yuzuの記

優しい風に誘われて

ふらっと明知鉄道

2020-12-25 07:26:00 | 鉄道

 

 

ん??

あれは確か・・・

そうそう、大河ドラマの明智光秀公。

ゆかりの地を電車で走っておられるとは・・・^-^

 

 

「 麒麟がくる 」でお馴染みのタイトル画ですね。

ここの車両はNHKゆかりの絵をよく用いるようです。

これまでの自分の明智光秀像を覆すような

インパクトのある綺麗な武将ぶりですね。

 

 

明智駅すぐ向かいにある大正村では

その日、クラッシックカーの大集合があって

多くの人が名車の数々に目を輝かせていましたよ。

オーナーのほとんどがちょい悪親父のような風貌の

粋なおじさま達でしたね~ ^-^。

 

 

妻籠宿で目指す斜光が撮れなかったこともあり

そうだ明知鉄道に立ち寄ろうと

ふらっと来てみましたがやはりここはいいですね。

岐阜県の恵那駅から明智駅まで11の駅を

約50分で結ぶこのローカル線は

季節ごとに、自然薯列車、きのこ列車、寒天列車等々の企画列車があり

ローカル線で食堂車を初めて設けた路線なのですね。

 

 

ほとんどが長閑な棚田や田舎の風景が広がるこの路線は

のんびりとした時間が楽しめるところです。

カーブを立ち上がり車両が顔を出す瞬間はワクワクします。

 

ふらっと明知鉄道は急遽の変更だったけれど

やはり来て良かった・・・です ^-^

 

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何気ない秋に 北条鉄道法華口駅

2020-10-05 08:23:00 | 鉄道

 

 

何気ない風景・・・

何気ない日常・・・

何気ない平穏・・・

今なら分かります。

何気ないって本当はとっても幸せな事なんですね。

 

 

帰省の帰りに北条鉄道に立ち寄ってみましたよ。

その何でもない風景が

ほっこりと胸に染み入ります。

私のふるさとは姫新線ですが

懐かしいローカル線に思いは飛んで

いろんなシーンが浮かび上がります。

 

 

北条鉄道は兵庫県小野市の栗生駅から加西市の北条町駅へと

全長13.6キロを8駅で結ぶローカル線です。

ここは社長や駅長を公募するユニークな路線ですね。

今回その中のひとつの駅、法華口駅で撮ってみましたよ。

フラク2000形がやってきました。

 

 

法華口駅は大正4年に建てられた駅舎で

フーテンの寅さんが出て来そうなひなびた駅ですが

駅舎内では米粉パンの製造販売をする

パン工房 「 モンファボリ 」 があって

北条鉄道の活性化に一役買っています。

2個ほど買って 「 頑張ってくださーい 」 ^-^

 

 

いつものように電車がゆっくりと入って来て

いつものようにゆっくりと出発します。

 この何でもない光景が、うん いいですね~ ^-^

 

 

駅舎の横には近くにある法華山一乗寺にちなんで

寄贈された高さ7mの三重塔が建っています。

この駅のシンボルですね。

 

北条鉄道は様々なアイデアを駆使して

1月はおでん列車

夏休みはカブトムシ列車

8月はビール列車

12月はイルミ見学列車

クリスマスにはサンタ列車 と

北条鉄道の活性化と乗客増に

たゆまぬ努力を続ける路線です。

応援したいなあ~ といつも思っています。

 

ガンバレ!! 北条鉄道!!

ガンバレ ローカル線!!

 

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山間の日当駅にて ( 樽見鉄道 )

2020-07-14 07:39:00 | 鉄道

 

 

山間部には所々茶畑があって

その隅に紫陽花が咲いていましたよ。

谷汲ユリ園から帰路に着く前に

それでも・・・と

この路線で一番好きな日当駅に回ってきました。

 

 

ただでさえ本数の少ないローカル線です。

1本だけでも撮れたらと

40分後にやってくる上りの大垣行きを待っていました。

 

 

ほとんどのカメラマン氏は散っていき

残ったのは私を含めて4人。

お互い撮影の邪魔にならない位置取りで

気を配りながらのスタンバイです。

トンネルに光が見えてから

みないっせいに連写の音が響きます。

 

 

樽見鉄道は全体に可愛い車両が多いけれど

この日は水色の1車両です。

うん 可愛いですね~ ♪

 

 

「 僕はここで撮ったら乗っていきます 」

同じくシャッターを切っていた人が

大慌てで乗り込んでいきました。

この駅で唯一の乗客さんですね。

 

 

ローカル線には

どうしてこんなところに駅が・・・と

思えるような所がありますが

日当駅もその昔には

通学の学生さんなどがいたりしたのでしょうか。

 

時代が変遷しても生き残ってほしい と

願いがまた湧き上がります。

 

おまけ

 

 

日当駅の前に立ち寄っていた谷汲み口駅では

半分あきらめていた所に

電車がやって来て慌てましたね~ 。

構図も設定も取れないままの1枚。

帰路の4時間を思えばゆとりもなく

電車にはこんなことがよくあるものですね。

 

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五月の力 ( 白馬とあづさ号 )

2020-05-06 08:10:12 | 鉄道

 

 

過去写真からです。

ゴールデンウィークと言えば

例年信州に飛んで行って安曇野を拠点に

「 日本の美しい村 」 各所の桜を巡っていました。

締めはこのところ白馬であづさ号を追っかけていましたね。

五月はまだまだ山に雪が残っていて

花がなにもかもいっせいに咲き出すのですね。

冠雪のアルプスを背景にあづさ号が走る様が

ずっと私の憧れの風景でした。

 

 

私がお世話になった信州のKさんという方が

いつかあづさ号について書かれていました。

 

春になると卒業して塩尻駅から

おそらくは東京方面へと旅立つ子供たちの乗る電車が

ひと目で見渡せる場所があって

その白くて長い車両を見送りながら

自分はリタイヤして晩年に入るが

夢や希望にあふれた君たちを見送ろう。

いろいろあるだろうが頑張れよ・・・と

 

確かこんな内容だったと思います。

慈愛に溢れた深い眼差しが浮かんでくるようです。

 

 

今は大好きだった白い車両は変わってしまいましたが

写真に残せているだけ幸いです。

 

白馬であづさ号を追っかける・・・

ワクワクするようなゴールデンウィークのひとコマでしたね。

 

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樽見鉄道の春 ( 木知原駅 )

2020-04-08 15:38:00 | 鉄道

 

 

樽見鉄道は

岐阜県大垣駅から樽見駅までの34.5キロを

19駅で結ぶローカル線です。

私の好きな日当駅は、終点樽見駅から3つ目

谷汲口駅は7つ目

そしてここ木知原駅は8つ目にあたります。

木知原駅は「 こちぼら駅 」と 読むのですね。

 

 

ここも去年何度か襲来した台風の為

桜がずいぶん減っていましたが

今年も綺麗に咲いてくれています。

 

 

大垣の街を出発して

清流を眺めながら鉄橋を渡り

いくつものトンネルをくぐり

だんだんと深い渓谷の中へと走る樽見鉄道は

思い切り深呼吸したくなるような

自然豊かなローカル線ですね。

 

 

この木知原駅もカメラマン氏には人気の駅です。

最近、写真を撮る人のマナーが問われている中

早くから三脚を立てて待っている人の前に

平然と割って入る人は流石に少なくなりました。

 

 

この木知原駅の道路反対側は

根尾川の清流が流れており

桜を見ながらお弁当を広げられる河原もあるので

とても長閑にゆったりと過ごせます。

次の電車までの待ち時間を過ごすには

ありがたいもってこいの場所です。

 

魚釣りをしている人を遠くに眺めながら

暖かな日差しの中、景色がゆらゆらと揺れて

うっかり眠くなってしまいそうです。

 

なんて平穏な瞬間なんでしょうね。 ^-^

なんていい日なんでしょうね。^-^

 

 

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D51が走る (SL北びわこ号)

2019-11-12 07:45:54 | 鉄道

 

 

11月10日(日)はSL北びわこ号の2019年度ラストランでした。

米原~ 木之元駅前を約43分で結びます。

その前の週に下見したときはお天気も悪く

線路沿いのファンもやや少なめでしたが

2019年最後の雄姿を見ようと10日は大勢の人が押し寄せていました。

 

 

 3時間くらい前からポイントを決め

カメラの位置や設定を探りながら

特急や普通電車で試し撮りするカメラマン氏に混じって

じっとそのときを待ちます。

 

まだ子供のころ

私の育ったところはSLが普通に走っていました。

小学校の垣根にコスモスが揺れて そのすぐそばを蒸気機関車が行きかっていました。

あの 「ボオォ~ 」という汽笛は

記憶を一気に昔に戻してくれますね。

  

 

さあ、撮影ポイントに選んだ「河毛駅」にSLが着いたようです。

ホームには家族連れなどファンが詰めかけています。

 

 

SLは出発のときや坂のときに勢いよく煙や蒸気を吐いてくれます。

びわこは山口や水上ほどではないのですが

この瞬間が一番迫力がありますね~ ^-^

 

 

何時間も待ってほんの数分にシャッターを切り続けたお仲間たち

待っている間に横にいた福井と奈良のご夫婦とも

親しくお話できたのも嬉しいご縁でした。 

 

 

その前の週に沿道は諦めて木之本のホームに入ると

ここは家族連れも多く人で溢れかえり混雑していました。

 

 

すぐ近くで見るD51は流石に大きいなあ~ o(*^▽^*)o~♪

綺麗に磨かれて美しい 車体はほんと見事ですね。

 

 

2019年の運行は11月10日で終わりました。

お疲れ様でした~ ^-^

そう遠くないのでまた来年会いに来ますね。

便利で快適になった時代に

SLが届けてくれる古き良き時代の郷愁は得難いものでしたよ。

 

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樽見鉄道 日当駅 (ひなたえき)

2019-06-01 11:10:16 | 鉄道

 

 

初めてこの日当駅(ひなたえき)に来た時は 

あの日本海沿いにポツンとある

五能線の轟駅になにか通じるものがあるような

そんな気持ちがしました。

ここに来るのはこれで3度目でしょうか。

 

 

 いったい誰がどこからきて乗るのだろう・・・

そんな疑問がわくほど人家も少ない山間に

その駅はポツンとあります。

トンネルから出て鉄橋を渡り駅に着くと

またすぐにトンネルに入っていく電車。

 

 

道から小さな石段をトントンと下りて駅舎はなく

車両一台分をカバーするくらいの短いホームに

5.6人が入ればいっぱいの待合室があるだけ。

日当駅はそんなところです。

 

 

岐阜県大垣市から樽見まで

34.5キロに19の駅があります。

S59年にJR樽見線が敗戦となり

路線住民の熱心な存続を求める声に

第三セクター樽見鉄道が誕生しました。

ここ日当駅は始発の樽見駅から3つ目の駅です。

 

 

今の時代生活するのに車は欠かせません。

それは交通の便の悪い田舎へ行くほど

必需感が強くなりますね。

私は母の介護に実家に戻った時に

現実を目の当たりにしました。

バスに乗る人の大半はお年寄りなのですね。

電車の駅が近い人はまだいいけれど

杖をついた移動手段を持たないお年寄りが多いのです。

だんだんと核家族化してどうしても弱い立場のお年寄りが

快適さ、便利さから置き去りにされているようで

胸が痛む思いがしました。

「足」のないお年寄りにとっては

バスや電車がかけがえのない手段なのですね。

 

ローカル線の多くは

乗降者数の激減で廃線の危機に直面している所が少なくないです。

アイデアと知恵を絞って

いろいろな工夫を凝らして集客に頑張っている路線も

あちこちにありますが

少しでも時間がある時は実際に乗ったり観光したりで

わずかな料金を払わせてもらう時、

いつも思うのは

「がんばれーローカル線!!」 です。

 

 

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私の春旅 秩父鉄道のSL

2019-05-12 08:00:00 | 鉄道

 

 

4月30日は朝から雨~ (‐ω‐;;)

天気予報はぶれずに雨と言っていたけれど

一縷の望みを持って朝、窓の外を覗いたら・・・

でもまあ仕方ないか~ 。登山用のカッパスーツで武装し

いざ 秩父鉄道に向かいます。 

 

 

こちらは通常土日に運行している路線ですね。

羽生から三峰口までの71.7キロを走ります。

近くには長瀞のライン下りでも知られますね。 

 

 

 1日1往復、蒸気機関車C58 363tが

けん引する観光列車ですが

長い距離の中、ポイント探しもなかなかです。

走っているとやはり撮り鉄らしい人たちが

思い思いの場所で早くからスタンバイしているので

あっここかな と何となく見当がつくそんな感じです。

雨だったのでフットワークもそう取れず

3か所ほど行ったり来たりして悩みましたが

最終的には車を置きやすい駅近くに決めました。

なにせ初心者です (笑)

 

 

いつも思うのですが

撮り鉄さんは忍耐強いですね~ 。

撮る場所が命のSL撮影です。

人よりもいい場所を、人よりも早く確保するのに

何時間も努力を惜しまない姿に脱帽します。

私が撮りたいと思った場所はすでに男性がひとり・・・

「すみません、この横いいですか? 」ひとことお願いすると

「隙間あるからいいですよ~ どちらからですか?」

優しそうな人でホット一安心

聞くと東京から来られたそうで、もう1時間傘さしてここに立っているとか

「僕はこんな日なんで三脚は立てないから ここから動けないんですよ」

まわりでは三脚や脚立を置いて場所取りしている人も多いのです。

「あと1時間ほどしたらやってきますよ」

どうやらベテランの撮り鉄さんのようです。

「やってきたらもっとここまで寄っていいですからね」

ほんとにご親切にありがとうございました。

  

 

やがて 

ぼおぉ~ ~ とやってきたSLはコーナーから顔を出し

迫力満点の力強さで煙を高く舞い上げて

それは豪快に1分もかからず通り過ぎて行きました。

ものすごくものすごくカッコいいです!!

 

もう明日は「令和」となるその日

SLの正面には「ありがとう 平成」の文字・・・

なんだかじ~ んとこみ上げてくるものがありました。

他でもないSLがそう言ってるのがいっそう感慨がありますね。

 

 

行き過ぎたSLは終点の三峰口駅で

燃料補給と点検を終えてから また折り返します。

この間SLを間近で見られることから

撮り鉄さんや家族連れが多く押し寄せて、辺りはすごい渋滞。

でも平成最後の日にSLの走りに立ち会えて

もうもう感動しきりの私です。

 

ありがとう 平成 !!

 

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大糸線 稲尾駅から

2019-01-20 11:41:58 | 鉄道

 

 

 

 

安曇野からR148線にのり北上していくと

仁科三湖のひとつである木崎湖畔に着きました。

ここらあたりでやっと 雪が薄く覆っている景色になってきましたね。

この稲尾駅は駅舎も無く、待合室がホームにポツンとあるだけで

線路の後ろ側に木崎湖がR148号線に沿うように広がっています。

 

 

ホームからは長い直線が見渡せ

湖に向かって左手側は大町方面です。 

  

 

右手側は白馬方面ですね。

ここでホームに上がっていく狭い数段の階段の所で

体格のいい5人の外国人とすれ違いました。

こんな駅で人とすれ違うのはほんと珍しいことです。

すると、男たちは手に手に50センチほどの 棒のついた人形を持って

それがまたとても楽しそうなのです。

なんか・・・不思議な人たちだなあ・・・

おそらくそれぞれの人形を風景の一部に入れて撮る

今流行りの写真グループなのでしょう。

日本ではこんなところに外国人が・・・現象があちこちで起きているようですネ。

 

 

ホームのすぐそばには民家が線路すれすれに建っています。

右の木のすぐ横手に線路が写っているので

非常に近い事がわかりますね。 

 

 

ハイテンションのグループが車へと移動していくのに

多少遅れて国道を横切ると

お寺さんの冬対策がしてありました。

まだ今年はこれ位で 例年よりはダメージも少ないようです。

 

 

 時刻表をみてもこの時間帯は電車も走っていないので

少しの落胆を抱えて歩き出すと

後ろの方から ガタンゴトン・・・えぇぇぇ

うそぉ あづさ号です!!!

構える暇もなく あづさ号は無常に通り過ぎていきます。

 

 

未練のもう1枚です。

まっ こんなこともありますね~ (笑)

 

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京丹後鉄道 由良川鉄橋へ

2018-10-29 10:03:00 | 鉄道

 

 

京丹後鉄道宮津線、由良川の河口にかかる橋梁は

大正13年に完成した赤さび色の鉄橋です。 

 

 

長さ552メートル、背面からわずか3メートルの高さを

のんびりと電車が走る単線ですね。 

どこかゆったりとした長閑な風景です。

 

 

 由良川をはさんで、由良地域と神崎地区を結び

徒歩でも渡れる重要な生活路でもあったのですね。

現在では安全面から 徒歩での一般通行は禁止されています。

そう言えば、大雨の後や架線が氾濫した時は

3メートルというこの高さだと危険ですね。

 

 

 由良川へのアクセス途中にあったヨットの係留地

たくさんのヨットが体を休めていましたが

この日の青空にとても映えていました。

 

 

何本もの橋 ↑ が左右の地を結んでいましたが

由良川橋梁はその中でも最も長い鉄橋のように思えます。

ゴトンゴトンと電車がやってくる音を聞きながら

こうして誰かを誰かの元へ運んでいた鉄道を思い

どこかまったりとした幸せ感が取り巻くことでしたよ。

 

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