【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

2010 FIFA WORLD CUP Group-E 【JAPAN vs NETHERLANDS】

2010年06月20日 20時45分44秒 | サッカー日本代表
今回のオランダ戦で、オランダはHOLLANDではなく、
正式にはNETHERLANDSなんだと初めて知った人も多そうだな。
その人は100%ベネルクス3国のことは知らんのだよな。
(ベ=ベルギー ネ=オランダ ルクス=ルクセンブルグ)

そんなことはさておき、オランダ戦だが想定どおりに負けた。
しかも最善の負けという0-1での敗戦。
負けにいいも悪いも無いだろうというところだがあるのだ。
マスコミもこぞって言っているので解っていると思うが、
次戦のデンマーク戦はとにかく勝ち点さえ取れば勝ち。
ドローで2位通過なのだから。

なぜかといえば、勝ち点で並んでも得失点差で日本が上回る。
それはデンマークはオランダに0-2で負けたが
日本は0-1だったというその1点の差が大きく明暗を分けるから。
でも抜本的に負けていいわけが無い。
勝って勝ち点6にして、もっと優位にしておければいいに決まってる。

だがその失点は勿体無かった。
ブレたにしてもしっかり弾いて欲しかった。
でもスーパーセーブもいくつもしてきた川島を責められない。
ミスで1点失っても、攻撃陣が1点ぐらい取れよって話。
野球だって投手が完封するときもあるが、
大半は何点かは取られるが、打撃陣がそれ以上得点し勝つ。
そのような投打が一体となって勝利に導く。
サッカーも同じで守備と攻撃が一体となって初めて勝てる。
いくら守備が0点に抑えても、攻撃が点を入れなければ
それは0-0というスコアレスドローにしかならない。
これが攻撃が3点も取ってて、GKがミス連発で4失点したなら
それは大いにGKは避難されて然りだがそうではないのだから。

でも日本は惜しかったシュートが無い。0本。
オランダよりもシュート数が多かったがそれでは話にならない。
オランダにはツキがあった。
スナイデルのあのミドルは実は狙いどころではなかったそうな。
でもあの不規則な動きでラッキーだったのだ。
そのラッキーも枠に行っていたから。
日本のシュートで枠に行ったのは少ない。松井のボレーとかぐらい。

確かにオランダが攻めあぐねて後ろでボールを回してばかりで
全然仕掛けても来ないので、こっちからせめて行ったのは良い。
もちろん相手がそう来なくても、攻めて行って欲しいところだが。
だけどその姿勢があると無いとでは大違いだけど、
その姿勢があればいいってもんじゃない。
やはり最後は決めるものも作らないと。
そう言う意味では大久保も松井も海外の評価が上がったし、
実際動きもよくいい働きをしているが、
回りももっとそれを活かせる様な動きなどが出来ないと、
単なる個人プレーになってしまう。
松井も大久保もメッシやルーニーでは無いので、
一人で持ち込んでフィニッシュまで行って点を取るのは無理。
やはりブブゼラが煩いのも十分解るけど、
もっとフォローなり、だしどころのアピールもして欲しいし、
それが出せる位置に動いて欲しいと思った。
大久保がカメ戦で岡崎に怒っていた「もっとそばまで貰いに来い!」
というようなものだけでなく。

ここまでの2戦は守備に徹していたので、
日本のお家芸であるサイド攻撃が殆どなかった。
あるにはあってもSBの上がりが殆ど無いということ。
オランダ戦はカメ戦よりも長友は上がってたが、
それもカメ戦に勝ったからだろうな。
負けてたら怖くて上がれなかったかと。
引き分け以上が欲しければ失点したく無いからね。
引き分けだったら御の字だという試合だったら、
ある程度のリスクは冒せる。
なのでデンマーク戦は是非サイド攻撃を増やして欲しい。
デンマークとカメ戦を見て、意外とDF陣が脆いと感じた。
素早いサイドからのクロスに対応できなさそうな場面もあり、
サイドからのアーリークロスも、デンマークが得意だけど、
やられたら苦手そうだった。
実際高さのある相手は何かと苦戦強いられるが、
それもこれまでに何年も何度も経験してきていること。
相手が高さがあって勝てない。となってしまえば、
だったらどうやって崩すのかということだけが大事になり、
そんなことも長い歴史の中である程度策はあるはず。

しかしまずオランダ戦だが勝ち点は取れてた。
あんなにつまらなくヘタレなオランダはあまり見たこと無い。
攻めるに攻められないなんて。
だから十分ドローだけでなく、勝機もあったってこと。
ちょっと日本も様子見が長すぎたし、腰が引けてた。
もちろん潔いけど韓国のアルゼンチンに挑んだやり方は、
力差を考えたら無謀ではあるけど。
本番じゃなければあれもあり。
でも力差は顕著でまだまだあって、本番だったら小兵なりのものを…。

オランダ戦はダメそうだった選手は居なかった。
ミスはあったなりに、それぞれが仕事をしていた。
ただ本田がためを作るのに持ってるのが長すぎた印象と、
大久保も持ちすぎてた場面もいくつかあった。
パスパスだけで取られるよりは、最後はほぼシュートだったので
まだそう言う意味では良かったのだが。
長友は攻守に顔を見せていたし、守備では闘莉王がかなり活躍した。
松井もらしさを発揮していたし、目立たなかったが遠藤も良かった。
長谷部も悪くなかったが目立たなかったし、
もう少し目立つ活躍が期待したいところ。
交代メンバーはやはりもう一歩で、リズムが作れないのか、
俊輔も後ろに戻すパスが目立ったし、
そう見せかけて前を向くような動きも取って欲しい。
最戦線に張ってたりと気持ちは伝わるのだが、
流れを替える自信があるというなら、
解りやすいそれも見せてもらいたい。
それがなかった分、みんなの評価も低かったのだと思う。
岡崎は動きとシュートの精度を集中してあげて欲しいし、
難しいものでもFWなら決めてもらいたいところで、
玉田もW杯でゴール経験があるし、特徴であるちょろちょろした
かく乱するようなものももっと出してもらいたいと感じた。
次の相手はデカイから反応が追いつかない可能性も高い。
そう言うスピードの象徴のような動きは勝利への鍵に思う。
それはカメルーンが散々ヒントを見せてくれた。

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