感譚

日々感じたこと、ふと思ったことをつらつら。

Being

2020-06-28 20:54:45 | 日記
僕は、現在21歳。1999年生まれだ。

今までのブログを読んでくれた人はわかると思うが、僕は音楽が好きで、これまで様々な音楽を聴いてきた。
ボカロにハマった時期もあったし、歌い手さん、そしてラップやhiphop、洋楽、EDMも聴く。

そんな中で特に、僕がハマった音楽にBeingというレコード会社がある。
ハマった音楽なのにレコード会社の名前なの?と不思議に思うかもしれないが、このBeingというレコード会社に所属していたアーティストが化け物だらけなのだ。
皆さんは、Beingと聞いても英単語のbeの進行形?くらいにしか思わないと思う。


Beingについてざっくり説明すると、プロデューサーの長戸大幸が立ち上げた音楽制作会社であり、80年代から90年代にかけて、数多くの名曲、名アーティストを世に送り出した。
特徴としては、所属アーティストがほとんどメディア露出しないこと、バンドやアーティストの自身の作品にこだわらず、様々なアーティストが同じ曲を歌っていることなどが挙げられる。


1999年生まれの自分が、なぜ90年代前半に流行ったBeingのアーティストにハマったのか。親が聴いていたわけではない。
記憶は曖昧だが、僕の大好きなアニメ、スラムダンクの主題歌を歌っていたのがBeingのアーティストだったこと、Mステの過去の特集でたまたまいいなと思った曲が、数多くBeingのアーティストの曲だったことがきっかけだったと思う。


ここから、本題のアーティストについて書いていきたいのだが、Beingと聞いてもパッとしなかった方も、アニメスラムダンクの主題歌と聞いてアッと思いつく方もいるんじゃないだろうか。
そう、アニメスラムダンクの主題歌を担当した、BAAD、大黒摩季、WANDS、MANISH、ZYYG、ZARDはBeingのアーティストなのだ!
どうだろうかこの錚々たる顔ぶれ。豪華すぎる・・・。

なんとこの他にも
「おどるポンポコリン」のB.B.クィーンズ、「離したくはない」のT-BOLAN、「このまま君だけを奪い去りたい」のDEEN、「渇いた叫び」のFIELD OF VIEW、そして圧倒的日本一のCD売り上げを誇るB’zまでもがBeingのアーティストなのだ。
えぐい。えぐすぎる。

あまり自分で歌ってはいないが、作曲家の織田哲郎もいる。「負けないで」、「世界中の誰よりきっと」、「世界が終わるまでは」などのものすごい名曲を数多く手がけている。まぎれもなく天才だ。
そして、歌ってみるとこれまた渋い声をしているのだ。ずるい。

こんな伝説的なBeingのアーティストたちを、その時代を肌で感じたかった…。

とは言っても、今の技術では、タイムスリップをすることは叶わないので、こうやって少しでも多くの人に、Beingという素晴らしいレコード会社があり、最高にかっこいいアーティストたちがいることを、知ってもらいたいと思いこのテーマについて書いてみた。


個人的には上杉昇さんがヴォーカルだったころのWANDSがものすごく好きで、自分の中で、一番歌がうまいアーティストだと今でも思っている。
Beingのアーティストは、先ほども述べた通り、色々なアーティストがカバーしあっているというか、一つの曲でも様々なアーティストが歌っているので、それを聴き比べして楽しむのも一興だ。
流行ったのは一昔前ではあるが、たくさんの素晴らしい曲、アーティストがいるのでぜひぜひぜひ、一聴してほしい。