感譚

日々感じたこと、ふと思ったことをつらつら。

面白いということ

2020-06-30 22:40:23 | 日記
僕は全く笑いが取れない人間だ。
悲しいほど。

僕の周りでも、一緒にいると笑いが絶えない人がいて、なんでこの人はこんなに面白いんだろう、この人の話はなぜこんなに笑えるんだろう、と不思議に思う。
同じ人間なのに。
僕は友達に、「お前は面白くないから彼女ができないんだよ。」と聞き飽きるほど言われた。
悔しいが実際そうだと、自分でも認めている。
実際このブログを読んでも、笑う要素が見当たらないだろう。悲しい。


確かに僕は、笑いが取れる人間ではない。
でも、そこで終わりたくはない。
そんな思いで、最近芸人さんのラジオやyoutube、面白い友達の話を聞きながら、面白い人、話の共通点はないかな、と観察している。


観察していて、一つ気づいたことがあった。
”面白い”とは、意外性なのかもしれない。
人と話していて、大体結末が予想できる話は聞いていても、途中で何となく飽きてしまう。こうなるんだろうなーと。実際、自分もこんな話ばかりしている気がする。
しかし、面白い話は、全く予想していない意外な方に進んでいったりする。
え、そっち!?と思うわけである。
全く予想していなかった方向に進んでいくと、この先どうなるんだ、と興味が湧くし、想像とズレる分、衝撃が大きい。
少し違うかもしれないが、人気テレビ番組のIPPONグランプリも、だれも考えつかないようなことを言うから面白いし、すべらない話も想像の斜め上を行くオチがあるから面白い。


話し方を意識し始めてから、色々なことに気づくことが多くなった。
やっぱり意識することはとても大切だ。
まあ、気づくのと、それを実行できるのは別問題なのだが。
面白い人たちは、どこから独特の言い回しや言葉のチョイスを思いつくのだろう。
永遠の謎だ。
もし面白さに自信がある人がいれば、その面白さの秘訣を伝授してほしいものだ。

まあ、お笑い芸人のように面白い人がモテるかと言えば、それはまた別なのだが。


好きなことを好きと言えない世界へ

2020-06-29 22:00:21 | 日記
好きなことを好きと言えない。
そんなことをふと感じた。

好きなことを、とやかく言われる筋合いはない。
別にわかってもらえなくてもいい。他人に押し付けたりはしない。

それでも、好き、と声を大にして言う事が憚られる。そんな世界に嫌気がさす。


好きなことを好きと言えているだろうか。
言いたいことが言えているだろうか。
他人の顔色ばかり伺う世界。窮屈な世界になったものだ。
instagramでは、いいね稼ぎ。それ、ほんとにいいと思ってるの?
自分も言えたもんじゃない。
それが嫌で嫌で仕方ない。

反町隆史ではないが、言いたいことも言えないこんな世の中じゃ POISONである。
俺は俺をだますことなく生きていく。

instagramでいいねが付かなくたっていいじゃない。
自分を騙して、生きていくことに意味なんてあるのか。
もっと本音を。本当に好きなものを。
みんなの本音の好きがあふれる世界になったらいいな。

Being

2020-06-28 20:54:45 | 日記
僕は、現在21歳。1999年生まれだ。

今までのブログを読んでくれた人はわかると思うが、僕は音楽が好きで、これまで様々な音楽を聴いてきた。
ボカロにハマった時期もあったし、歌い手さん、そしてラップやhiphop、洋楽、EDMも聴く。

そんな中で特に、僕がハマった音楽にBeingというレコード会社がある。
ハマった音楽なのにレコード会社の名前なの?と不思議に思うかもしれないが、このBeingというレコード会社に所属していたアーティストが化け物だらけなのだ。
皆さんは、Beingと聞いても英単語のbeの進行形?くらいにしか思わないと思う。


Beingについてざっくり説明すると、プロデューサーの長戸大幸が立ち上げた音楽制作会社であり、80年代から90年代にかけて、数多くの名曲、名アーティストを世に送り出した。
特徴としては、所属アーティストがほとんどメディア露出しないこと、バンドやアーティストの自身の作品にこだわらず、様々なアーティストが同じ曲を歌っていることなどが挙げられる。


1999年生まれの自分が、なぜ90年代前半に流行ったBeingのアーティストにハマったのか。親が聴いていたわけではない。
記憶は曖昧だが、僕の大好きなアニメ、スラムダンクの主題歌を歌っていたのがBeingのアーティストだったこと、Mステの過去の特集でたまたまいいなと思った曲が、数多くBeingのアーティストの曲だったことがきっかけだったと思う。


ここから、本題のアーティストについて書いていきたいのだが、Beingと聞いてもパッとしなかった方も、アニメスラムダンクの主題歌と聞いてアッと思いつく方もいるんじゃないだろうか。
そう、アニメスラムダンクの主題歌を担当した、BAAD、大黒摩季、WANDS、MANISH、ZYYG、ZARDはBeingのアーティストなのだ!
どうだろうかこの錚々たる顔ぶれ。豪華すぎる・・・。

なんとこの他にも
「おどるポンポコリン」のB.B.クィーンズ、「離したくはない」のT-BOLAN、「このまま君だけを奪い去りたい」のDEEN、「渇いた叫び」のFIELD OF VIEW、そして圧倒的日本一のCD売り上げを誇るB’zまでもがBeingのアーティストなのだ。
えぐい。えぐすぎる。

あまり自分で歌ってはいないが、作曲家の織田哲郎もいる。「負けないで」、「世界中の誰よりきっと」、「世界が終わるまでは」などのものすごい名曲を数多く手がけている。まぎれもなく天才だ。
そして、歌ってみるとこれまた渋い声をしているのだ。ずるい。

こんな伝説的なBeingのアーティストたちを、その時代を肌で感じたかった…。

とは言っても、今の技術では、タイムスリップをすることは叶わないので、こうやって少しでも多くの人に、Beingという素晴らしいレコード会社があり、最高にかっこいいアーティストたちがいることを、知ってもらいたいと思いこのテーマについて書いてみた。


個人的には上杉昇さんがヴォーカルだったころのWANDSがものすごく好きで、自分の中で、一番歌がうまいアーティストだと今でも思っている。
Beingのアーティストは、先ほども述べた通り、色々なアーティストがカバーしあっているというか、一つの曲でも様々なアーティストが歌っているので、それを聴き比べして楽しむのも一興だ。
流行ったのは一昔前ではあるが、たくさんの素晴らしい曲、アーティストがいるのでぜひぜひぜひ、一聴してほしい。


数学という学問

2020-06-27 21:38:56 | 日記
僕は数学が好きだ。
この一言を言うだけで、「こいつ、やばい奴だ。」と思われるかもしれない。
そう、たぶんやばい奴なのだ。
数学は苦手な科目の代名詞だったりするので、僕の気持ちがわからない人もかなり多いと思うが、興味本位で読んでみてほしい。

なぜ数学が好きか。
数学の何がよいのか。
と聞かれれば、僕はその厳密性、不変性だと答えるだろう。

こう言うと、更にやばい奴、変な奴だと思われるかもしれないが、数学は美しい
僕は美しいと思う。
数学において、幅や含みを持たせることは良しとされない。
明確な理由をもって、無駄なことは書かず、けれど必要なことは一つも漏らさず目的に向かって進んでいく。
そこに、入り込む余地はない。誰がどう見ても正しい。
この揺るぎない正しさ、厳密性こそが数学の美しさに繋がっていると思う。

世の中のほとんどのことには正解はなく、不安定な世界で我々は生きている。
その中で数学ほど、安定性・不変性のあるものは他にあるだろうか。僕は、その不安定性、不安から逃れるために日々数学の世界に入り込むのかもしれない。


美しいといえば、アートと言われる絵や音楽、映画などが挙げられる。
僕は、アートもものすごく好きだが、数学が好きで美術も好き、というとよく驚かれる。
それだけ、数学とアートは正反対に位置しているというイメージが強いのだろう。

確かに、数学の魅力とアートの魅力は違う。
数学は、先ほども述べた通り、その厳密性、正しさに魅力がある。
一方、絵であれ音楽であれ、アートは解釈に幅があることこそが魅力だ。
一枚の絵を見て、全員が同じ感想を持つことはない。
それぞれの解釈があって、それぞれの物語がある。
アーティストは自分の表現したいことを作品に込め、それを見る人、聞く人に委ねる。決して、この解釈が正しくてこの解釈が間違っている、とは言わない。
触れる人によって意味が変わり、価値も変わる。
それが、アートの魅力だと私は思う。

しかし、美しさ、という面ではどうだろう。
人が何かを美しい、と感じるとき、そこに理由はあるのだろうか。
法則はあるのだろうか。
理由や法則があるとしたら、もしかしたらそれは数学的なことかもしれない。
黄金比が用いられているとか、三平方の定理が用いられているとか。
実際、黄金比(1:1.618)は視覚的に美しい比で、多くの名画に使われているといわれる。ジョニィ・ジョースターの黄金の回転も黄金比である。

このように、数学とアートは全く正反対のものではないと思う。
そして、数学という一見システマティックな、堅い学問にも美しさが現れるのだ。

数学を少しかじった若造が勝手に言っていることなので、説得力はないかもしれない。
しかし、これを読んで少しでも数学に対するイメージが変わったら、僕は嬉しい。

先端を行く過去

2020-06-26 22:32:20 | 日記
昨日書いたものの続き。

これからは、あえて古いもの、昔流行ったものが注目されていく時代だと思う。

僕は、音楽が好きで、音楽が一番例としても分かりやすいと思うので音楽の話をする。


今流行りの音楽、というものがある。
今現在(2020年6月26日)でいうと、あいみょんやofficial髭男dism、YOASOBIなど、ほかにもたくさんの音楽が日夜生み出され続けている。

最近の曲は僕も大好きだし、あいみょんの裸の心、瑛人の香水、YOASOBIの夜に駆けるはハマりにハマった。というか、今もハマり続けている。
しかし、今の時代、流れが速すぎて次から次へと流行が変わってしまう。
この時代に後世にまで残る名曲を残すのは至難の業だ。もちろん昔が簡単だったというわけではないが。

そしてこの流れの中で、昔から愛され続けている曲、昔ヒットした曲を現代版にリメイク、リミックスしようという流れが起きている。
これは、個人的にはとても嬉しいしもっとやってほしい。
新しい曲がどんどん出てくる中で、今を生きる人たちはなかなか昔の曲を聴く機会がない。これがものすごくもったいない。


昔の曲は今聴いても、かなり先端的でかっこいいのだ。
例えば、今外国で人気沸騰中のcity-pop。
山下達郎や竹内まりや、杏里などの歌手の楽曲は、今でいうエモさ、チルな感じがある。
最近では、Night TempoやTokimeki Records(厳密にはアーティストというよりプロジェクト)といったアーティストが昔の曲を現代風にアレンジし、人気を博している。僕の大好物のサウンドだ。
聴いたことのない人は、ぜひ聴いてほしい。
まずは、plastic loveだろう。本家の竹内まりやでも、Friday Night PlansやTokimeki Recordsのカバーでもいい。


また、近頃、様々な音楽アプリで、活躍しているアーティストの好きな曲、影響を受けた曲を聴けたりもする。
これも素晴らしい取り組みだ。
僕も、好きなアーティストであるあいみょんやRina Sawayamaの作ったプレイリストの楽曲をしょっちゅう聴いてそのルーツを感じている。自分の好きなアーティストの好きな曲なら聴いてみようと思うのではないだろうか。
もし、いい曲を知りたい、なかなか見つからないとあなたが思っていたら、アーティストが作ったプレイリストを覗いてみることをオススメする。


とにかく、昔の曲だから、という理由で敬遠してほしくないという個人的な思いがある。素晴らしい曲はいつになっても素晴らしいのだ。
そして、あなたが今聴いている、心から好きなアーティストの楽曲はいつまでも好きでいてほしいと思う。それがアーティストにとって何よりの宝物だろう。
時代が変わっても、ほかの人が聴かなくなっても、あなたの中で生き続ける音楽を大切にしてほしい。

とまあこんな感じで趣味全開の内容になってしまった。
もっともっと話したいことはあるのだがいったんこの辺りで。
また、音楽の話はしていきたい。