誕生日だけど死の宣告

今日は私の誕生日で、何もなかったけど
ささやかにホームパーティ風に夕飯を取った。
ま、そういいつつ昼に寿司食ってるけど。

でも誕プレとか何も無かった。

それも解ってた。
ここんとこ医療費が結構掛かってて、
かみさんが転職したりで保険証も谷間でまだない。
だから娘がこの年で？とも思うけど、
手足口病みたいな感じもしているけど医者に行けない。
10割・・・全額負担はでかすぎ。
もっとも舌に斑点があるだけで熱も何も無いんだけどね。

それよりも複雑なのはこっち。
昨日おふくろが都心の病院に入院した。
その割りに普通に元気なんだが、肺がもうダメ。
難病に冒されて治らない。
緩やかに悪くなっていき、最後はそれに命を取られる。
お袋に10年後は無い。
でもそれ近く生きられる可能性がある。治療如何だけど。
緩やかな分、数ヶ月で・・・ということではないけど、
死の宣告を受けたわけで、穏やかではない。
肺が悪くなっていくと言う事は、最後は呼吸困難で…。
そんな苦しい死に方をするのは可哀想。
もちろんそれ以前に別の病気でということもあるけど。

だからこの年だと誕生日は嬉しくは無いけど、
それでも家族や友人知人におめでとうと言われれば嬉しい。
それが素直に感じられないのはそういうことなのだよね。

おそらく入院前程度には回復して退院できるので
その後は終活をしてもらうことになる。
いつかは来ることだけど、なんとも複雑。解ってるけどね。
でも何も解らない状態で世を去られるよりも、
自分の意思で片付けて、処理をしておいて貰うほうが
スムーズさを欠くとか損なんかも最小限で済む。

後期高齢者にはまだ届いていないのに
終を見据えてそのときを待つように過ごす事は
なんとも哀れにさえ感じてしまうが
こればかりは神様が決めたことで仕方が無い。
完治しない病気に睨まれたら終わりなんだよな…。




STAP細胞・・・有って欲しかった！！！！