【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

女子W杯2015カナダ グループリーグ#1 日本vsスイス

2015年06月09日 21時20分42秒 | サッカー日本代表
結果として勝った。結果が全て。だからヨシ。
・・・とも言い切れない。

監督の佐々木はカナダを現段階で欧州4番手と高評価。
これは負けた時の言い訳のための布石!?
だってランク19位なんだぜ!?
女子は10位以下は極端に弱くなるんだぜ!?
もはやアルガルベで16位のデンマークに負け、
前哨戦の18位の乳児島に辛勝という背景から
もう負けを想定して逃げ道を作っているしかないだろ!!

そう思ったのだけど、半分以上その通りだと思いつつ
少なからず違うとも思っている。
それはさすがに時は流れてるので変化はある。
それが無かったら今でも中国と北朝鮮はもっと上。
欧州はノルウェーがもっと上。それが下がってるしね。
その欧州はドイツだけが突出して、スウェーデンが続く。
その下のイングランドやフランスが結構水をあけられてた。
日本は米独には水をあけられ、互角なのはスウェーデン。
もうひとつオマケして入れてもブラジルまで。

ところが今はそのブラジルが8位に落ち、
日本は3位を明け渡すもスウェーデンの上だけは確保。
では何が3位に?というと前回W杯では9位だったフランス。
そこがイングランドもスウェーデンも飛び越えた。

まぁ国が少し力を入れたり、何かしらの底上げがあれば
元々持ってる国民性や体格などの資質を活かし、
技術も上がればそういうことになっていくがね。
そもそも男子が強い国は女子も強くて当然だし。
それがさほど恩恵が無いから低迷してるわけで。
(といっても、日本も女子はないがしろだけど)

話が横に横に横に行ってしまったが、
欧州はどこよりも全体の底上げが感じられる。
その筆頭がフランスの3位台頭。
スウェーデンとイングランドはいい意味で現状維持。
ノルウェーとイタリアは下がってるが、
デンマークも下がったけど一時上がってからのものだし、
オランダとスペインが上がってきている。

そんな状況のすぐ下に居るのが19位のスイス。
そして今回の予選では圧倒的に強く、
10戦して9勝1分と負けなし。
しかも53得点1失点という脅威の数字も。
これが佐々木の言う今欧州で4番手の裏づけだろう。
決して怯んだり、負けた時の言い訳ではなかったようだ。

肝心な試合は確かにその通り。
背も体格もスピードもスイスのほうが上だった。
10番のバッハマンはかなり速く、GKも含んだ6人抜き?
そんなのも見せられた。足を滑らせてくれて助かったが。
でもまるで米国のモーガンやルルーのようだった。
ただ彼女を含めた全員がフィニッシュの精度が悪すぎて
それだけで助かった。虎の子の1点を守りきった。

しかしそんなことも言ってられない。
こっちは前回覇者でランク4位なんだから、
予選で凄かったらしいが我々には通用しないと
3-0とかでしっかり勝たないといけないよ。
辛勝も辛勝じゃん。拾い物のPKの1点だけじゃ。
0.5点あげたいのは菅澤のポスト直撃弾だけ。
これまでパスパスパスでシュート打たないと言ったが、
シュートまで行けない。途中でパスミスして奪われて
カウンター食らってばっか。
パスもこれまで多すぎただけで、逆に雑になって
ロングボール入れて繋がらないとか支配率低すぎ。
回すのもセンターライン付近が多く、
後ろで回してパスミスしてピンチになるの多すぎ。
回すところ読まれてるからカットもされ放題。
澤や宮間にもそのミスは出ていた。

しかし左右を含んだ前に展開できるのに
なんでここで後ろに下げるんだと思った場面多く、
それを一番していたのは残念ながら評価している阪口だった。
阪口はいいときと悪いときが極端。
今日は何も見えてなかったとしか言えない。

無理やり収穫としては評価していない2人が活躍した。
安藤と山根だ。
山根は身長だけで選ばれたわけで、反応が遅い。
今日もフリーで取れるCKをファンブルして危なかった。
でも決定機を防いだシーンもあり結果無失点は
特に後半恕等の攻撃への防戦になってたのでヨシ。
そして安藤は大儀見と相性がいいのはいいんだが、
FWなのに点が取れない。くさびやタメが利いても
FWは結局点とって何ぼ。惜しいじゃダメなんだ。
(菅澤も岩渕も今これに該当する)
だけど今日の安藤のあのPKが無ければドローだった。
そう思えばもうあの怪我はMVP以外無い。
でもあれも危なかった。
先にボールに触れて蹴ったから貰えたPKなのだ。
あれが触ってなかったら、足を高く上げての
キーパーチャージだと判断されて一発レッドだよ。
主審もその辺はよく見て判断してくれたと思った。
女子の審判はレベルが低い印象もあるので素晴らしい判定。

ともかく今回は20~30点しかあげられない内容で勝利。
これはもはや棚ぼただよ。奇跡の勝利でラッキー。
カメルーンは格上のエクアドルに6-0の快勝。
速いカウンターでフィニッシュまで来るのが想像できる。
・・・日本負けるじゃん。速い人居ないし。
それでいてボール支配率高く押しあがってパスミスして…。
な。そこからカウンターで失点だろ?
0-3ぐらいで負けるんじゃないの?
さすがに点取るか。2-4ぐらいで負けんのかな?
普通だったら8-0ぐらいの相手だけどね。
ここに来て課題なんか出てるようじゃダメなんだ。
本番なんだから。悔しかったらしっかり勝ってくれ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 安田記念など昨日の競馬結果 | トップ | ありがとう!さようなら!ア... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

サッカー日本代表」カテゴリの最新記事