どうも、星野です。
今月の22日のブログで
「民間輸送会社を使ったJR羽沢駅~キャンプ座間への弾薬輸送問題」についての政府レクチャーに参加した、とお伝えしましたね。
そのことを、翌日の23日の市議団ニュースで報告しました。
今日はそれを紹介します。
#######
米軍弾薬、民間業者によりキャンプ座間へ陸上輸送か
米軍がインターネットを通じ民間業者の弾薬輸送委託の公募・入札を行ったことが、インターネット上に募集要項を公開したことにより明らかになりました。入札告示は2017年1月24日、よく2月7日には業者への事前説明会が横田基地で実施されており、業務開始は本年4月とされています。
◎住民のくらしの中を弾薬輸送
米軍資料になどによれば、弾薬輸送は米軍基地や自衛隊の基地・演習場などの政府施設との間をJR貨物鉄道網とトラック業者を使って輸送。Jr貨物5tコンテナを使い、東広島市・川上弾薬庫→道路25㎞→広島貨物ターミナル駅→鉄道859㎞→横浜羽沢駅→道路20㎞→キャンプ座間という行程になっています。
◎知らない、承知していないを繰り返す政府レクチャー
これを受けて、5月22日、関係各省庁からのレクチャーが行われました。キャンプ座間周辺連絡会、平和委員会、そして私も日本共産党議員団の一員として参加しました。
質問事項と共に、実態を記した資料を渡してあったにも関わらず、防衛省、警察庁、経済産業省の対応者の答弁はひどいものでした。特に防衛相は「知らない、承知していない、米軍が教えない」との答弁に加え、「日米地位協定に従って行われている」「詳細が分かればテロの対象になる」などと繰り返すばかりでした。
万が一事故が起きた場合には誰が責任を負うのか、との質問には「米軍と請負業者の契約については防衛省の知るところではない」、また警察庁は「責任は米軍と委託業者にある」と答弁をする始末。国民のいのちとくらしを守ろうという姿勢は全く感じられず、何を聞いても同じ答弁を、うっすらと笑みすら浮かべて繰り返すだけでした。
事故対策も米側と話し合いが持たれた訳でもない、米軍が民間と委託契約でやっていることだから政府は関係ない、では通りません。今すぐ、どんな弾薬がどこにどのように保管されているのかを明らかにし、また、平和な暮らしの中を「兵器」が通って行くようなことが無いように、と米側に求めるべきです。
#######
以上なのですか、文中の「うっすらと笑みすら浮かべて」は、誤りで、
正しくは「薄ら笑いをしながら」です。
・・・馬鹿にしてんのかっ!?
って言いたくなるくらいの態度でした。
知っているけど言わないのか、本当に知らないのか。
いや、知っているけど言えないのでしょう。
曰く、
「この弾薬の民間委託輸送については、米軍から知らされておらず、ネットで知って、問い合わせたら実際に民間委託はしているということだったので、民間輸送の事実は承知しているが内容は承知していない」 by 防衛省
曰く、
「キャンプ座間における、弾薬の保管場所、保管状況、保管量、使用場所、処理方法等については米軍の運用の詳細にかかる事項であり、防衛省としては承知しておりません」 by 防衛省
曰く、
「民間業者の方が米軍からの委託を受けて弾薬の輸送を行う場合には、火薬類取締法の規制対象となりますため、通常の火薬類の運搬と同様に、出発地を管轄する都道府県公安委員会への届け出が必要となっております。米軍から委託を受けた民間業者による火薬類の運搬につきましては各都道府県公安委員会において届け出を受理することとなりますが、届け出受理にあたりまして運送経路となる関係自治体に対する情報提供の有無等の確認はしていないところでございます。」 by 警察庁
運んでいるものは「兵器」で、花火じゃない。
事故があったら、米軍及び民間業者の責任。
万一の事故の対応策は米側と話し合ったのか?
相模補給廠の爆発火災事故の原因究明もまだ済んでいない。
日本の国の中を、日本の民間業者を使って、アメリカの弾薬等が輸送されている。
それを日本政府が何も知らない?
ありえないでしょ。
もし本当に知らないんだとしたらなぜ調べない?
「国民のいのちと財産を守る」は安倍政権の常套句じゃなかったか?
北朝鮮から飛んでくるかもしれないミサイルには、マスコミ総動員させて騒ぐのに、
我が家の前の道路を通っているかもしれない弾薬には、知らないです、ってとぼけるの?
本当におかしいことだよ。
きけば、今年度以前にも60tを超えるコンテナがキャンプ座間に運ばれているとのこと。
そしてみなさん、この運搬費用は日本側が出している可能性が。
あのいわゆる「思いやり予算」。
この問題、これで終わらせるわけにはいかないよ。
長くなった。今日はこれで終わります。
写真は昨日に引き続き、「みんなのハワイアンズ」のお花~。
今月の22日のブログで
「民間輸送会社を使ったJR羽沢駅~キャンプ座間への弾薬輸送問題」についての政府レクチャーに参加した、とお伝えしましたね。
そのことを、翌日の23日の市議団ニュースで報告しました。
今日はそれを紹介します。
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米軍弾薬、民間業者によりキャンプ座間へ陸上輸送か
米軍がインターネットを通じ民間業者の弾薬輸送委託の公募・入札を行ったことが、インターネット上に募集要項を公開したことにより明らかになりました。入札告示は2017年1月24日、よく2月7日には業者への事前説明会が横田基地で実施されており、業務開始は本年4月とされています。
◎住民のくらしの中を弾薬輸送
米軍資料になどによれば、弾薬輸送は米軍基地や自衛隊の基地・演習場などの政府施設との間をJR貨物鉄道網とトラック業者を使って輸送。Jr貨物5tコンテナを使い、東広島市・川上弾薬庫→道路25㎞→広島貨物ターミナル駅→鉄道859㎞→横浜羽沢駅→道路20㎞→キャンプ座間という行程になっています。
◎知らない、承知していないを繰り返す政府レクチャー
これを受けて、5月22日、関係各省庁からのレクチャーが行われました。キャンプ座間周辺連絡会、平和委員会、そして私も日本共産党議員団の一員として参加しました。
質問事項と共に、実態を記した資料を渡してあったにも関わらず、防衛省、警察庁、経済産業省の対応者の答弁はひどいものでした。特に防衛相は「知らない、承知していない、米軍が教えない」との答弁に加え、「日米地位協定に従って行われている」「詳細が分かればテロの対象になる」などと繰り返すばかりでした。
万が一事故が起きた場合には誰が責任を負うのか、との質問には「米軍と請負業者の契約については防衛省の知るところではない」、また警察庁は「責任は米軍と委託業者にある」と答弁をする始末。国民のいのちとくらしを守ろうという姿勢は全く感じられず、何を聞いても同じ答弁を、うっすらと笑みすら浮かべて繰り返すだけでした。
事故対策も米側と話し合いが持たれた訳でもない、米軍が民間と委託契約でやっていることだから政府は関係ない、では通りません。今すぐ、どんな弾薬がどこにどのように保管されているのかを明らかにし、また、平和な暮らしの中を「兵器」が通って行くようなことが無いように、と米側に求めるべきです。
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以上なのですか、文中の「うっすらと笑みすら浮かべて」は、誤りで、
正しくは「薄ら笑いをしながら」です。
・・・馬鹿にしてんのかっ!?
って言いたくなるくらいの態度でした。
知っているけど言わないのか、本当に知らないのか。
いや、知っているけど言えないのでしょう。
曰く、
「この弾薬の民間委託輸送については、米軍から知らされておらず、ネットで知って、問い合わせたら実際に民間委託はしているということだったので、民間輸送の事実は承知しているが内容は承知していない」 by 防衛省
曰く、
「キャンプ座間における、弾薬の保管場所、保管状況、保管量、使用場所、処理方法等については米軍の運用の詳細にかかる事項であり、防衛省としては承知しておりません」 by 防衛省
曰く、
「民間業者の方が米軍からの委託を受けて弾薬の輸送を行う場合には、火薬類取締法の規制対象となりますため、通常の火薬類の運搬と同様に、出発地を管轄する都道府県公安委員会への届け出が必要となっております。米軍から委託を受けた民間業者による火薬類の運搬につきましては各都道府県公安委員会において届け出を受理することとなりますが、届け出受理にあたりまして運送経路となる関係自治体に対する情報提供の有無等の確認はしていないところでございます。」 by 警察庁
運んでいるものは「兵器」で、花火じゃない。
事故があったら、米軍及び民間業者の責任。
万一の事故の対応策は米側と話し合ったのか?
相模補給廠の爆発火災事故の原因究明もまだ済んでいない。
日本の国の中を、日本の民間業者を使って、アメリカの弾薬等が輸送されている。
それを日本政府が何も知らない?
ありえないでしょ。
もし本当に知らないんだとしたらなぜ調べない?
「国民のいのちと財産を守る」は安倍政権の常套句じゃなかったか?
北朝鮮から飛んでくるかもしれないミサイルには、マスコミ総動員させて騒ぐのに、
我が家の前の道路を通っているかもしれない弾薬には、知らないです、ってとぼけるの?
本当におかしいことだよ。
きけば、今年度以前にも60tを超えるコンテナがキャンプ座間に運ばれているとのこと。
そしてみなさん、この運搬費用は日本側が出している可能性が。
あのいわゆる「思いやり予算」。
この問題、これで終わらせるわけにはいかないよ。
長くなった。今日はこれで終わります。
写真は昨日に引き続き、「みんなのハワイアンズ」のお花~。