親父記者の育児日誌

2人の子どもをもつ新聞記者の育児日誌

夢見る子供たち

2005-06-22 12:53:03 | Weblog
 娘は自分が見た夢をよく覚えている。夢を覚えているのはよくない、と聞いたことがあるが、覚えているだから仕方ない。朝目覚めると、どんな夢を見ていたのか細かく教えてくれる。この間は半泣き状態で「カラスが飛び方を教えてくれたのに、手をバタバタやっても飛べなかった」。別も日は「ドラエモンに会ったんよ。タケコプターをもらって空を飛んだ」とうれしそうに話してくれた。昨夜、面白いことが1つあった。子ども2人を寝かしつけていたとき、あまりに寝ない娘に「ほら、もう○○(息子)は寝ているだろう。もう夢を見ているぞ」というと、娘はキョトンとした顔で息子を指さして「そんなことないよ。だってここにいるじゃん」。一瞬、何を言っているのか分からなかったが、しばらくして納得した。娘は夢が頭の中の世界ではなくて、寝ている時に起きる「現実」だと思っていたのだ。思わず大声で笑ってしまった。やっぱり子どもは面白い。

晴れ時々曇り

2005-06-16 21:21:59 | Weblog
 2人が通っている保育所は子供にオムツをはかせない。手間だが、パンツが濡れる度にパンツ、ズボンを交換してくれる。洗濯物はびっくりするほど大量になってしまうが、オシッコをしたら服が濡れて気持ちが悪い、という嫌悪感を子供に日常生活の中から学ばせるのは大切に思う。家では面倒なので、ついオムツに頼ってしまう。それも手入れが楽な紙おむつに。息子はまだオシッコを教えることはできないみたいだが、うんちはかなりの確率で事前に教えることができるようになった。娘のように何も言わなくても自分でトイレにいき、パンツを脱ぐようなことはしないが、お尻に手をあてて顔をしかめる。活発な動きが鈍くなり、前屈みになったら要注意で、慌ててトイレに連れていく。余裕があるときは「トイレにいきなさい」というと、したいときはちゃんとトイレにいって蓋をあけるようになった。夕方、保育所に迎えにいくと、息子は自慢気な表情でトイレに向かい、子供用の小さな便器に座ると、シッコないない、といい、何もしていないのに、水をジャーと流して満足そうに笑った。この分だと夏ぐらいにはオシッコもトイレでできるようになるかもしれない。先生によると、昼間泣く回数がぐっと減ったという。今朝は別れる時にわっと泣いたが、そのあとはケロッとして、友達とままごとをして遊んでいたらしい。迎えにいった時も、積み木をせっせと箱にしまっていた。娘は園庭で泥団子づくりに夢中。表面がピカピカの団子をつくっては自慢気に見せびらかせにくる。
 娘も初めて保育所に連れていったころはよく大泣きしていたものだ。息子の泣き顔もあとちょっとだろう。子供の順応性はやっぱりすごい。

朝の散歩

2005-06-15 22:13:21 | Weblog
 今朝の起床は午前6時前。子供たちの攻撃にあい、まさかそんなに早くないと思って起きたのだが、時計を見てショック。あと1時間眠れたのに、と思ったが、すでに水で顔を洗い、子供たちを居間につれてきてしまったのであきらめた。昨日、突然洗濯機が壊れてしまったので、朝からバケツ2杯の洗濯物を車に積み込んで、娘と2人、近くのコインランドリーにいった。朝早すぎたのか客はもう1人、中年のおじさんがいるだけ。仕上がるまで30分あったので、近くのスーパーで買い物した後、周辺を散歩した。福山には市街地のあちこちに、いちじく畑があるのだが、ついこの間まで枝を落として丸坊主だったが、大きく枝と葉を伸ばし、生い茂っている。よく見ると、まだ青いイチジクの実があちこちから顔を出している。娘は「青いイチジク見つけた」と大喜び。しばらく、どっちが大きな実を見つけるか競争した。ほんのりとイチジクの香りが漂っている。あと1カ月もしたら、スーパーにも安い値段で出回ることになるだろう。そうしたら朝のヨーグルトにざく切りにしたイチジクを入れて、旬の味を楽しもう。息子が保育所で37度8分の熱を出したと連絡があった。泣きすぎて熱が上がったのか。明日は休ませようかな。迷うところだなあ。

涙も少しずつ減って…

2005-06-15 00:37:12 | Weblog
 まだ長男の保育所通いも今日で3日目。相変わらず先生に預けた瞬間、手を大きく前にのばし、火がついたように泣き出してしまう。体が大きいから声も響く。外まで泣き声が響き、ちょっとだけ胸が痛くなってしまう。1日中泣いていないか心配だったけど、迎えにいった妻の話だと、ご飯もよく昼寝もした様子。部屋に忍び込んで弟の様子を見にいった長女も「砂場で遊んでいたよ」といっていた。安心。まあ朝の大泣きもまもなくおさまるだろう。何しろ切り替えの早い長男のことだ。そのうち我が者顔で教室を練り歩くことだろう。子供たちは昨日からプールが始まった。ちょっと冷たい気もするが、子供たちは大張り切りの様子で、目をランランと輝かせながら、いかにプールが楽しく気持ちよかったかを聞かせてくれた。今日は湿度が高くて過ごしにくかった。子供にまじってプールに入りたいなあ。

息子の涙

2005-06-13 11:45:18 | Weblog
 1歳半の長男が先週末から娘と同じ保育所に通い始めた。一時保育を利用して自宅のすぐ隣にある保育所に通わせていたのだが、一時といいながら頻繁に通わせているので、それならと通年で通わせることにした。半年も通っていたので、先生たちにもなれ、特に担当のK先生にはすっかりなれて「しゃんしゃい、しゃんしぇい」とついて回り、姿が見えないだけで泣くほどのお気に入りの様子だった。新しい保育所には、お姉ちゃんの迎えでよく通っていたが、やっぱり自分が通うのとは違うようで、様子が違う部屋の雰囲気に体は引き気味。初日は大泣きで、先生によると、昼ご飯も食べないで1日中泣いていたという。今朝も担任の先生に息子を預けた瞬間、大泣き。鼻水もたらしながら大粒の涙を流し、腕を伸ばして「置いていかないでくれ」と叫んでいるようだった。後ろ髪をひかれながらも、しばらくの辛抱、と保育所をあとにした。娘も心配なのか、ちらちらと息子の部屋をのぞきにきていた。また元気に動き回るのはいつのころだろう。迎えに行くときは、笑顔だといいなあ。

ザリガニ採り

2005-06-06 01:03:41 | Weblog
 今日は100円ショップで買った網を手に、子供2人を連れてザリガニ&バッタとりに出かけた。といってもザリガニは家の周辺を流れている排水溝にいる。台所の汚水が流れ込んでいるのか汚れもきつく、場所によっては泡がもこもこしていたりする。それでもさすがザリガニ。その汚い水の中で、ちゃんと繁殖を続けている。小学生のころは、それこそ毎日のようにザリガニとりに明け暮れた。絶好のポイントはコンクリート舗装されいない線路脇の排水路で、水も透き通り、ザリガニがうようよいた。ただ一つ難点があって、電車が通過するときに隠れていないと、電車が急停車して、車掌に追いかけられてしまう。大体逃げ切っていたのだが、2回ほどつかまり、学校に通報するぞ、と脅されながら説教された。今なら大問題になりそうだが、まあのんびりした時代だった。田植えの時期のせいか、排水路の水量がいつもより多く、今日は水底までよく見えなかった。一度ミスすると、ザリガニが泥を巻き上げて逃げてしまうので、しばらくの間、何もできなくなってしまう。それでも小型のザリガニを4匹ほど捕まえた。不漁なのだが、子供達は初めてのザリガニとりに興奮気味。バケツにいれてさんざん観察した後、排水路に逃がしてやった。

あっという間に、もう6月

2005-06-04 21:57:48 | Weblog
 忍耐力のないB型のため、ちょっとさぼるつもりが、もう6月。もう半袖。気温もうなぎ登りで、最近は夏でもないのに30度を超える真夏日が続いている。恥ずかしながら、子供たちの成長記録を残すため、静かに日記を再開します。「根性なし」とののしっていた嫁にはもちろん内緒。
 春先まで風邪を繰り返していたチビ2人はすっかり元気なって今では真っ黒。長髪だった息子の髪の毛も初めて美容院でばっさり切り、すっかり男前君に変身してしまった。娘は2月生まれのくせに保育所の同級生の中で、身長、体重とも1番。肥満児のようなことはないが、お尻も足もぷりぷりで、よく息子にかみつかれている。この2カ月で変化したことと言えば、メダカを飼い始めたこと。形から入るB型ゆえ、まず花柄の蓮を入れる陶器(直径30センチほど)を買い、近くのペットショップで10匹200円のヒメダカを20匹買った。ところが1カ月ほどすると綿毛のような白いモアモアが次々にメダカをおそい、一挙に半数ほどが死んでしまった。さすがにあわてて治療薬を買い、水草も買い替えた。これが効いたのか死亡メダカは一挙に減り、新たに10匹の新入りを加えて、再び平穏な日々が戻ってきた。今日はこれで終わり。

感染性胃腸炎

2005-03-18 08:22:14 | Weblog
 先週末、感染性胃腸炎にかかり、久しぶりに寝込んでしまった。嫁さんから娘に移り、娘からもらってしまった。それほど激しい症状はなかったが、胃がキリキリと痛み、全身からするすると力が抜けてしまった。一度腰を降ろすと地面に吸い込まれてしまうようで、身動きがとれない。せっかくの3連休も病気療養で終わってしまった。正月以来、とにかく病気が蔓延している。順番にかかり、一通りしたころには、次の病気が始まっている。この悪循環も、春を機に一新したいものだ。まもなく新学期。娘はひとつ学年が上がり、教室も移動する。保育園もあと2年。再来年の春には小学生だ。

再びパンづくり

2005-03-11 20:25:55 | Weblog
 何でも形から入るB型のため、パンの材料を扱うHPを見ていたら、無性にいろいろ欲しくなってしまい、通販で北海道産の小麦とかレーズン、無塩バターなどを買い込んでしまった。そのうち段ボールで届くだろうから、きっと嫁さんに呆れ返られることだろう。せっせと職人のようにパンを焼き続けることにしよう。娘が熱のため、保育所から戻ってきた。朝、家を出るときに寒いと体をまるめていたのに、あまり気にせずに連れて行ってしまった。ちょっと反省。さっき家に電話をしたら熱も下がって、おやつをおもって隣のおばちゃんの家に遊びにいったという。やんちゃな娘は先日も公園で転んで、鼻の横に目立つ傷をつくって帰ってきた。女の子なのに、生傷が絶えない。男の子ともせっせと喧嘩しているようだ。力では男の子には勝てないのだが、投げ飛ばされて投げ飛ばされても男の子に向かっていく。ちょっと心配だけど、たくましさが頼もしい。明日は休みだから、子供たちをつれてハイキングにでも行ってこよう。

遠足

2005-03-09 18:02:16 | Weblog
 今日は娘の遠足があった。といっても近所の春日大池というところに保育所からお弁当を持って歩いていくだけだが、娘はワクワクモードで、「遠足」という言葉にすっかり浮かれているようだ。久しぶりの弁当のため、子ども2人を寝かしつけてから、近所のストアまで買い物にいった。シートも見つからなかったため、店を何店か回り、ようやくローソンで花見用のシートを見つけた。福山に来たころ10分ほど離れた保育所まで歩くのもひーひー言っていたくせに、今では往復してもぜんぜん疲れた様子がない。歩くスピードも上がり、それほど気をつかわなくても、一緒に散歩も楽しめるようになった。今日はクラシックギターの村治佳織を取材した。テレビや雑誌で見るとおり、目の大きい可愛い女性だった。後輩が持ってきたCDを借りて、しっかりサインももらった。これからコンサート。寝不足だから、きっと寝てしまうだろうなあ。