マイク・マイヤーズ ロン・ヴィローン オクタヴィオ・ドテル
【クローザー】マリアーノ・リヴェラ

【スターター】候補が「7人」とダブつき気味。昨シーズン1年だけの実績から言えば、上記5人で決まりだが、パヴァーノとライトの過去の実績は無視できない。スプリング・トレーニングで熾烈な競争になりそうだが、セットアップ経験のあるスモールや元クローザーだったチャコーンは、それを口実に早々にブルペン行きが「内定」してしまうかもしれない。気の毒、だ。昨シーズンの論功行賞なのに。
【セットアッパー】は一気に充実。左腕二人に速球派のファンズワースとドテルを補強した。これで長年のブルペンの不安が消滅。【クローザー】のリヴェラに万一のことがあれば、速球派の二人でカヴァーできる。

1番センター ジョニー・デーモン
2番ショート デレック・ジーター
3番ファースト ジェイソン・ジアンビー
4番サード アレックス・ロドリゲス
5番ライト ゲーリー・シェフィールド
6番レフト 松井秀喜
7番キャッチャー ホルヘ・ポサダ
8番DH バーニー・ウィリアムス
9番セカンド ロビンソン・カノ (ミゲル・カイロ)

 松井秀喜が6番に座る強力打線「完成」。日本人としては松井にクリンナップを打って欲しいが、現状では厳しい。ジアンビーにスランプが再発しない限り……だが。
 1番にデーモン。これが今シーズンのヤンキースの「目玉」。長年ずっとヤンキースの1番といえば、ジーターだったが、文化が変わる。それがどう影響するか? 髪も髭も剃って、ニューヨーク1年目のデーモン。プレッシャーに打ち克てるか?

 それにしても、選手層が薄い。控えで目ぼしい選手はセカンドで復帰したカイロぐらいだ。控えキャッチャーでジョンソン専用だった、ジョン・フラハティーも「ライヴァル」ボストン・レッドソックスへ移籍した。どうするのだろう? DH要員で代打の切り札だった、ルーベン・シエラの損失も痛い。
 今シーズンは投手陣の補強に「精」を出しすぎて、野手陣の補強が限りなく「0」に近い。これで戦えるのだろうか? 不安、だ。シーズンに入ってから、あるいはスプリング・トレーニング中に「動き」がありそうだ。放出されるとしたら、やはりダブついている【スターター】陣からか?

「ピアザのヤンキース入り消滅」とNY紙(MAJOR.jp)


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