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ザラメユミの弾き語りすとへの道

「JAZZを弾き語る」ことを目標にアーティスト(笑)粗目有美が、ギターを練習。日々のうたかたな思いを綴り、練習内容を記録。

クリスマスの約束

2010-12-25 11:26:29 | 歌のこと♪
  
標題にどきっとして見た人!

  クリスマスイブの昨夜の見たTVでのライブ(音楽番組)の名前です。

  小田和正さんが司会をつとめ、メンバーがジャンルを超えた
  こじんまりとしたあったかな雰囲気。コーラスも美しかった。

  JUJU、松たかこ、山本潤子、スキマスイッチ他 私のツボだったのは、
  好きなモンパチのキヨサクをはじめてTVで見たこと。


  アパレル業態も絡む今の会社では、クリスマスを見越したSALEの準備と年越し福袋等
  の手配や、まさに正月休み前の今一番忙しく、そんな中店からクリスマスギフトのシールがなくなった(パシリですが・・)
  など、思いがけず仕事が舞い込んで、昨夜も残業して帰宅。

  ただ、帰り道空気が澄んでとても綺麗な月が見られてよかった。

  帰宅して、何気なくつけたTVから、流れてきたTodayという曲に
  釘づけに。
 
  Today all the blossom・・・(英詩 略)




  今日という日 花々が美しく咲き乱れているうちに
  あなたのイチゴを味わい
  あなたの甘いワインを飲もう
  百万もの明日はやがて遠のいてしまう
  僕は今日のこの喜びを決して忘れはしないよ


  過去の栄光に満足なんてできない
  冬から春に変わるという約束だけでは生きられない
  今日という日が僕の生きる時、今こそが僕の物語
  僕は笑い、涙をこぼし、そして歌って生きていこう (訳詩 「始まりはいつもジョンデンバー」参照)



  私も一枚CDをもっているあのカントリー歌手、ジョンデンバーもカバーしている
  の曲だそう。

  小田さんの解説が締めくくるところ
  「今日の日を大切に」というメッセージ性のあるこの曲が
  すぐに好きになりました。

  このトゥデイ(Today)という曲は1961年に結成されたザ・ニュー・クリスティー・ミンストレルズという
  アメリカのフォークバンドが歌っていた曲だそう。

  ときどき私はこの時代の音楽にすごく惹かれる。
 (イギリスものだけどPERFECTとかもそう)

  ライブラストを飾ったモンパチの「小さな恋の歌」。
  個人的に思い入れのある曲で、なつかしくなりました。

  今と昔が交錯するから人は今を大事にできて、
  未来を見据えるから、不安にもなるもの。

  曲へのとらえ方もしかり。いろいろ。

  Todayを聞いて週末を素敵なクリスマスにしようと思いました。

  
  上の写真はようやく全部開いたアドベントカレンダー(かわいい前の会社の後輩からのカード)
  下は、この時期に自分の中で身につけるのがブームの「Cigoのマリア様のネックレス」です。
  
  cigoといえば、これを買った私の大好きなセレクトショップ

  HPFRANCEが阪急百貨店でクリスマスセールをしてましたので
  携帯でもパチリ。ロゴデザインの赤までクリスマスレッドですよね。
 
   
    

こころ

2008-07-06 23:11:42 | 歌のこと♪
 梅雨の時期に
 アンサリーさんのコンサートに行きました。

 彼女ほど欲張り感のなく
 謙虚なジャズシンガーを
 私は見たことがありません。

 慎ましやかなイメージで
 話もおもしろく、茶目っ気たっぷり。

 そんな彼女が歌ってこそ
 私を虜にした曲があります。

 「こころ」

  わたしのこころは湖水です
  
  どうぞ漕いでお出でなさい

  あなたの白いかげを抱き
  
  玉と砕けて舟べりへ散りましょう

               ・・・・(続)


  もし、こころに心があったなら
  
  優しく寄り添い、気づかないうちに
  離れたり、でもたまには
  横に置いてね。
  ・・といったこころの旅物語。


  考えさせられる詩の内容。

  いつも一緒にいるのが
  当たり前なヒトたちにこそ
  一途な気持ちを思い出して
  もらえそうな、切ない部分の
  詰まった曲です。

  今日はこの曲を含む
  2008 夏の私セレクションCDを
  作りました。

  頑張ってるヒトたちに
  送りたいと思います。

  画像は「こころ」が入っている
  CD DAY DREAM

  近所のブックオフで購入!
  お財布にも優しいCDでした。
 
  

波よせて

2007-05-27 20:52:41 | 歌のこと♪
 さわやかな5月の陽気。
 
 この前久々に大好きなクラムボンのライブを見た。

 海沿いの町で1年ぶりのROCK ON THE ROCK。

 私にはとっても意味のあるイベントとなったこのイベント。


 大学生の頃、浜松まで出向いて見たり、
 本当に好きだったクラムボンと7年ぶりくらいの再会だった。

 今日ライブ版の「3 Peace」をかけながらドライブの
 ギターレッスン帰り。

 ライブで印象深かった「波よせて」を聞いた。

 ようやくライブの時なんでこの曲を選んだのかとかを
 理解した。

 自然の音響で海の音が入ってくるからだったんだ・・・・と。

 
 

 そういえば、久々に今日ようやく1曲、仕上がった。

 仕上がったというとまだまだだけど、
 海の音が似合うボサノバ。

 「I wish you love」

 導入のルバートが美しいメロディのこの曲。

 歌詞はちょっと寂しいもの。

 一緒にいられなくなった相手に、だけども愛があるように願うもの。

 春には青い鳥が来るように、

 7月にはレモネードと木陰が

 雪がふる前にあたたかい暖炉を・・

 愛情にはいろいろな形があるんだろうけど、
 本当に深い愛情を歌ったものということを
 ようやく理解してきた気がする。

 たぶんこんな分析すら昔の私はしなかった。
 ギターを弾くとなると、1曲と対峙する時間が長い。

 ゆっくり考えて感じる。
 
 なんだか幸福を感じる。

 
 初夏の海を見てからというもの
 フラダンスが気になったり、
 吉本ばななの海のフタを読み直したり
 してたら、次曲はサザンの名曲
 をJAZZで弾き語ることにしました。

 さて練習がんばっていきまっしょい!


 

くらしのうた 

2006-10-15 10:17:07 | 歌のこと♪
 今週の商談はきつかった。

 弱音を吐くのはモットーではないけど、
 交渉ごとは毎度ながら、人の気持ちと気持ちのぶつかり合い。

 気持ちよくすすむこともあれば、
 いいものを作るうえで、嫌な空気が
 流れてでも、自分の意思を出さなくては
 いけないこともある。


 一週間の疲れを癒すべき、買った音。

 「くらしのうた」 vice versa

  
 日本のPOPSのボサノバカバー集。


 「風をあつめて」
 
 「セロリ」

 「家族の風景」

 「中央フリーウェイ」

 「すばらしい日々」

 「DOWNTOWN」

 「リバーサイドホテル」

 極めつけ

  「中央線」

 曲名聞くだけで、聞かずにはおれない
 私の大好きな曲たち。
 
 ギター弾き語りの参考にもなるし、買って聞いて
 大正解でした。

 JAZZも名曲はスタンダードとなって
 色々なアレンジを加えて歌いつがれているけど、
 きっとここにある曲なんかは

 100年たっても、きっとあるに違いない・・と

 本当に思ってしまいます。

 昨晩みたNHKの絵本作家の特集番組。

 作家の椎名誠がいろんな絵本作家にインタビューする形式。

 普遍的に変わらないいい絵本は、
 子供の心をちゃんとつかんでいて、
 読んでもらった親がまた、大人になって
 読み直す。

 歴史の繰り返しに、時の流れを感じつつ。

 時代にあった違うエッセンスを楽しむ。

 そんな大人になっていきたい(もう大人?)
 と思います。

 

 

 
 

  

夕闇迫る雲の上

2006-08-15 11:11:04 | 歌のこと♪
 お盆休み3日目。
 
 家族で交代で姪っ子を公園に連れて行き、
 砂場で遊ばせながら、2時間。
 ボーっと空をみあげていろいろなことを考えています。

 私もよく遊んだ公園にある
 不思議な山の遊び場。

 北海道のモエレ沼公園みたいな有名な公園にもあるけど、
 地元の公園にもしっかりと
 アートの世界があって、
 登れるだけでなく、遊び方をいろいろ
 考えついてしまうような遊具がある。

 月のクレーターにみたてた山の凹みに
 寝転んで、歌をうたっていると
 小さい頃の気持ちがよみがえってきたりして
 懐かしい気分になる。

 「ユミちゃん見てみて!」
 の声に現実に引き戻されるこの感覚・・。

 最近ゲド戦記を観た。
 ストーリーの面白さもいいけど、
 何より歌がよかった。
 あの場面をみるために、あの作品が存在
 するかと思ったくらいに。

 夕暮れの公園でブランコに乗りながら
 歌うと本当に気持ちがよい。

 テルーの歌   作詞 宮崎吾郎


 夕闇せまる雲の上 いつも一羽で飛んでいる

 鷹はきっとかなしかろう

 音も途絶えた風の中

 空をつかんだその翼

 休めることはできなくて

 心を何にたとえよう 鷹のようなこの心
 
 心を何にたとえよう 空を舞うような悲しさを

 
 ・・・・・ 

 夕暮れ暗くなり、一番星がキラリとするころ
 

 姪っ子は、

 「町からいいにおいがする!」

 と云いました。

 手をつないで、おなかをすかせて帰る道々。

 今年の夏休みは童心に戻った感じです。