妄想ジャンキー。202x

あたし好きなもんは好きだし、強引に諦める術も知らない

敦煌

2014-09-16 20:44:19 | ○ひとりごと



mixi日記よりお引越し。
元記事の投稿日時は2007年2月15日。




敦煌


2月27日 敦煌 

文明は砂漠から生まれる。 
過酷な状況だからこそ何かに頼りたい。 
信じるものを求めて宗教が生まれ、やがて文明となる。
 





2年前のシルクロードの旅で、一番印象に残っているのはカシュガルでもヤルカンドでもホータンでもなくて、敦煌だったりする。 
長い河西回廊を突き抜けてたどり着くオアシス。 

NHK旧シルクロードや、井上靖『敦煌』読んで、もう切望しきっていた。 
「好きな本は井上靖の『敦煌』です」 
「シルクロードの文化財に関わりたい」 
そう入試で宣言してから、1年後。 
奔流のことを知って、貯金残高確認もしないで申し込んだ。 

ついに念願のシルクロード。 


旅の半ば、ウイグル自治区の西端・カシュガルまで行って痛感した。 
新疆は中国じゃないって。 
元も使えるし簡体字だっていっぱいあったけど、ここは中華であっても中国じゃない。 
東トルキスタン独立運動には賛成派。 

敦煌はその際にある。 
陽関と玉門関。 

うおーー、敦煌好きじゃーーー。 
玉とシルクの交換。 
オアシス。 
鳴砂山の向こう。 
タクラマカン。 
飛天。 
ゴビの星空。 
長城の西。 


次はやっぱり紀元前後あたりの中央アジアに生まれ変わりたいな。 
シルクロード全盛期ね。 
サカ族にも月氏にもグレコバクトリアにも行くの。 



莫高窟が作られた理由も気になるところなんだけれど、それより気になるのは月氏の故地としての敦煌。 
匈奴アタックされて大月氏と小月氏に分裂する前の居住地。 

もしかしたら、もしかしたらもしかしたら、月氏関係の遺跡とかって残ってたりするのかしらん。 



もうね、考えただけでよだれが垂れるんですよ。汚いけど。 オタクな分野は数あれど、シルクロードに関してもなかなかのオタクです。 


ああああああ、シルクロードいきてええええええええ。 
来年また行きたいなあ。 

・・・行こうかな。 




ってのが学生時代のラストラン。クソ多忙になってせっせと働く2014年現在、
「敦煌行こうかなー」
なんて現実逃避も甚だしいレベルです。

有給じゃ行けないな。
退職して行くしかないな。



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