記事の紹介です。
石原伸晃都連会長VS小池百合子元防衛相
「組織のルールにのっとって検討」「覚悟は伝わっている」
2016.7.5 15:39更新
自民党東京都連会長の石原伸晃経済再生担当相は6日、都連事務局で東京都知事選(14日告示、31日投開票)の出馬表明をしている小池百合子元防衛相と会談し、小池氏が提出した推薦願について、10日投開票の参院選後に判断する考えを示した。石原、小池両氏が会談後、それぞれ記者団に語った主なやりとりは以下の通り。
◇
【石原氏のやりとり】
--会談でどんなやりとりをしたか
「小池先生のから先日都連に推薦依頼を置いていかれたんですけども、ご存じの通り参院選の最中ですから、どなたもいらっしゃいませんでした。今日改めて推薦依頼を受け取らせていただきました。小池先生は都連の仲間でありますし優秀な方でありますので、しっかりと組織のルールにのっとって推薦依頼の取り扱いを検討してまいりたい。この旨、お話させていただきました」
--小池氏からどんな話があったのか
「小池先生からは『推薦依頼を持ってきましたけれども誰もいらっしゃらなかったので、誰もいないところに置いていったのではやはりだめだと思いましたんで、今日改めて日付を変えて持ってきました』と、こんなお話。後は都政にかける意気込みなどのお話がございました」
--都連として小池氏の推薦依頼にどんな対応をするのか「これは先ほど申しました通り、私たちの仲間ですから、しかも女性で初めて防衛相を経験されるなど経験も豊かでございますんで、この取り扱いは広く皆さまに諮らせていただいて検討していくことになると思います」
--最終的な正式決定はいつになるのか
「参院選に今、東京選挙区は(自民党が)2人の候補を擁立して大変苦戦しております。この2人の勝利を確立すべく努力することが最優先課題でございます。これは先般の国会議員会議でも、全員で2人の当選目指して頑張っていこうと、当面はそれに集中しようということで合意がなされておりますんで、その後になると思います」
--参院選の後に決定するのか
「はい」
--自民党都議団は増田寛也元総務相に擁立を求めたが、その対応は
「私は残念ながら増田さんと親しくお話したことがございませんから、どんな方だか存じません。『増田レポート』というのは読んで知っておりますけれども、それ以外はあまり深い関係がございません。立候補もまだ正式に表明されておりませんし、仮に立候補されて、都議会の要請の通り立候補されて、推薦の(願いが)…仮の話ですが、あれば、その時初めてお話をきくことになると思います」
--小池氏から謝罪の言葉はあったか
「都政に対する思いについてお話がございました」
【小池氏のやりとり】
--石原会長とはどのような話を
「先日、推薦依頼文をお持ちさせていただいたときに会長がいなかったので、今日は直接出向させていただいた。そして改めて、自民党の推薦を頂戴したいと直にお願いした。いまの流れ、これからの時間的な枠組み、そういったことに会長から話もあった。結論からいうと、『10日の参院選が終わってから結論を出したい』ということだった」
「以前、留守電にも吹き込んでいただいていたが、石原会長から『政治家の出処進退というのは、自らお決めになることが大事であることは前から申し上げている』と。『あくまでも参院選後に全体を見て結論を出す』とお話があった。ただそうすると、現実的には、『準備のことなども考えると難しいのではないか』と私から申し上げ、『しかし、そうは言っても参院選が終わってからだ』という話は変わらなかった」
--都議会は増田寛也元総務相の支持を表明したが、推薦が10日の後に得られなくても出馬する意思は変わらないか
「出馬の意思は全く変わらない。『都民が決めるべきことだと思うが、都民の心が最近、離れてしまっているのではないか』と指摘させていただいた。また、『自民党都連も、そういった都民の気持ちをもっと直接くめるようなことを考えていかなければならないのではないか』と話した。石原会長も『その点についてはその通りだ』とおっしゃっていた」
--無所属となった場合の勝算は
「先ほど、参院選後に決めるといい、私は時間的には難しいと話した。そういったことを、今日の会長のお言葉、お考え、それらをじっくり考えて結論を出したい。今、お話を聞いたばかりなので、この点については総合的に判断したいと思っている。ちなみに、私からも、政策というか今回の知事選で訴えたいことについても若干、お話をさせていただいた」
--並行して準備をするのか
「現実的には、そうしなければ間に合わないと思う」
--石原会長から参院選後に結論を出す理由については
「まさしく、参院選を戦っているということもあり、そういうご判断だということだった」
--判断先送りは、分裂を前提とした話のように聞こえるが
「私も、6日に結論を出したいということは前から申し上げている。そういうことも総合的に考えるということだ」
--出馬を取りやめるという判断もありうるのか
「総合的に考えるが、その確率は少ないと思う」
--明日までに総合的に考えて、正式に立候補表明をする見通しということか
「基本的に、今日、改めて推薦をお願いをし、参院選後だというお話をうかがったので、そういうこともベースにしながら判断したい」
--午前中の会見で、(相手方による)「手足を縛る戦略」というお話があった。意図するところは
「やはり時間的な制約がある。また、活動するにも、ある種、中ぶらりんで訴えることは難しいところもある。いずれにしても、私は都民に訴えて、将来の首都・東京、五輪・パラリンピック、なによりも都民の生活、社会保障、教育といったことを直接都民に訴えることを続けていきたい」
--都連所属の国会議員である小池氏が手を挙げているなかで、一方で増田さんを応援しようとしている状況については
「みんな都連だが、都議団を中心とするところが動いている。そこが市長会に呼びかけておられる。まあ、市長会の動きといってもいいかもしれないが、着々と、客観的に申し上げて包囲網ができているなぁというふうに思っている」
--包囲網を打破する勝機・勝算はあるか
「私は直接、都民に政策をお訴えをしていくという一点だと思う。やはり、都民不在のときがしばしばあると思っているので、それらのことを『取り戻す』ということを、都民に訴えたい」
--分裂になると、自民党候補が2人というのは分かりづらい。離党する考えは
「ありません」
--自民党議員として立場は変えないのか
「仮定の話だが、私はあくまで自民党議員であることは変わらない」
--小池氏の覚悟はどのぐらい党側に伝わっているか
「かなり伝わっていると思う」
http://www.sankei.com/politics/news/160705/plt1607050034-n1.html
記事の紹介終わりです。
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。 本稿はその保管用記事です。
■ 2010年3月2日
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