こちら の続きです。
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「無作為な運命を受け入れる ― クリストファー・ノーラン&ジョナサン・ノーラン対談 ― 」
title:Allowing Fate to be Arbitrary
― A conversation between Christopher Nolan and Jonathan Nolan ―
via:Introduction ~ DUNKIRK Screenplay by Christopher Nolan (pp.ix-xxxvii)
C:そしてホイテがIMAXカメラを手持ち撮影できると分かったし自然とそうなるだろうということを感じられた。
我々は言ったんだ、そうだ、現時点で我々を止めるものは何も無い、だから活用すべきだ。我々はこの映画を
壮大なものにしたいが、また体験的なものでもあってほしいと望む。IMAXはそれらをするのに最善の手段だ。
それでこの映画の70パーセントはIMAXで撮影されている、こうしたことには以前は決して近づけなかった。
それから他の部分は65mm×5パーフォレーションのフィルムだ。つまり非常に途切れなく編集される。完成
したプリントはすっかりアナログになる、こんなことは今までしたことがなかった。従来はIMAXから35mm
に移行する時も逆の場合もデジタル化してセクションの再録をしてきた。我々は光学処理でのプリントにより
こうした全ての昔ながらの方法を行っていた。そう、それらはアナログの色彩を持つだろうし、フィルムの
ような有機的な雰囲気があるだろう。とても見応えがあると思うよ。