埼玉県立近代美術館にて、ウルトラマン&ウルトラセブンの造形を展示する「ウルトラマン・アート!」展を開催中。
ウルトラマン。
ウルトラセブン。
バルタン星人。
メトロン星人はちゃぶ台の前にいる。ちゃぶ台を挟んで記念撮影も可。
ビラ星人。
マグラー。
ウルトラホーク3号。
ウルトラホーク1号。
ジェットビートル。
撮影可能の展示はほとんどが番組終了後の制作品。
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高山良策が手がけたゴモラの頭部(ツノは折られて欠けている)、ジャミラの円盤(炎上して原型をとどめていない)、パーツに分かれたキングジョーなど、実際の撮影に使用された立体は、あまりにもリアルなオーラを発しているようだ。夕陽を背景に一合切り結ぶメトロン星人とウルトラセブン、火を吹き暴れるネロンガに立ちはだかるウルトラマン、神戸港でキングジョーと死闘を繰り広げるウルトラセブン。これらのスチール写真にも強い力を感じる。強い力…、それはやはり、成田亨の言うカオスとしての怪獣対コスモスとしてのうるとらまん(セブン)という図式をくっきりと描けていたからだろうか。
その背景には、そうした二項対立だけでない概念を脚本に持ち込んだ金城哲夫の思想、それを受容できた現場の推進力などが複雑に絡み合っていたのjだろう、
高山良策の未発表絵画が展示され、シュルレアリストとしての個性をはっきり見てとれる。
桜井浩子さんのトーク・ショーに入れなかったのは不覚…。