レッドクリフ １&２

まずは一言。
『１でガッカリした人も２で挽回されるかも！』

１と２でこんなにクオリティーが違うのも珍しいくらい、２は迫力がありました。
ただし学芸会並のストーリー展開なので、三国志の壮大な物語は期待しない方がいいかな…w


Ｐａｒｔ１……三国志最大の激戦、『赤壁の戦い』に踏み込むまでのあらまし。三国志初心者なら観るべきですが、ある程度人物像を掴めている人はスルーしても良いでしょう。
必要のないエロチックシーンが意味不明。２への予告編です。

Ｐａｒｔ２……始まりに人物と勢力の説明をしてくれるので、１を観ていなくとも大体分かるようになっています。
何と言っても赤壁の戦いは凄かったです！ＣＧも以前に比べ気にならないくらいクオリティー上がりました
個人的には孔明の１０万本の矢の辺りがコミカルで好きでした。完全に死んでもおかしくない状況で、矢のほうが彼を避ける。今回の金城は何だか余りに神がかり的でしたネ－（笑）

後、小喬は必要ありませんでしたよね？？やたら最後は『小喬が開戦を遅らせたから勝てた』というのをアピってましたが…。そんなのに引っ掛かる総大将いるかよwましてアノ曹操が？

そして小喬救出のシーン……
あれは酷い。世界中の笑い声が聞こえた気がした……
孫権の妹、尚香の友情物語にしても、びっくりする程お子様なもの。（但し尚香自体は結構いい役&女優でした）

監督の情熱は分かるけど、次回は人間ドラマをもっと描いて下さい。
ドンパチだけで内容なし！…は卒業しましょう。
しかし中国映画を初めてスクリーンで観た記念すべき映画となりました。