goo blog サービス終了のお知らせ 

yyyappi

自分の日々の記録です。

佐賀のかばいばあちゃんを読んで

2006-12-16 09:04:31 | 
芸人、島田洋七が書いた「佐賀のかばいばあちゃん」
を読みました。
貧乏ながら明るく生きていくばあちゃんの
様々なエピソードが語られています。
泣ける場面やクスリと笑ってしまうところもあり
楽しめました。
ただ文字数が少なく
電車内で30分で読みきってしまいました。
もう少しボリュームがあればよかったです。
☆2つ

世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドを読んで

2006-12-12 23:40:33 | 
世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドを読みました
上下巻あり長編でした
村上春樹さんの小説を読むのはノルウェーの森、海辺のカフカに続き3作目になります
いつもは読み始めたら止まらないのですが今作は前半の話の流れがゆっくりで上巻読むのに2ヶ月かかりました
その分後半は展開が早く下巻は3日で読みました
前半でストーリーが大きく広がったのが後半に収斂していくのところは見事です
そのまとめはどうかと思う部分もありましたが全体的に楽しめました
星3つ

「地下鉄に乗って」を読んで

2006-11-13 00:21:32 | 
浅田次郎の「地下鉄(メトロ)に乗って」を読みました。

偉大な経営者の父に反発する主人公が、
タイムトリップし父の人生を反芻し、
判明したつらい真実を
主人公が受け止めていく物語でした。

昭和初期のモダンや
終戦直後の混乱期、戦後の高度成長と
いたるところに昭和ロマンが描写されています。

ストーリは
悲哀たっぷりで、心うたれました。

☆4つ

小説「手紙」を読んで

2006-11-03 01:21:45 | 
東野圭吾さんの小説「手紙」を読みました。
内容に引き込まれて1日で読みました。

書かれている内容は、犯罪加害者の
身内の苦しみです。

加害者の身内として
差別を受けるのは心が痛みますが、
被害者側から見ると、それも含めて、
償いなのかと考えさせれました。
☆4つ


「ブタのふとろこ」を読んで

2006-10-14 23:43:58 | 
小泉吉宏の「ブタのふところ」を読みました。
4コマ漫画で仏の教えなど哲学的なテーマになってます。

前作の「ブッタとシッタカブッタ」では、
1998年頃の独身時代に
ちょうど精神的に落ち込んでいた時期に読んで、
少し心が救われた気持ちになったのを覚えています。

今作を読んで、あのころの気持ちを思い出しました。
描かれている内容は前作と似ていますが、
自分の受け取り方が微妙に変化しているのは、
結婚したせいかとも思います。

小説「ナイフ」を読んで

2006-10-14 10:53:46 | 
重松清の「ナイフ」を読みました。

全編いじめが大きなテーマになっています。
いじめられっ子視点の細かい描写が、
胸を締め付けられるのですが、
心の大事な部分に向き合う姿勢が
描かれていて、涙がでました。

また「人からよく思われたい」という
他人伺いのせせこましい思い込みが、
自分の行動をがんじがらめにしている
滑稽さを思い知らされます。

「宇宙授業」を読んで

2006-10-06 00:10:28 | 
中川人司さんの「宇宙授業」
という本を読みました。
宇宙にまつわる話が
1テーマ 2~3ページで書かれています。

相対性理論を光の速度のロケットで
わかりやすく説明してありました。

心に残ったものを引用(以下)

光の速度に近づくほど、時間の進み方が遅くなる。
光の速度で飛べるロケットに乗れば、時間の進み方が
地球の1/707になる。
例えば地球から北極星までは430光年はなれているので光の速度で430年かかる。
光の速度で飛ぶロケットに乗れば7ヶ月で北極星に到達することができる。
しかしその間、地球では430年もの月日が流れている。

クライマーズハイ

2006-10-03 19:15:40 | 
小説「クライマーズハイ」
を読みました。

日航墜落事故時の
地方新聞記者の7日間を描いたものです。
地方新聞社の内部事情の描写が細かく、
こんなして新聞が作られているのかと
感心しました。

ただ登場人物が多く、
それぞれの役柄について
どれも中途半端なのが気になりました。
☆☆☆(☆5つ中)