8月26日、豊島区長はじめ区内の各種団体や企業、区議会議員の方たちと路面電車の視察に行きました。
早朝の飛行機で、まず岡山市。路面電車が市内を走っていますが、2両編成の低床「MOMO」は1台だけです。
(MOMOの車内)
(市電と同じ軌道上を走ります。ホームと電車入り口高さに注目)
(これがMOMOだと ↓ になる)
47名の大視察団で試乗しました。内部は木製のレトロ調。通勤・通学だけでなく貸切でワイン車にもなるそうです。
乗車賃は100円(一部140円)で採算は、企業全体として黒字とのこと。
(↓ ここからはSWIMO (スイモ) 川崎重工内での実験線です。)
昼食後はバスで一路兵庫県播磨へ。川崎重工播磨工場で開発中の電池駆動低床「SWIMOーX」に、こちらは3班に分かれて工場敷地内を試乗。
3両編成で、真ん中は短い。これはカーブを曲がりやすくするためです。
1台2億4千万円。電池は5分の充電で10kmを走るというのには驚きました。
見かけも乗り心地も「電車」そのものでした。
「表面の顔を可愛いものに」「座席シートの色は」等、話はどんどん前に進んでいましたが、あれだけ大きな電車がサンシャイン通りを走れるのか?とても心配になりました。
公共交通を環境に良いものにするために、そして豊島区の顔となるようなものとして、路面電車は魅力がありますが、実現するのには課題がいっぱいです。(K)
国産LRTを期待してますが、デザインなんとかならないものですかね?やっぱり、市民に親しみを持ってもらえない乗り物は乗車率にも影響が出るし、まちの景観的にもどうでしょう。
SWIMO(スイモ)のデザイン性のなさ、さらに乗り場の微妙な段差が気になります。川崎重工さんには街の景観やバリアフリーが頭にある人材はいないのでしょうか?
辛口でしたが期待しています
>SWIMO(スイモ)のデザイン性のなさ
実験車は車両の最小の大きさを示すものなので、あれでいいのです。
デザイン性の高い(?)欧州の市電も、最小のモジュールに対して余計な鉄板やらガラスをくっつけることで高い(?)デザイン性を実現しています。(まぁsuimoが素っ気無さ過ぎなのは認めますが)
>さらに乗り場の微妙な段差
実際に運用する際には乗り場の高さを車両の床高にあわせて施工するので、完全なバリアフリーとなります。豊島区には荒川線のように旧態依然とした高床車を運用しながらホーム高を車両床にあわせて高くすることでバリアフリーを実現している好例があります。乗ったことありませんか?
素人がぱっと見で思いつくことは、プロの方はきちんと分かっています。そうしない(できない、しない)理由がきちんとあるので、頭ごなしに人格否定するようなコメントはかえって自分の品格を傷つけますよ。
#蛇足を承知で申し上げると、東京の西側出身の方にそんなチョンボをされる人が多いように思います(私は地方出身で足立区在住です)