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【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

2020年の挑戦~東京五輪決定…トルコ邦人惨殺もしや?

2013年09月10日 23時49分33秒 | 一般
先日1966年だかのウルトラQの第19話はケムール人が
ゲル状の誘拐転送装置を使って、老いた民族の命を
若い人間の体に移植しようと侵略してきた話だが、
そのサブタイトルが「2020年の挑戦」であり、
話とは全く関係無いが、この五輪招致を予言しているかのような
その偶然に驚いたと書いたのだが、
マンガのAKIRAでは20年にも満たない前だけど、
2020年に東京で五輪が行われる体で話が進んでいたそうで、
そこのほうがフィーチャーされて予言だと言われているらしい。

そんなさなか本当に東京に決まった。3度目の正直か?2度目?
いくつかあった候補の中、イスタンブールとマドリードに絞られ
我が東京を含んで3カ国での争いとなった。
下馬評もさまざまなものが飛び交い、国が違えば見解も違うし、
IOCもぶっちゃけアングラで透明性が無いから
どこまでがクリーンで、どれだけダークなのかも判らない。
だってそもそもロビー活動なんて下種な接待みたいなもんで、
本当にクリーン100%だったらそんなもん要さないだろう。
ダークなものがあるのでそんな下種な接待が必要なのだ。
そこまで汚らしいことがないとしても、
必要以上のアピールを必要とされる。
これが普通にクリーンに決定するなら、
IOCの委員が独断で調べて独断で決めればいい。
こういう過度な誘致活動を必須としていれば
近い将来なくなってしまうだろうかと。

昔の東京五輪は10月10日だった。
だからその日が体育の日とされた。
(なのでハッピーマンデーにするのはおかしいんだよ!!)
でも何故今はクソ暑い7月に行われるのか!?
これは米国のわがままで、アメフト、MLBなどの
スケジュール的に秋はダメだと言って居るかららしい。
そう思えば近代五輪はギリシャ発祥なので欧州が強く、
第一公用語はフランス語らしく、スピーチもフランス語で
話されたものが最大に重きが置かれるらしい。
そういう一部の国や地域にメリットや損得が発生しているような
現状で、こんなロビー活動や誘致活動を必須とされているうちは
本当にクリーンなイベントだと言い切れる日は来ないことだろう。

でもそんなことを言っても、極端に黒いことは無く、
しっかりとドーピングなどにも対処して、
事後であっても剥奪など厳しい姿勢は変わらず見せている。
そこに一定の信頼があるので、楽しみだし見たいのだ。
観るのだったら夜中となる裏の場所で開催されるよりも、
オンタイムで見られる地域、当然自国での開催は
試合自体を観戦にも行きやすいので願ってもないこと。
単純に来て欲しいと思っていたし、もろ手を挙げて歓迎する。

でも逆に来て欲しくない気持ちもある。
これはバレンティンにシーズンの本塁打の記録を抜いて欲しい
新記録が見たいという気持ちも無くは無いけど、
カブレラの時もローズの時も同じように思ったが、
結局王貞治の記録を抜いて欲しくない気持ちもあり、
そっちのほうが強く思っているのと同じなのだ。
まだ日本人が抜くならいいけど、外人だから嫌なのだと
言うこともあるんだと思うんだけどね。

それと似ているのが私が東京五輪生まれだからだ。
2020年まで東京五輪といえば唯一無二の1964年のみ。
それはそれと同級生であることがどこか誇らしげだし、
自慢だし、生まれ年の背景として判りやすいし、
合わせて新幹線も同級生だという凄い2枚看板が
ほかの生まれ年には全くない事で、自分たちの年齢のみだったから。
それが東京でまた行われれば、もう一気に過去の遺物となり、
東京五輪といえば2020年というのが定説となり、
初代東京五輪とかなんとかの冠が付いて忘れ去られて
古臭い感じで姥捨て山に投棄されていくのが悔しいのだ。

でももう決まってしまったので、その覚悟を持って、
新しい東京五輪を心待ちに楽しみにして迎えたいと思った。
どうせなら設備は整っているので、
何かの競技に五輪憲章にふさわしくないことがあって消滅し、
変わりに野球とソフトを繰り上げるなんてビッグサプライズも
最後の1種目が当然のレスリングになったことで願っても居る。


しかしあのプレゼン、日本のやつを生の中継で全部見た。
クリステルのお・も・て・な・しは滑稽でわざとらしくて
笑ってしまったが、プレゼン的にはインパクトがあったし
これは凄くいいと強く印象に残ったが、それはIOC委員にも
我々日本人にも、多分世界の人にも同じだったようだ。

今回の勝因は招致請負人の英国人を招聘したことに尽きる。
仮にいくら早稲田の弁論部出身の人が居たとしても、
世界へメッセージを届かせ心を揺さぶるには日本式はダメ。
やはり欧州に特に響くようでなければ票は取れない。
それをこれまでやってきた。
思えばあのメガネを掛けるとハイテクなヴァーチャル空間が出て
そこに無い競技の様子が映し出されると言う
日本ならではのハイテクノロジーを駆使して失敗した。
イメージを見せるには凄い技術だったが、
幕張メッセで行われるロボットやIT技術の博覧会ではない。
五輪なのだ。しかも勝手に想像を見せ付けられても困る。
どれだけ相手の頭の中で個々それぞれの素晴らしい東京五輪を
ビジュアルでの想像をさせられるかどうかのほうが大事であり、
以前はそういうことを全く気が付いていなかった。
むしろ日本は己の技術を自慢したいだけでムカつくぐらいに
思われたに違いないと思った。
今回はそういうおこがましいことは無く良かった。

特にトップから皇室の久子様が出たことは大きく、
日本のそれに品格を印象付けた。
逆に皇室の人間だけに身振り手振りは控えめに
その品格を持って、淡々とにこやかに、
特に大震災の世界への感謝をこの場を借りて述べてからの
スピーチで、亡くなった殿下がサッカーにゆかりが深く、
その代理として十二分に役割を果たされたと思った。
ただ久子様個人は殿下が亡くなったのがスカッシュの練習中だったので
スカッシュが最終種目に選ばれて欲しいと思っていたことかと。

ともかくその品格の日本が次に送り込んだのが
あの走り幅跳びパラリンピアンの佐藤真海だった。
彼女の嫌味が無く愛らしい笑顔は障害をを忘れさせる表情で、
テンションも高く、元気なトーンでの招致団の紹介をしたのも
彼女の経験してきたチアから来るものだと思われ、
そこも非常にいい空気と、品格の色にさわやかな明るさが被された。

しかし彼女は元気で明るい健常者だったが、突然の骨肉種で
足を切断することになり、去年の24時間テレビのニノのドラマのように
突然障害者となって大変な葛藤をすることになる。
しかもスポーツは障害があっても出来るものがあると
義足でできることに挑戦し、それは五輪が勇気をくれたことで
目標も持ったとたんに東日本大震災によって被災し、
家族も6日間安否がわからぬままの更なる地獄も味わったことを報告。
そんな折、世界から沢山の手が差し伸べられ、うれしかったことや
感謝の念からまた前を向き、世界の人たちにお礼と
こんなに日本は元気ですと見せたいと言うこと、
それは未来を担う世界の子どもたちにもそういう姿勢を見せたいと
度重なる不幸から何度も立ち上がっている自分をさらけ出して
見事にIOC委員の魂を揺さぶった。
最初はこの子はなに身の上話をしているのかな?と聞いていたが、
聞くほどに気の毒な話に釘付けにされていたのも事実だった。
多くのマスコミも彼女のスピーチが決めてだったと報じている。

その後、英国人に指導されたとおりに身振り手振りで
話が伝えられる。都知事のそれは無理やり感が否めなく、
それこそ滑稽に見えたんだが、それも見ようによると
一生懸命の必死さが伝わった。
石原慎太郎のほうが弁も立つし、英語もウマいが、
危険な発言もアドレナリンが出捲くったら出たかもしれないし、
そう思うと朴訥な感じもした猪瀬さんで良かったのかもしれない。
特に奥様への弔いにもなったのではないかと。

クリステルはとにかくお・も・て・な・し以外フランス語で
第一公用語で話したことと、ビジュアル的に美人なことでの
2枚看板が見事に輝き、「もったいない」以来の
ステキな日本語「おもてなし」を世界にアピールした。
それは治安の良さをもひっくるめてのテンダネスやカインドネスを
日本人は基本として持っていることを伝え、
規律良く行儀いいことも安心安全との結び付けがうまく行っていた。

きりがないので以降簡単にするが、竹田会長は温和で優しそうな面持ちで
久子様が言えないvoteを何度も繰り返し直接アピール。
人懐っこい笑顔が自然と笑顔をさそう魔術師のような元ミズノ社長の
水野正人氏はトークも軽妙で見た目と一緒で癒し系だった。
フェンシングの太田君は松岡修造ほどでは暑苦しいが、
さわやかなでパッションを感じる身振り手振りのアピールで、
阿部総理は日本人特有のファジーと言う曖昧を外国は無いものなので
イエスかノーかをはっきり言う必要があり、国会答弁のような
そんなどっちなのかと言うものでは通用しない中、
原発の特に汚染水問題をアンダーコントロールだ。問題ない。と
とりあえずはキッパリと明言したのは良かったし大きな決め手だった。
逆に世界に安全(保守)宣言をしたわけで、中途半端なものは許されない。
被災地の人は置いてけぼりにされた気分の人も多そうだが、
逆に原発の問題は、総理が明言したのだからいい加減なことでもあれば
強く主張できるカードを持ったことにもなる。

そしてスポーツに興味が無いアンチは問題外として、
他の地域の人で冷めているのが居るが、
己の地域は手を挙げてないんだし、金も使ってないんで
対岸の火事のように見るのはやめろ。
東京が代表として手を挙げた【ニッポンのオリンピック】だよ!!
大体お前ら懐も痛んでないでほざくなよ。
こっちは少なからず税金支払って使われてるっての。
しかも何度も誘致活動でムダもありながら。
だから東京は金使ったんだから、開催されて金落とされて当たり前。
何もしてないところに金が入ってこないなんて当たり前だから
口が裂けてもそんな馬鹿げたこと言うんじゃないよ!?
どっちみちその遺産が負の遺産としてのしかかるのも東京なんだから。
・・・なのでその後の有効利用までもしっかり煮詰めてもらいたいね。

しかしさすがに観たのはプレゼンの生中継までで寝たのだが、
朝の5:30頃に決定だということは聞いていたが、
突然目覚めたのが5:25分頃で、とりあえずトイレで放尿して
(実際そっちがパンパンで起きたのだったが)
テレビをつけてみたらゲロ・・・失礼、ロゲ会長が
「トキオゥ」ってあの何度も放映されている場面が!!!
東京に決まったんだ!!!と歓喜の声も上げたかったが
家族も街もまだ寝ているか起きかかっている時間で騒げず。
でもこんなにタイミングよく観ないだろうから
リプレイなんだと思ったら、そのまま観続けていたら
それもライブだったことが解った。
なんとその瞬間だけを見るために都合よく目覚めるとは!!!
さすがにスポーツ好きだけはあるな。

それにしてもまさか過半数を取れないまでも
マドリードとイスタンブールのライバルのほうが同点で
決戦に進むほうのプレ決選投票が行われるとは、
全てを見ていたら血圧が上がって下がって大変なことに
なっていただろうと、ご高齢だったら死んでいるかもしれないほどに
感情を弄ばれるほどの展開を経ての最終結果だった。

それにしても想定外はその程度で、
東京もレスリングも、たった今決まった次期会長のバッハ氏も
鉄板と言うか下馬評どおりの結果となった。


そして今日、トルコのカッパドキアで日本の女子学生2名が
死傷される事件がおき、1名はその場で首を切られての失血死も
想像できるような残虐なもので、もう1名も瀕死の重傷というが
その子はどうにか峠を越えたらしい話もあり、少し安堵したが、
これまで全く聞いたことがないカッパドキアでの事件で、
特にトルコはロシアとの長年の対立により虐げられてきたが、
日本がそのにっくきロシアに日露戦争で好戦した事から
良くぞあのロシアに!!と気に入られ、
以降国家レベルで親日が長年続いている国だけに
日本人が狙われたとしたら大ショックな出来事。

なんとなくこんな下らない短絡的でせつな的なことでは無いかと
思ったのが、東京とイスタンブール…日本とトルコは
五輪招致を互いに争っていたわけで、前日日本は勝ち組になり、
トルコは負け組みになった。
自分たちを負け組みにしたのはスペインじゃない。日本だ。
日本が居なければ、マドリードとの直接対決では勝っていたので
(日本もイスタンブールに投票しているがね)
我々トルコのイスタンブールが開催地になっていたのだと、
日本人なら誰でもいいので、その恨みを命を奪って晴らしてやる!!!
そういうこと以外考え付かないのだ。誰も言わないけど。

だってテロ組織なら犯行声明が出るし、
女性を襲うならこれまであったようにまずレイプ目的で
口封じに殺されると言うのが常套手段なので、背景的にそれでもない。
企業のトップが狙われるのは営利目的や雇用の問題での恨みとか
あるだろうけど、とにかく若い女性にただ惨殺することなど
何も裏づけが考えられないからだ。
しかもイスラム圏といっても、一番過激性が少なく、
根っからのイスラム国家とも言いがたいトルコ人が
イスラム過激派のようなことをか弱い若い女性にするはずが無いと
これまでのことから考えられなかった。
むしろイスラム過激派ですら、ただの旅行者の若い女性を
なんの政治的目的も性的目的も無く惨殺することなどしない。

だから五輪誘致が生んだ、究極の歪んだ犯罪にしか思えないのだよね。
途中で猪瀬さんがろくでもないことをトルコには言ったけど、
正々堂々と渡り合って、さわやかに勝ち負けを決めたはずなのに…。
これまで東京も何度か負けてきた。
悔しいけど勝った国のやつを憎いから殺したいなんて
思ったやつはきっと皆無だと思う。
もし犯人が捕まって、そう供述したら・・・
トルコには恒久的に五輪は行かないことだろう。
地震も多い同士で仲間的に思っていたのに残念すぎる。
まだそうと決まったわけではないのだけど・・・。



********************************

追記

どうやら最初に捕まったのは誤認逮捕っぽい。
前科があったのと真犯人と顔が似ていたことと、
同じような赤い車を持っているとかで疑われたようだ。

そしてその真犯人は、犯行を自供していて、
なんでも彼女たちと走行中の自分の車が接触して
口論になったらしい。
フツー車が当たったら謝るもんだが、逆切れし
その挙句に殺すってどういうことだよ!?
2020年五輪誘致の決着が付いた翌日に
こんな事件が起きるとは誰も思っても無かったよね。
また、そんなタイミングだから変な憶測もしてしまったよ…。

何にしてもつまんないことで狂犬に命を奪われたなんて
通り魔的な事故と簡単に言えない出来事で、
卒業旅行らしき彼女たちの志を聞けば、
それは国際的な活躍をしただろうに残念無念に尽きる。
特にご家族や近しい人に取ってはかけがえない唯一だから尚のこと。
合掌。

そして重症から命を取り留めたほうの彼女は、
重いだろうけど亡くなった友人の分も人生を謳歌して
まずは完治後に目標達成に邁進してもらいたい。

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