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ザラメユミの弾き語りすとへの道

「JAZZを弾き語る」ことを目標にアーティスト(笑)粗目有美が、ギターを練習。日々のうたかたな思いを綴り、練習内容を記録。

楽園の果実 宮古島→セントレア最終章 (回想編)

2006-01-22 22:11:27 | 仕事のハナシ
 出張2日目    石垣島の天気とうって変り快晴。
 
 今日のホテルは昨日以上にリゾートなイメージ。
 海が近く、朝食はテラスでとれそう。素敵かも。
 先にチェックインをして、本日の商談ルートへ移動。
 
 現地で働きながら特産物を副業としてしている
 奥さん達と話をしたり、海ぶどう・黒糖をつくる
 工場の視察、もとカメラマンの奥さんはと現地の果樹農家の
 だんなさんとお二人で営む楽園の果実は
 都会顔負けのお洒落な食べ物をおくカフェでした。
 
 ところで
 宮古の「おとおり」 って知ってますか?出張最後の夜、
 恐れていたこれに参加しました。
 現地の人が入ると絶対はじまり、これに参加しないのは
 許されないくらいの土地に伝わる泡盛の飲み方。

 ルールは
 一つの杯(おとおりグラスといってチャイグラスくらいのガラスのグラス
      置けないように下がまあるいものもある)
 に泡盛を8倍くらいに薄めてピッチャーで用意し、

 親がまず 話をして、飲む
 ↓
 横の席の人に杯をまわして、親が全員についで回る・・

 親の交代・・・・
 
 というわけで参加した人数分の泡盛を飲むという儀式。

 その昔、領土争いに巻き込まれる(宮古は台湾と日本等 時代時代に
 戦争があったり、知能犯とされる流人が送られた土地としても知られている)
 時代に、貧しい人同士で分け合う精神から・・・とか、同じ杯で
 仲間と意識を高めたなどなど、いろいろその飲み方の由来はあるそう。

 メーカーさんが宮古の接待で、つぶれて記憶をなくすこともしばしば・・という
 話に正直怖さを感じつつも、女一人で全部お付き合いした私。接待とつきあいも
 仕事のうちですからね。

 思い出しました・・。
 学生時代のこと、琉球大学での野外実習中、外で泡盛パーティ。
 
 先にも後にも飲んで暴れた・・らしいのはあの時だけ。 
 (本当です。つぶれることは結構ある.最近なさけない私)
 
 ロックの泡盛を10杯近く、ヤンバルの森の中で
 飲んで、気分よかったー。
 学科内のいい雰囲気になっているカップルの間に走っていき
 目の前で転び、グラスに入った泡盛を二人にかけ、
 (KOTORIちゃんごめん!)

 愛情ありあまり、友達MONEYちゃんは、抱きついて地面に倒れこみ。
 (頭うったよね。ほんとごめんなさい。)

 あげくの果て、軽くジョーダンで男の先輩にグーでつっこみ
 (「やだー先輩~、ぐらいの突っ込みの気持ちだった いいわけ。。。)
 翌朝先輩が口の中けがをしていたという。

 はー、若いって恐ろしい。(なんかこれ読んだら、私モテないでしょうね)
 泡盛は以来実は飲まないように生きてました。

 当時翌日しゅんとして反省いた(つもり)私。
 でもみんなに言いたい、酔いながら友達に囲まれて
 いる幸せを噛み締めてたんです。家族みたいにいつまでも
 みんなと居たい、いつかおばぁちゃんになったら、伴侶共々でみんなで
 沖縄に移り住もう そんな話をみんなでしたことが、やさしく蘇えりました。

 おとおり前に飲んだ「ウコン」。本当に効きます。
 沖縄の人が飲めるのは、「ウコン」のおかげかもしれません。

 翌日スーツだけど5分立ち寄った砂浜で一人、裸足になり
 白砂を満喫。
 会社の人たちは裸足に帽子の私にあきれ顔でしたけど、気持ちよかった。

 帰りの機内は、くたびれて爆睡。

 かろうじて最後の入魂の選曲、一曲フジファブリックのアルバムより
 学生時代の自分が歌っていた バンド ザラメの曲を彷彿させるんです。
 N氏の作る曲になんか近い感じ。
 

 茜色の夕日ながめてたら
 少し思い出すものがありました
 
 晴れたこころの日曜日の朝
 誰もいない道 歩いたこと

 君がただ横で笑っていたことが
 どうしようものない。

 短い夏が終わったのに今
 子供のころの寂しさがない。 
 
 君に伝えた情熱はあきれるほど
 なさけないもので、笑うのもこらえているよ

 東京の空の星は
 見えないこともないんだな

 そんなことを思っていたんだ。
 東京の空の星は
 見えないと聞かされていたけど
 見えないこともないんだな

 そんなことを思ったりした。
  
 沖縄三部作 ~出張編 おしまい。

沖縄の海 那覇空港→石垣島

2006-01-19 00:19:02 | 仕事のハナシ
 
 前の便はなんと欠航。
 
 向う石垣島は暴風雨で嵐だという。
 
 心配しながらも、雲の切れ目からの太陽に
 期待していたら,飛ぶことになった。
 
 小さな飛行機になり、斜め45度を感じるような
 離陸直後、鳥の目で見た沖縄にサンゴ礁に囲まれた
 楽園を見つけることができた。

 30分の短い飛行にセレクトしたのはパリスマッチ。
 5THのベスト盤。New Cool Collective Big Band
 というJAZZバンドとの音作りが都会的で、洗練されたお洒落な感じ。
 (ひさびさに、ヘビーローテーションの予感。本当に好きな音質かも。)

 バカンス気分を盛り上げる Summer Breezeのサンバの
 と、スキャットを真似して口づさむ。

 海の似合う曲 Lost in you  終わった恋までも
 底抜けに明るくてキレイ。ANAのセレクションにも、パリスマッチは
 大人のPOPSと紹介されて機内で聞けたのも、偶然。 運命を感じる。

 夏の女神よ あり得ることのない奇跡よ
 南の風よ あの人こころ揺らしてよ~

 空はつきぬけていく
 届かなくて
 白い風にとけた so long so far  away・・・・・


 石垣島は天日干しの塩を取り扱う塩屋の二代目ご主人や、
 移り住んで果物の農園を営む素敵なご夫婦、
 国産パインのシェア率NO1のパインメーカーとの商談など
 嵐の中順調に仕事はすすむ。

 ここの人たち、自分の商品にこだわりが
 あって、それをプライドもって売る精神。
 話すとき、その目がきらきらしていた。

 眼下に広がる 青い海を見られず、リゾートホテルのツインに
 一人宿泊。。後ろ髪をひかれる思い・・・。
 翌日ホテルをチェックアウト。

 再び飛行機に乗ると雲を突き抜けて再び見えてきた海は紺碧で、
 螺鈿のようにきらきら。
 打ち寄せる波の残波は真っ白で、海は指紋みたいに
 細い線画となり、ゆっくりと動いていた。

 思い出したのが、入社一年目の社員旅行で撮った写真を
 もとに描いた油絵。
 
 沖縄の海は金色にひかった。

 まだ未完成の海の中で。



 空港で自衛隊とアメリカの基地を見た。
 どこかひっかる気持ちが大和(ヤマンチュ)の私にもあることを知った。

 
 
 
 

翼の王国  セントレア→那覇空港編 

2006-01-15 00:39:30 | 仕事のハナシ
 流氷みたい・・。

 空の上で、雲海を見た時、一瞬雪かと思った。
 
 果てしなく続く底のない雲海。

 雲の切れ目にかすかに見える雪山を見たとき、
 海の中に幻想を見たかと思った。

 そこが空気なのか、水なのか確かめたくて、思わず手を伸ばしたくなる。

 朝日を受けた幻想の世界。

出張で向かうは、石垣島と宮古島。
 目的は、石垣産おとりよせのパッションフルーツジャム・
 天日干しの塩・国産パイン・アロエ・宮古産ドラゴンフルーツ、国産の純黒糖など・・
 パンとデザートに使用するこだわりの原料の商談。

 
 運命なのか本能なのか、前日遅くまで残業して、会社に携帯を忘れた。
 後で合流する人にもってきてもらうことに・・・。

 つながらない心地よさがバカンス気分を盛り上げる。
 五時起きの重い体をシートにゆだね一眠りすると
 シートベルトサインが消えた。

 ここからは移動時間が大好きな私のセルフプロデュースの音タイム。
 ウォークマンを取り出す。

 朝日の似合う本日のセレクトは、スピッツの曲をカバーを色々な人が
 した「一期一会」というアルバム。
 椎名りんご・小島まゆみ・奥田民雄・つじあやの他。
 私にとってこのアルバムは4月のイメージ。温かさと少しの肌寒さの混在。
 きっと今からいく沖縄の気候にぴったりではないかと思ったのだった。

 早春の朝日を感じさせる椎名林檎の声から始まり、
 最後は夏の終わりの夕焼けを感じさせる小島まゆみの歌声。
  隣に人がいない座席と機内の爆音をいいことにちょこっとだけ鼻歌。

 幸せは途切れながらも 続くのです ~ 
         BY りんご

 夏の魔物に会いたかった~ 
         BY 小島まゆみ  

 音楽が一回りし、外に目を向けると、ちぎれ雲が等間隔に流れ、
 笑顔のスッチーが入れてくれたホット緑茶にこころが休まりました。

 さて、さて、仕事の資料に目を通せば、すぐそこには
 目的のアイランドがお待ちのようです。

 写真は旅好きの私の楽しみの一つ。
 機内雑誌としても思わず持って買えるANAの「翼の王国」。
 そんじょそこらの雑誌より格段面白い雑誌です。
  


 

様変りする世の中 今年も終わり

2005-12-31 17:46:16 | 仕事のハナシ
 30日仕事納め。流通業界の年末は稼ぎ時。
 本当に長い。
 
 最後のミーティングで、私の一応の肩書き
 マーチャンダイザー(バイヤー)は流行物を制せよ!ということで
 遊びのテストがあった。

 穴あきでいれる問題30問。
 一部紹介


 1.ipo○
 2.寒○
 3.○○○式洗濯機
 4.愛知○博
 5.恋の○○○○
 6.100均○○○○
 7.NA○○
 ちなみに上記問題は私が間違えた珍回答してしまったもの含みます。




 答え、
 1d、2天、3ドラム、4地、5マイアヒ 6コンビニ 7NA

 ちなみに私は1を ipot(ト)と答え 、5はマイアミと答え
 2は寒冬(カントウ:暖冬に対する気象用語、私も今年知って衝撃だった)

 と・・・答えました。今開発中のデザートが「寒天」使用なのにも関わらず・・。

 おもしろかったのは4を同僚のおじさんが 愛知球博 ← おしいっ
 と答えていたこと。

 うーんTVッ子でない私ですが、多少知識に偏りがあるみたいです。
 新聞はそこそこ読むんですけど。
 ミーティングでおもしろかったのは、流行る理由を言えるように
 なること。本当ビジネスで必要な要素だなぁと思いました。

 仕事おさめの昨日、あっという間に周りは帰り数人の居残り組になった
 私は、遅いながらデスクを片付けて水ぶき。私のデスクは食べたり、
 電話したり、販促物の工作めいたことしたり、サンプル容器や
 原料が転がってたり本当いつも書類だけでなく大変な状態です。
 
 そんな中目まぐるしい仕事の中心の支えとなるのが、お客様ハガキや、
 後輩の商品感想のメモ、(美味しかったというのが仕事での一番のほめ言葉)、    そしてアシスタントの子の応援メモ
 (まぁたまには手をぬいて・・とか、がんばれーとかそんな類 優しい!)
 そして見るだけで
 癒される同期の手書きの、ちょっとぶさいくなモリゾーとキッコロの絵をパウチした
 もの。

 それらをしっかり机のシートの間に整理して挟んで、また来年もよろしくと
 思いました。
 

 そして今日年内最後の休みは、年賀状漬け。郵便局に車を走らせ
 久々に正当派なJAZZを練習用に流して、今年最後の夕日を拝みました。

 新しい年を迎えるにあたり、明日はもう見ない夕日に感謝。

 今年もありがとうございました。
 
 

 

師走に一息つきましょう。

2005-12-22 01:13:18 | 仕事のハナシ
クリスマスケーキの締め切りと納品、来期の予算、疲れを残した
翌週に、寒すぎて朝寝坊。

いつもよりバスを1本乗り遅れて、
バス亭から地下鉄のホームまで
ダッシュしました〔←なんか死語?)

若かりし頃は陸上でハードル選手や
長距離の補欠選手だった私、少々走ることくらいは
普段運動していなくても大丈夫と自信をもっていました。
(部活は美術部所属でいながら、ほとんど行かず、
 陸上は大会の時だけ練習し参加していました)
ところが、昨日その急いだ状況の中 調子にのりすぎて
足を勢いよくくじいてしまい。。。。

くじいた直後の激痛はさておき、忙しいのと、仕事帰りに友達と
ワインを見に行く約束をしていたため
ムリに歩きまわっていたら、
夜、ついに歩けなくなりました。(自業自得)

今日は病院にいき大事に至らず安心。
ココデ明日から使える無駄?知識。

くじいたら

①まず冷やす
②固定する
③よく休息をとる

を守りましょう。
これはネットで探して
得た情報でしたが、病院の外科専門医も同じことを
言ってました。
その通りしたら翌日
歩けるくらいにまで回復。情報の力はすごい!

①については、冷シップもしかり、一番いいのは
 氷水だそうです。よくあるアイスノンなどは
 0度を下回るのでよくないそう
②固定は病院行くとサポーター
 がもらえますが、とにかく
 分厚い靴下など履いてしまうのも可
③私はその日10時半に寝ました(笑)

そしていつもの自論、極意は「辛いもので新陳代謝を促進!」

というわけで、今日は午前休みで病院へ行き
会社に行く前に、行きつけのカフェ
(伏見のnobu cafe)で
ランチしていきました。

メニューはカレーです。

自家製ルゥはちょっとスパイシーで
もとめていた通りでした。

あー本当は一緒にワイン飲みたかった。
案外昼間のワインとカレー合うんです。

写真は、お気に入りカフェのランチです。