Rising斬 the侍銃士

音楽のこと、時代小説、映画を中心にしていくと思います。タイトルは自分のHNの由来になったゲームから

CONGRATULATION to me

2010-02-22 01:51:01 | 日記・エッセイ・コラム

もう何十年も前、レコード大賞がまだ大晦日にやっていたころ、たしかアルバム大賞は氷室や井上洋水なんかが取っていたくらいかな。
当時はレコード大賞にノミネートされても辞退するというのが大流行り。
大勢辞退する中で取れたレコード大賞を涙を流して受賞する、光源氏や目配せをもじったグループ名の団体は子どもの俺から見ても「現実を見ろ」とつっこんでやりたかったころ、
「ツアー中のため」などたくさん披露される言い訳の中で、当時あまりよく知らなかったTM NETWORKというユニットの「僕たちの音楽は賞をとるためのものではないため」という言葉はすごくかっこよかったです。
その後のそれぞれを見るに、それを言い出したのは小室さんじゃなかったんだろうなと勝手に予想。



この例にふれたのは何故かというと、
時々手伝いに行かされて愚痴っていた、障がい児相手のボランティアが、気づけば5年以上やっていたということで、このたび表彰されてしまいました。
去年末の授賞式は平日のため参加せず、商品券だけもらってきましたが、今回は土曜日ということで、子どもたちの親からも「お祝いしたいから絶対来てね」としつこく、本当にしつこく言われ続け、21日のには参加を表明しました。
がしかし、現在仕事超忙しい。
この日も仕事。
交渉の末、仕事は一度抜け出してまたもどることになった。



で、前日終電で帰ったのに翌日の準備をしてなおかつ早く起きて仕事。
そしてうまくいかず、退出しなければいけない時間を大幅に過ぎてしまう。
東西線の木場の仕事場から会場の新横浜まで、普通に行ったら40分遅刻くらいになってしまうが、確認したら交通費出してくれるということで、新横浜まで新幹線を利用させてもらいました。



乗り換え情報見たら東京で10分くらい待たされるようだったので、走ればその前のに乗れるかもと猛ダッシュしたが結果変わらず。
余裕もあったので弁当を買い、新幹線の中で食べる。
紙切れ1枚もらうのに新幹線まで使うなど、TMを見習わんでいいのか、と考え直してみたけど、
自分の努力で勝ちとったものだったら賞状破り捨てるくらいでもいいが、やる気ないのに5年も続いたのは子どもが何故か懐いてくれて、行かなくなるとさびしがってくれていたからだし、これだけ自分勝手にやっていても子どもに懐いてもらえるのはヒーロー魂と熱いセンスのおかげで、それは色んな人たちが注入してくれたものだし、そういったのが結実した証と、皆さんへの感謝として表彰とかはもらっておきたいかなと思ったわけだ。
それと5年以上もの間嫌がられてもめげずに、よいしょし続けてくれた団体の皆さんへのせめてものねぎらいとして。



こうしておかげさまで20分遅れくらいで済みました。
厳かに行われている中にズカズカと入って最前列に座るのは、意外と何度も経験しているとはいえ相変わらずバツが悪かった。



ここで皆さんの拍手の中で紹介してもらう。
実は狙っていた受賞者代表挨拶は別の人がやったが、その人の団体名がとある特撮番組の主人公の親友やとあるセカンドインパクト後の世界の2番目の子どもの名前に似ていたせいで、その挨拶を聞いてるふりしながら心の中ではずっと
「○○をやったのは貴様か!」「なに、嘘をつけ!」
と罵っておりました。



そういった表彰式の後は、実は食事会だった。
前もって郵送されたパンフレットをなくしたおかげで何があるのか全く知らず。
食い物出るんだったら新幹線の中でわざわざ弁当食べなくてもよかった。弁当代380円を返してくれ。
と、新幹線代を出してもらってるのに訴える気になれる自分。島本和彦先生の言う「心に棚を作れ!(自分のことを棚に上げるため)」が見事に実践できているなと自画自賛したくなった。



まあ結局はバクバクと食べさせてもらったんですけどね。
食事しながら参加していた子どもたちの母たちと懇談。
子どもが好きな歯医者のお姉さんにラブレター書いた話とか、好きだった先生の写真いっぱい撮って見せてあげたら本人はとっくに飽きていたとか、そんな微笑ましい話を教えてもらったが、「でも斬theザーンはずっと子どもに好かれてるね」とフォローもされた。
そして、会場では太鼓演奏やフラダンスやコーラスの披露。おかげで子どもにパーカッションかダンスを教えるように頼まれる。いつぞやTKナイトで教えてもらったステップを思い出さないといけなくなってしまった。



こうして式典が終わってからはまた東京の仕事場へ
電車の中で聞いた影山ヒロノブさんの歌う「ソウルブラザー」の歌詞
「ギリギリ生きてるかい 相も変わらず」
と、「トランスフォーマーヘッドマスターズ」の
「この痛み 今の苦しみ それが誰かを幸せにするのさ」
がとても心に響き、これからもギリギリ生きて行くぞと心に誓っておりました。



今週は終電で帰ったり、終電逃してタクシーで帰った翌日が5時半起きだったりの中で土曜も忙しかったからかなり自信がなかったが、今日も風邪をひくことなく過ごせてよかったです。




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