【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

代表の勝利がこんな久々だったとは

2011年08月10日 23時56分18秒 | サッカー日本代表
今日、U-22がエジプト代表を招いて札幌ドームで親善試合があり、
清武がA代表に呼ばれたこともあり、発奮したい永井らFW陣だが、
その永井が得点し存在感をアピール。
試合は見ていないのだが、開始早々の5分にセットプレーから失点し
いただけない状況、流れ、空気の中、その6分後にクリアミスのボールを
山田が拾ってシュートを決め同点に追いつき、
その19分後に自身のループをセーブされるが、再び永井が押し込んで逆転。
そのまま前半終了し、後半も両チーム得失点無いまま2-1で終了。
松田の弔いの意味もあるし、19:30開始のA代表にも追い風となっていた。

そのA代表は4-2-2-2から昨今スタンダードになった4-2-3-1の布陣。
それがまたどこかで3-5-2とか3-6-1みたいになるのか?
そんなことも親善試合だからきになりつつも、
やはり長友不在の左SBには駒野が入った。
それでいいんだよ。伊野波でも今野でもなく駒野で。
その駒野、いい仕事したなぁ。
後半8分、出しどころらしきもあまり無かったし、
2人付かれたが寄ってきたのは1人だけで、それを股抜きしてエリア内突破。
そこからしっかりシュートしたし、ポストかセーブか惜しくも弾かれたが
駒野もしっかりと存在感を示した。
一番駒野の武器といえる、GKと最終ライン間のアーリークロスは
出なかったが、それは日本にとって結構な武器になると思うのだよな。
だって高さもフィジカルもイマイチの民族だからね。
なのでそれも一つ欲しかったが、まぁ久々のピッチだしヨシとしたい。
なんにしても、その駒野のシュートのこぼれ球を、
A代表デビューで交代してピッチに立っていた清武が拾って、
自分で打っても良かったのだが、本田にラストパスを出し、
本田がそれを決めた2点目になったのだし。
本田も代表ゴールも暫く無かったので非常に興奮したようだった。

とにかく今日は香川だった。
キングカズに出会って魅せられてサッカーを続けてきた若き10番が、
思えば前回の韓国戦、今年1月のアジア杯で骨折させられたのだった。
そのリベンジと個人的にも燃えていた印象もあった。

1点目は前半35分にヤットから李にパスが入り、
エリアの右端あたりからだが、そのまま打っても良かった位置だった。
でもさらに中央の香川にヒールで流す、その香川は飛び跳ねるような
ダンスでもしているかのような動きでボールに合わせ、
2人に挟まれながらも間を突破し、1人の足に当たってバウンドした
ボールをも動きを良く見てそのボールが着地した直後のタイミングで
右足を振り抜いてゴール左に流し込んだ。
これって日本のFW陣が出来ないんだよ。
エリア内の大チャンス。そんな位置で自分の足元にボールがあると
アゲアゲでテンパってしまう。それは落ち着けばこうできるのに。
それを涼しげに「こんなに簡単なんだぜ?」といわんばかりの香川。
金田か誰かが言ってたが、憎たらしいぐらいだ。
だってそんなの解ってるし出来るし、でもいざとなると出来ないのだよ。
それをそんな風にしてしまうお前ってやつは!!という感じだよな。

そして3点目となった香川の2ゴール目は、本田の得点の2分後。
とにかくこの試合は本田と香川の動きがいい。コンビネーションもいい。
前半の早い時間で、この両者が点を取りそうだと言う予感は既にあった。
その感じに、本田から左の香川にボールが渡る。
香川は右前方の清武の先のスペースに出した。
あ!!なでしこのドイツ戦の澤→丸山のあれのようだ!行くぞ!!
そう思えた。清武がA代表デビュー戦で得点だ!!そう感じた。
でも清武は打たなかった。緊張していたのかFWとしてはダメだな。
2アシストをマークしたが、フリーとか前に1人だったのだし
あそこは2つとも入らなくても打っていい場面だった。確実に。
結果論として別の選手が2点入れたから問題視されないが、
やはりFWとして呼ばれているのだから、シュートだよ。
A代表初招集だといっても、そこは本能でそうあって欲しい。
でも逆に初召集でピッチに立っていて、2アシストとは、
しかも両方ともペナルティエリア内でのマークなので、
どれだけ冷静に周りが見えてたんだということもいえる。
そこの部分は大いに頼もしい。
そういうわけで3点目はおそらくシュートを打つだろう清武の
こぼれ球狙いで中央に詰めてきた香川に清武の横パスが来て、
ボールに足を合わせるのがウマい香川だけに、
小刻みに転びそうなステップになりそれでも流し込んだのだった。

ワントップの李は惜しかったが決められなかった。
それでもワントップはマークされやすく潰されやすいが、
きちんと仕事をしていたし、使える印象は残した。
リードしていたこともあったからだと思うが、
FW陣の交代は岡崎と清武だけだった。
その分森本はザックでは初召集かと思ったが無念だったと思う。
あと家長とともにピッチに立って欲しかった久々召集の柏木も。

だけど韓国戦で3-0とはあって当たり前だと思ったが、
久々の快勝だとも感じていた。
すると放送でアナがいろいろ言っていたので思い起こしてみると、
韓国戦の勝利はなんと2005年の東アジア選手権ぶり!!
そんなに勝ってなかったのか!!PK勝利は公式記録はドローだし、
そのドローか負けしかずっと無かったのだ!!
そりゃ気持ちがいいと思うわけだがね…。

そしてホームでの勝利となると、98年のダイナスティカップ以来。
何故だかホームなのにドローと負けをずっと繰り返してた。
逆にアウェーでその間2勝していたので、気が付かなかった。
でも2勝とは言うものの、負けとドローは11戦もあるのだよね…。
それを思うと、韓国戦においてのもやもやは相当あったのだよ。
目前が見えないぐらいのもやが。
逆に韓国は日本がアジア最上位だとか、いくら活躍しようが、
これまでの対戦成績も、近年の対戦内容も完全に勝っているので、
日本なんて別にたいしたこと無い。他国は情けない。
その程度にしか思ってなかったのだと思う。
だからこそ尚のこと気持ちのいい勝利だった。松田も喜んだだろう。

そして韓国から3点取った試合となると、1974年の日韓定期戦。
そこで4-1で大勝した以来だったのだ。それが37年ぶりってこと。
ともかく韓国とはこれまで71戦して12勝38敗21分で今日のを入れても
13勝なだけで全然負けてるんだよな。今後は勝ちまくらないとダメだろ。
そう思って15年ぐらい過ぎてしまったので、今後は確実に。

本田香川のコンビ、香川と清武も同じセレッソだったしそこも。
さらにU-22で存在感満点だった永井や大迫なども楽しみだし、
五輪世代との融合もますます楽しみになってきた。

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