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yuzuの記

優しい風に誘われて

白駒池 紅葉のはじまり

2021-10-08 07:08:15 | 紅葉

 

 

白駒池は長野県の八ヶ岳連峰の北側にあり

標高2115mと日本最高所の池です。

R299号線 (  メルヘン街道 ) の麦草峠から白駒池を結ぶハイキングロードは

約30分の散策でこの時期とても綺麗ですね。

 

 

周辺は日本三大原生林があり

コメツガ、トウヒ、シラビソ、ダケカンバなどが生い茂り

昼間でも薄暗い神秘的な森が広がっています。

 

 

これまで10月10日前後に来ることが多かったのですが

今年は少し早めだったので

紅葉の赤が鮮やかになるのはもうしばらくのようでした。

 

 

白駒池の名前の由来は民話にありました。

以前にもご紹介したことがあったかもしれませんが・・

 

 

昔、一組の男女が恋に落ちた。

それを快く思わない女の父親が二人の仲を裂こうと

男を山奥へと追いやってしまった。

女はこれを追って山に入るが道に迷ってしまう。

そこへ一頭の白馬が現れ女を池まで導き

この池の中にいると告げる。

女は白馬と共に池へと消え二度と戻らなかった。

この民話の白馬が「 白駒 」池名の由来とされる。

 

と、こんな民話が伝わっているのですね。

 

 

池の左回りコースから東屋にたどり着き一息。

ここらしい鮮やかな紅葉はもう少し先のようでしたが

また来れることがあれば次回に期待ですね。

 


紅葉シーズンの始まり ( 千畳敷カール )

2021-10-04 10:51:29 | 紅葉

 

 

緊急事態宣言も全面解除になって

どこか封鎖されているような圧迫感の有った日常でしたが

ほんの少し縛りが緩くなった気もします。

この先第6波が来ることも覚悟しながら

with コロナで乗り越えて行くしかありませんね。

 

 

さて、標高の高い山々では

紅葉が始まりました。

大好きなシーズンのスタートですね。

ここは中央アルプスの千畳敷カールです。

 

 

台風通過後の影響も残ってか目まぐるしい天候変化ですね。

頂上付近はガスが瞬時に走るという状態です。

 

 

待っていればそのうち青空もでてくるだろう・・・

思ったより寒くはなかったのでゆっくり待ちましたよ。

 

 

尾根に向けて登っていく人たちが

続く・・・続く

比較的高齢の人も多くて、がんばれ~ ♪ ♪ 

 

 

下からバスで50分、つづら折れのカーブに振られながら

ロープウェイでたどり着くここは

来たかいがあった~ と思わせてくれる所ですね。

 

 

景色が見えたり隠れたりするロープウェイの乗客を

上へ下へと運びながら

千畳敷カールの紅葉シーズンはスタートしました。

 


心のかけら 

2020-12-16 13:09:00 | 紅葉

 

 

今年は大叔父と長年の友人が逝ってしまいました。

大叔父は99歳で長寿全うと言えましょう。

友人はまだ50代の早逝です。

彼女は2度の胃がんのオペの後

まるで透き通っていくかのような達観した表情が美しく

煩悩最中の私などには切なかったものです。

 

 

共にコロナ禍ということもあり

他には知らせることも無く家族葬でした。

 

 

1年の総括が思われる時期になり

なんとも窮屈な日々だったけれど

カレンダーだけが淡々と歩を進めて

理不尽が雨霰のように降って来た・・・

そんな苦しい状況になった人も多かったでしょうね。

 

 

2020年が心に残した爪痕は

様々にあるけれど

負けない心のかけらを拾い集めて

ガンバロウ!!私

負けるな!!私

 


午後の晩秋

2020-12-12 19:37:01 | 紅葉

 

 

乾いた落ち葉を踏みしめると

カサカサカサと晩秋の音がします。

カサカサカサ・・・

 

 

ピークを過ぎた公園の午後は

静かでこの時期にしては暖かい日差しが

すっ~ とメルヘンの世界に誘うようですね。

 

 

今年もはや晩秋というより

初冬なんですね。

季節は自分が思うよりずっとずっと早く

過ぎて行くもののようです。

 

 

空を見上げると

すごいね~ ~ ^-^

 

 

超高速で

空に吸い込まれていくような・・・

 

晩秋は芸術家にも詩人にもしてくれるようで

少しのもの悲しさも心地よい気がしてきます。

 


京の晩秋 ② ( 嵐山、嵯峨野界隈 )

2020-12-01 16:34:00 | 紅葉

 

 

はや12月・・・

新型コロナで国中が攪乱された2020年も

あと1か月ですね。

あちこちと紅葉巡りをしながら

写真の整理が追いつかず

鮮度が落ちる時期に入ってしまい慌てます。

観光地の最たる定番というべき嵐山、嵯峨野ですが

祇王寺のついでに情報として記録したいと思います。

初めての時は目を見張ったものですが

近年はあまりの人出に圧倒されて

その良さも味わうチャンスも薄れてしまい

昔の風情をつい懐かしんだりすることでしょうか。

早朝に渡月橋を渡った時には人も少なかったけれど

9時を過ぎて帰る頃には ↑ のような人だかり。

あれでは橋が落ちてしまいそうに思えるほどの密度ですね。

 

 

橋のたもとで物憂い感じの美女ひとり。

 

 

嵯峨野の竹林、人の姿は少なくてまだ大丈夫 ^-^

 

 

落柿舎

 

 

常寂光寺

 

 

あちこちで人力車と出会いますが

驚いたことに最近は女性の車夫の方が増えているそうですね。

 

 

ここからは二尊院

 

 

 

帰る道すがらこんな看板たぬきに

おもわずほっこり ^-^

 

 

駆け足ですり抜けた嵐山、嵯峨野界隈の様子でした。

 

                                   撮影は11月21日


京の晩秋 ① 毘沙門堂 ( 京都市山科 )

2020-11-30 07:45:00 | 紅葉

 

 

京都市山科の地に創建された毘沙門堂は

天台宗の門跡寺院です。

勅使門に続く階段が紅葉のトンネルで

散り紅葉の綺麗な所としても有名ですね。

 

 

去年、初めて訪れましたが

時期もぴったり合ってそれは見事でした。

今年はやや遅かったようですが

主に土日で撮っている者にとっては

タイミングを見計らうことは難しい事ですね・・・

 

 

朱色の本殿や御所から移築された宸殿は見事です。

本尊は毘沙門天なので毘沙門堂と呼ばれるのでしょう。

 

 

本殿の周りを散策していると

紅白の山茶花が竹林に映えて

もうすぐ冬がやってくるんだな・・・・と実感

 

 

山科駅から歩いても行くことは出来ますが

車だとその道中の道はとても狭くて

すれ違いにも四苦八苦するような所です。

その混雑を避けて早朝6時には家を出ましたが

着いた時にはもうすでに山門の所には

大勢のカメラマン氏が待機していましたよ。

 

 

写真では実感しにくいかもしれないですが

今年の一番真っ赤な紅葉に息をのむようでした。

燃えるような・・・圧倒的な赤でしたよ。

 

 

ここではこんな優しい晩秋の趣も。

秋っていいなぁ~ ^-^

 

しっとりとした優しさに包まれるようなひと時でしたよ。

 


メタセコイア並木の虹

2020-11-28 18:11:00 | 紅葉

( お詫び ) 記事を書いてアップしたつもりが 文章が全て抜け落ちていました。

        再度投稿しなおしますね。

 

 

11月の3連休、秋も終盤と思える日

湖北の方面へと車を走らせていた時

割と近くに虹が見えました。

わあ メタセコイア並木の方角だ~ !!

並木の方へ急遽ハンドルを切ります。

着くとメタセコイア並木に並行に虹が出ていました。

マキノや高島地区は元々虹の多い所ですが

地形や気候に関係するのでしょうね。

それも低い虹が頻繁に見られます。

 

 

まだ朝早いので人出もそんなには多くなくて

予定を変更して綺麗に色づいたここを

写させてもらうことにします。

 

 

これまでは近隣国のツアー客で溢れかえっていて

正直冬、雪が降るまではここを撮る予定はなかったのです。

ここもすっかり人気のスポットになってしまいました。

 

 

駐車場に近い真ん中あたりでは

とても人が切れることも無いので

今回は手前の方を重点的に撮りました。

 

 

日差しが安定していなくて

白く飛んだり真っ黒になったり

設定に四苦八苦しながら

それでも9時位まであっという間の時間でした。

 

 

今日(11/28)もみぞれ混じりの雨が降ったりして

湖西道路からはまた虹が出ているのが見えましたよ。

 

 

この日は思いがけない虹の出現で

予定してなかったメタセコイア並木の

綺麗な色づきを見ることが出来ました。

2.4キロの並木道は美しかったですよ。 感謝 ^-^

 


祇王寺

2020-11-24 08:40:00 | 紅葉

 

 

祇王寺・・・

その歴史を振り返る時、寂しさと切なさが

平家物語と共に静かに蘇る慎ましやかな草庵です。

ここでも何度か取り上げてきた

嵐山、嵯峨野エリアで私の一番好きなところです。

もちろん秋もいいですが

新緑の頃の苔が美しく秀逸ですね。

 

 

嵐山の混雑を避けて早朝には車を置いて

ささっと渡月橋を渡り竹林を抜けて

落柿舎、常寂光寺、二尊院あたりを散策し

開門すぐに祇王寺に入りました。

 

 

この小道を上がっていくとき

もう晩秋の気配が漂うあたりから

白拍子だった祇王の後ろ姿を追うような気がします。

 

 

近年、訪れる人も多くなってきたので

ここも美しい穴場ではなくなって

一躍人気のスポットになってしまいました。

どこかそっとしまい込んでおきたいような気持は

我儘なのでしょうね ^-^

 

 

庭はすでにしっとりとした晩秋の趣です。

光が差す時と陰った時では

雰囲気はがらりと変わりますね。

 

 

幾重にも重なり合う落ち葉も

落ちてなお苔に映えて美しい紅葉です。

 

 

来年はもう少し早い時期に来るとしましょうか。

 

 

最近京都のお寺など訪ねる時に

男子の一人旅の多いことに気が付きます。

これも時代なのでしょうか。

 

楓と竹林の美しい祇王寺は

今月末くらいで秋を結ぼうとしていましたよ。

 


貴船にて  ( 叡山電車は市原~ 鞍馬間運行中止 )

2020-11-22 18:01:00 | 紅葉

 

 

叡山電車は京都の出町柳駅から出発し

宝が池で鞍馬方面と八瀬比叡山口方面へと分かれます。

どちらも紅葉の綺麗な所ですが

毎年、貴船と鞍馬へと向かう方が多いでしょうか。

それはどちらもも途中、近い所で電車が撮れるからですね。

 

 

去年は大きな台風が爪痕を残して

倒木やがけ崩れで紅葉が傷ついてしまって

復旧までだいぶかかりそうだな・・・と

特に貴船神社は諦めて帰ったものでした。

今年行ってみると紅葉の色はとても綺麗なので期待! 期待!

 

バスターミナルや電車の駅があるところは

貴船神社から2キロ手前で皆さんここから歩いて行くのですね。

私は橋の上から線路に向かって

紅葉と電車が上手く構図になるような所を探して

何度か試し撮りしながら電車を待っていました。

すると人のよさそうなおじさんがやって来て

「 もしかして電車と紅葉を撮ろうとしてる? 」

「 はい 電車の時間がはっきりしなくて待っています 」

「 だめだめ 電車は来ないよ 」

「 えええ そーなんですか? 」

どうやらおじさんも写真を撮る人のようで

「 ほら 去年も今年も大きな台風が来たせいでがけ崩れでね。運行してない 」

聞くと鞍馬線は市原から鞍馬間が運行見合わせで

市原からバスで来るしかないとの事。

車で勝手にウロウロしているので運行状況まで確かめてなかった・・・

 

 

それでいつもよりバスが多いのか・・・

大原から気が向いて貴船まで来たけれど

こんなこともあるから予定はしっかり立てて

リサーチしておかなくては・・・がっかり

と 反省しつつ、でも思い立ってウロウロするのも

いつもの事なので立ち直りは早い!!

 

 

鳥居や橋の周りはとても紅葉が綺麗です。

これを撮らしてもらって記録としましょう。

 

 

「 じゃ僕は鞍馬へ行って撮るからがんばんなさい 」

バイクで去るおじさんを見送って

さてと 私も帰ることにしましょう。

 

 

叡山電車は八瀬比叡山口へは運行して

瑠璃光院の紅葉などまだ十分間に合います。

貴船、鞍馬方面は手前の市原からバス運行です。

                                  撮影は11月14日

 


地主神社の紅葉

2020-11-19 12:29:12 | 紅葉

 

 

葛川のかやぶき屋根の家から

すぐそばの橋を渡りまっすぐ進むと

歩いて四・五分の近さに地主神社があります。

 

 

ここは神社の横に川が流れていて

その川沿いの紅葉がとても綺麗です。

↑ の赤い橋あたりが最色合いがいいでしょうか。

 

 

川幅はそう広くはなく

流れる水量は少なくなっています。

散歩がてら水際まで降りて行けるのもいいですね。

 

 

日差しが差すと黄葉が川面に映えて

とても綺麗です。

 

 

今なら茅葺屋根のところと

セットで訪ねるのがいいでしょうか。

 

 

今年の秋も紅葉の盛りとなりました。

新型コロナで遠出もしにくくなっている折から

ローカルな話ですが

京都、滋賀の方には人も少なくて

狭い範囲ですが近くて良いかもしれませんね。

この土日が最後のフィナーレでしょうか。