Rising斬 the侍銃士

音楽のこと、時代小説、映画を中心にしていくと思います。タイトルは自分のHNの由来になったゲームから

気高いほど美しい曲を選ぶ

2005-06-16 01:18:36 | JAM Project

「SOLDIER DREAM-聖闘士神話-」

知ってる人は知っているアニメ「聖闘士星矢」2代目オープニング。

OCNのBlogzine日本応援地図のお題「「大好きな曲、ベストワン」を教えてください」 へのトラックバックを考えてたら、既に最新のお題じゃなくなってしまった。まあ、こんな選曲でいいのかって迷いもあったし。

「SOLDIER DREAM-聖闘士神話-(以下、ソルジャードリーム)」は1988年の作品で、「CHA-LA HEAD-CHA-LA」(ドラゴンボールZ)とならぶ影山ヒロノブの代表作。ファンにはこっちの方が人気かもしれない。
「セーン セーイヤー!(センッセーイヤー)」の掛け合いは何度聴いても「ああ、なんていい歌なんだ!」と叫びたくなる。
ノリノリのスピード感、爽快な雰囲気といいサビの盛り上がり方といい、どこをとってもかっこいい単純明快なハードロックの王道だ。
最後のサビのバックでギターが泣きまくっているのもたまらない。
ライブでこれのイントロが流れるとき背筋を貫く「来たー!」て感覚はいつまでも変わらず、周りの喜び様も極上。
やっぱりアニメソングはハードに疾走して欲しい。ハードなアニメソングといえば必殺技や男のど根性なイメージの中でここまで翔け抜ける歌はなかなか無い。アニメソングに限らず、これよりいい歌ってあるんだろうかと思うときがある。
この歌がきっかけで音楽に興味を持ち、音楽に詳しくなってからまたこの歌を調べ直すと、マイナースケールを使ったり意外なテクニックを駆使している事に感心した。
アニメ自体が「アスガルド編」だったせいか、北欧メタルの影響も見られる気がする。ギターのチューニングも半音下げだし。

同じ系統でこの歌以上の歌があるのは認めてもいいが、昔の自分がこれ以外を選ばせてくれない。こう言うと昔の自分に言い負かされてるみたいでいやだな。
発売当時は色んな事が嫌になっていた中で、この歌にはずいぶん励まされていた。
今でも「今日は決戦の日だ!」という日の朝はこの歌で始める。
そりゃ「今現在1番好きな曲」は違うけれど、今好きな歌を聴かなくなってもこの歌はずっと聴いてるんだろうなあ。

「聖闘士星矢 ハーデス・十二宮編」の主題歌は女性が歌ったので心配したが、「天界編・序奏」はMAKE-UPが歌い、次はいよいよ影山かJAM PROJECTの作品が聴きたい。「ソルジャードリーム」以上を出して欲しい。
でもこの歌をJAMで歌い直すってのも俺の中ではアリだ。

書いてみて、こんだけ好きだったら、今度ちゃんと演奏を耳コピしてみようかと思ってきた。

そういえば、どうでもいいけど、サビの「目指す希望の彩(いろ)は 気高いほど美しい」という言葉は「美しいのは気高い彩だ」って意味だとずっと思っていてて実際は「気高さを感じてしまうくらい美しい彩だ」という意味に気づけたのは何年も後だった。


2 コメント

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いいねぇ、大将。 (miz)
2005-06-16 16:40:08
いいねぇ、大将。
愛があっていいよ。

僕はド根性は性に合わないので、
imagineでも聴いておきますよ。
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コメントありがとな。 (斬theザーン)
2005-06-24 00:38:45
コメントありがとな。
まあ、imagineは、間違いなく世界一の名曲だよ。
でもあそこで募集してたのは「大好きな曲」だからな。
俺の人生に与えた影響としては、恥ずかしながら「ソルジャードリーム」だから、やっぱりこれが好きなのだよ。
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