☆映画人生に乾杯☆

~映画好きによる未完成映画ノート~
現在細々とリニューアル中!!

靴をなくした天使

2009-04-12 | ●それなりに楽しんだ
初めに、この作品は一般的にかなり好評価なようです。社会を皮肉ったユーモアは確かに笑えましたが、私はイマイチ合いませんでした。

さて、豪華共演です。
しかしストーリーはいたって普通。盛り上がりに欠けます。

まず、タイトルは好きですね~!雰囲気をかもしだすタイトル。
…………………あれ……?
…内容がちっが~うッ!!

タイトルから想像してたのと、全く違いまして、そこでまずくじけてしまいました(笑)
勝手に想像してた私が悪いんですがw

主人公は盗み&軽犯罪で生きるおっちゃん。ある日目の前に飛行機が墜落。
根っから悪人じゃないから(面倒臭さそうにだけど)救助活動開始。飛行機の乗客だった人気女レポーターを助けた後、彼女のバッグを盗んでその場から立ち去る。

救われた女レポーターは男を『英雄』としてテレビで紹介し、金をやるから是非名乗り出て欲しいと訴える。(ま、単に会いたかっただけじゃなく、特ダネをキャリアアップに利用する狙いもあり)


さて、そこに案の定偽物が現れ………

関係ない幸運なホームレスが一夜にして英雄になる。しかし偽物の英雄もまた悪人じゃなかった。金につられて出来心から名乗り出たものの、英雄の(重さ)(後ろめたさ)に潰されそうになる。

その時、本当の英雄は…?


好き・嫌いで言えば嫌いの部類ですかね……私は。何か伝わるものはありますが、タイトルで主人公を天使とするのは意味が分かりません。
私なら『靴をなくしたパパ』って題をつけます(笑)
息子に対し、父としての葛藤はあったと思います。「小さい頃は、まさかこんな大人になるとは思わない」的なセリフが印象に残りました。きっと、息子に対してだけは真っ当に向き合いたいんだろなぁ…というシーンが随所にありましたし。
しかしまさに「性善説」映画ですね!だから私には合わないのかもしれません。私は全く逆の「性悪説」を支持してるので
ラストの動物園も、無理矢理感がありましたし…

私の中で一番の違和感はアンディ・ガルシアです。あの人、高級感が滲み出てるでしょ?ホームレス上がりのはずが、金持ちマフィアにしか見えなかった………

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