yuzuの記

優しい風に誘われて

樽見鉄道 日当駅 (ひなたえき)

2019-06-01 11:10:16 | 鉄道

 

 

初めてこの日当駅(ひなたえき)に来た時は 

あの日本海沿いにポツンとある

五能線の轟駅になにか通じるものがあるような

そんな気持ちがしました。

ここに来るのはこれで3度目でしょうか。

 

 

 いったい誰がどこからきて乗るのだろう・・・

そんな疑問がわくほど人家も少ない山間に

その駅はポツンとあります。

トンネルから出て鉄橋を渡り駅に着くと

またすぐにトンネルに入っていく電車。

 

 

道から小さな石段をトントンと下りて駅舎はなく

車両一台分をカバーするくらいの短いホームに

5.6人が入ればいっぱいの待合室があるだけ。

日当駅はそんなところです。

 

 

岐阜県大垣市から樽見まで

34.5キロに19の駅があります。

S59年にJR樽見線が敗戦となり

路線住民の熱心な存続を求める声に

第三セクター樽見鉄道が誕生しました。

ここ日当駅は始発の樽見駅から3つ目の駅です。

 

 

今の時代生活するのに車は欠かせません。

それは交通の便の悪い田舎へ行くほど

必需感が強くなりますね。

私は母の介護に実家に戻った時に

現実を目の当たりにしました。

バスに乗る人の大半はお年寄りなのですね。

電車の駅が近い人はまだいいけれど

杖をついた移動手段を持たないお年寄りが多いのです。

だんだんと核家族化してどうしても弱い立場のお年寄りが

快適さ、便利さから置き去りにされているようで

胸が痛む思いがしました。

「足」のないお年寄りにとっては

バスや電車がかけがえのない手段なのですね。

 

ローカル線の多くは

乗降者数の激減で廃線の危機に直面している所が少なくないです。

アイデアと知恵を絞って

いろいろな工夫を凝らして集客に頑張っている路線も

あちこちにありますが

少しでも時間がある時は実際に乗ったり観光したりで

わずかな料金を払わせてもらう時、

いつも思うのは

「がんばれーローカル線!!」 です。

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (グライセン)
2019-06-01 14:55:34
同感です。
返信する
こんにちは~ ^-^ (yuzu)
2019-06-01 16:52:13
クライセンさん

見てくださってありがとうございます。

感謝!! o(*^▽^*)o~♪
返信する

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