今日のセミナーは大御所なのであまり発表の参考にはならなかったけど
内容はよかった。
David Livingston, M.D., Dana Farber/Harvard Cancer Institute, Harvard Medical School
Functional Analysis of the BRCA1 Gene Product
BRCA1とXistの局在が一致することを以前報告していたが、今回はその続きのクリニカルサンプルでの話が聞けた。
もともとBRCA1+/-なのに女性はほとんどLOHをおこして癌になっているが、男性はほとんど起こらないと言うことから、女性特異的に働いている機構が関係しているのではないかと言うところから始まっている。そこでXistを調べたら局在が一致していて、BRCA1+/-の細胞ではそれが消失していた。
この発想はすばらしい。
BRCA1+/-LOHの患者サンプルだけで起こっているのかと思ったら、他の原因で起こっている乳ガン由来のサンプルでXistの不活性化されたX染色体への局在が無くなっていることがわかり、この不活化の破綻が癌化に関わっている可能性を示した。
それが結果なのか原因なのかはわからないけど、何らかの関わりはあるのでしょう。
セミナーでも質問が出ていたけれど
性特異的にBRCA1+/-のLOHが調節されているのか、LOHを起こしたものは消え去るのか?
その辺が不思議??
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内容はよかった。
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Functional Analysis of the BRCA1 Gene Product
BRCA1とXistの局在が一致することを以前報告していたが、今回はその続きのクリニカルサンプルでの話が聞けた。
もともとBRCA1+/-なのに女性はほとんどLOHをおこして癌になっているが、男性はほとんど起こらないと言うことから、女性特異的に働いている機構が関係しているのではないかと言うところから始まっている。そこでXistを調べたら局在が一致していて、BRCA1+/-の細胞ではそれが消失していた。
この発想はすばらしい。
BRCA1+/-LOHの患者サンプルだけで起こっているのかと思ったら、他の原因で起こっている乳ガン由来のサンプルでXistの不活性化されたX染色体への局在が無くなっていることがわかり、この不活化の破綻が癌化に関わっている可能性を示した。
それが結果なのか原因なのかはわからないけど、何らかの関わりはあるのでしょう。
セミナーでも質問が出ていたけれど
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