1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 00:52:41 ID:4dlVFKmv0
ザクッ!!
クー子「いやぁぁぁぁぁぁぁ――――!!」
クー子「あっ……あっ……うでが、うでが……」ガクガク
ドグッ!
クー子「あっ……がっ……」
クー子「……少年、お腹は、蹴っちゃだめ……ごほっ!」
まひろ「」
ドカッ!
クー子「きゃぁ!」
バキッ!
ガスッ!
ドゴッ!
ゴスッ!
まひろ「」
クー子「あ、うぅぅ……はぁ、はぁ……がはっ! ごほっ!」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 00:54:37 ID:4dlVFKmv0
真尋「なぁ」
クー子「うっ……うぅ……うぇ?」
真尋「なんでお前が生きてんの?」
クー子「……やめて、少年、お願いだから」
真尋「お前のせいでニャル子と母さんが死んだのにさぁ……」
クー子「……ごめんなさい」
真尋「なんでお前だけ生きてんだよ!!」
ドガッ!!
クー子「がっ……ふっ!」
バキッ!
ガスッ!
クー子「ごめんなさい……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
真尋「謝ったって誰も帰って来ないんだよ!!」
ザグッ!
クー子「あぁぁぁぁぁッッ!!」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 00:56:57 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クー子「はぁ……はぁ……はぁ……」ユラユラ
ハス太「クー子ちゃん! なにしてんの!!」
クー子「はすた……別に、転んだだけ」
ハス太「ウソ! またまひろくんの部屋に行ったんだね? あれほどダメだって言ったのに!」
クー子「でも、こうしないと少年は本当に狂ってしまう……」
ハス太「クー子ちゃんが死んじゃうよ!」
クー子「だいじょうぶ。これでもクトゥグア星人」
8: アーガーサー博士 ◆tYqR8HFjY2 2013/05/12 00:57:51 ID:AOzZlbwaP
クー子ぺろぺろ
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 00:57:55 ID:gcelf2iV0
なんかはじまた
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 00:58:52 ID:4dlVFKmv0
ハス太「関係ないよ! いい、ボク本当のことを話してくる」
クー子「余計なことはしなくていい。二人は私のせいで死んだ。少年は私を憎んでいればそれでいい」
ハス太「ニャル子ちゃんとお母さんが死んだのは、クー子ちゃんのせいなんかじゃない」
ガシッ
ハス太「……はなして」
クー子「ハス太、よく聞いて。少年は今、私を憎むことで命を繋いでいる」
ハス太「……でも」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:02:09 ID:4dlVFKmv0
クー子「事実を知れば、少年の心がどうなるか分からない」
ハス太「……でもクー子ちゃんが」
クー子「私に悲しみをぶつけることで、少しでも少年が楽になれるならそれでいい」
ハス太「……でもそんなの」
クー子「ニャル子も家族も失って、今一番辛いのは少年。少年には現実と戦う時間が必要」
クー子「わたしはそれを手伝ってるだけ……」
ハス太「でも、クー子ちゃんだって辛いのに……」
クー子「ハスタも辛い、みんな辛い。だから支えあわなきゃいけない」
クー子「だいじょうぶ、今はまだ少年混乱しているだけ」
クー子「きっと明日にはいつもの少年に戻る」
>>13
クー子いじめたいだけだからスマンミスった
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:04:46 ID:4dlVFKmv0
クー子「それに、少年はちゃんと手加減してくれてる、だから、きっと」
ハス太「……」
クー子「今に、いつもの、やさしい少年に戻るから、だいじょうぶ……」
クー子「それまで私が、少年を支えるから。ハス太は心配することない。自分の仕事に戻って……」
ハス太「……うん」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:07:43 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クー子(……あの時、少年は気絶していたから覚えていない)
クー子(意識のない少年を人質に取られ、私たちは互いに殺し合いを要求された)
クー子(その中でニャル子と少年の母親が死に、私だけが生き残った)
クー子(……私だけが、隅っこで震えていた)
クー子(テロリストは遅れてきたハス太くんが不意打ちで倒した)
クー子(少年を救出することだけには成功したけれど……)
クー子(もう三人が帰ってくることはない……)
クー子(そしてこの事実を知れば少年はきっと……)
コン、コン
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:11:43 ID:4dlVFKmv0
クー子「少年、ごはん、持ってきた」
真尋「」
クー子「シチュー作ってみたの、今日は美味しく出来たと思う」
クー子「食べて」
真尋「」
クー子「……食べて、あ~ん」
こつ、こつ
クー子「少年、口を開けて……食べなきゃ死んじゃう」
真尋「」
ガシャン!!
クー子「あつッ!!」
真尋「誰が怪物の作ったものなんて食べるかよ」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:15:24 ID:4dlVFKmv0
クー子「…………」
クー子「ごめん、すぐ片付ける」カチャカチャ
ガスッ!!
クー子「ぁ゛ッ!」
真尋「」
ドゴッ!!
ボコッ!!
バキッ!!
クー子「あっ……うぅ……うッ……」ズル
真尋「」
クー子「……ぅっ……ぅっ……」ピクピク
クー子「………」カチャ、カチャ
真尋「」
>>20
クー子いじめる以外はほんと荒い
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:19:34 ID:4dlVFKmv0
クー子「……ぅっ……ぅっ……」ピクピク
クー子「………」カチャ、カチャ
真尋「」
クー子「……ハァ……ハァ……」カチャ…
バシッ!!
クー子「あぐッ!」
グチャ
クー子「……少年……私の顔は雑巾じゃない」
真尋「」グリグリ
クー子「……お願い、踏みつけないで……」
真尋「」グリグリ
クー子「……少年」
真尋「」
バキッ!!
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:22:46 ID:4dlVFKmv0
クー子「ぶッ!!」
クー子(顔面キック……鼻が……)ボタボタ
真尋「汚いな。片付けろよ」
クー子「……ごめんなさい。掃除道具、持ってくる」カチャカチャ
クー子「その後、コンビニで何か買ってくるから……食べて」
……パタン
真尋「」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:25:16 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クー子「……」ポタポタ
クー子「……食器は、流しに、あと絆創膏と、雑巾……」
クー子「シャワーも浴びなきゃ……」
クー子「……痛ッ!」
クー子「……身体は、少年よりずっと強いはずなのに」
クー子「……どうしてこんな」
クー子「……痛い」
クー子「痛い……いたいよぉ……うっ、えっぐ……」
クー子「……いたい……いたい……いたいぃ……」グスグス
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:29:05 ID:4dlVFKmv0
―コンビニ―
店員「シャッセー」
店員「!!」
クー子「……少年、何が好きかな……」
珠緒「あ、クー子ちゃん久しぶ……く、クー子ちゃん!」
クー子「……あ」
珠緒「クー子ちゃんどうしたの? 傷だらけじゃない!!」
クー子「え? あぁ、だいじょうぶ。痛ッ!」
珠緒「転んだ傷じゃないわね? 誰かに殴られたの?」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:32:41 ID:4dlVFKmv0
クー子「だいじょうぶ。ヘーキ。すぐに治る」
珠緒「そんな訳ないじゃない! ちょっと待って、えと、病院?」
クー子「すぐ帰らなきゃだから、そんなヒマはない」
珠緒「な、何があったの? ニャル子ちゃんたちも最近ずっと見てないし、げ、元気かな?」
クー子「」プルプル
珠緒「……」
クー子「おちついたら……はなす……」
珠緒「……うん、なんだかよく分からないけど……」
珠緒「ぜ、絶対に一人で抱え込まないでね? 出来ることがあったら言ってね?」ギュゥ
クー子「……」ウルウル
クー子「ごめん……今はなにもはなせない……ごめん……」プルプル
珠緒「うん、うん。だいじょうぶだよ」ムギュ
店員(……しゅ、修羅場?)ドキドキ
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:36:26 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クー子「少年、ただいま」
真尋「」
クー子「コンビニ弁当、買ってきた。温めてもらったからあったかい」
真尋「」
クー子「私の体温で温まった訳じゃないからヘーキ……食べて」ペリペリ
真尋「」
クー子「ここに、置いておくから……」
真尋「」
クー子「……それじゃ」スクッ
真尋「」
バンッ!!
クー子「きゃぁ!」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:39:59 ID:4dlVFKmv0
真尋「……ハァ…ハァ」
ドガッ!!
クー子「あがッ……!!」
ドサッ
クー子「……くぷっ、うっ、おぇ……」
真尋「……」
グィ
クー子「痛ッ! 少年、髪は……髪はやめて……」
真尋「」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:43:16 ID:4dlVFKmv0
クー子「……ぁぅ」
真尋「……ハァ」
真尋「……ハァ……ハァ……」
クー子「……少年?」
真尋「……ハァ…ハァ」
クー子(……どこを見て……胸? ふともも?)
真尋「…ハァ!ハァ!ハァ!」
クー子「!!」ゾクッ
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:44:49 ID:F8Zo1drt0
うむ、パンツ蒸発した
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:46:45 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
珠緒「あ~言ったけどそりゃ心配だよぉぉ……」
珠緒「家の前に来てどうなる訳でもないけどさぁ……」
クー子『きゃぁぁぁぁぁ!!!!』
珠緒「!!」
珠緒「く、クー子ちゃん!! どうしたの!! お、おじゃまします!!」ガチャ
クー子『ダメ!! やめて……あぅッ!!』
珠緒「こ、この部屋から……待っててクー子ちゃん今助ける!!」
クー子『来ないで!!』
珠緒「!?」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:51:17 ID:4dlVFKmv0
クー子『かっ……帰って……お願い……ぁッ!』
珠緒「そ、そんなこと言ったって……」
クー子『んッ! ぅぅ……絶対に、絶対に今扉を開けないで……帰って……っッ!』
珠緒「……」
クー子『おねがい……んッ!! ……ぁッ!』
珠緒「……」
珠緒「……ご、ごめんなさい!!」ダッ
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:53:57 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クー子「ごめん……たま……あッ!!」
真尋「……ハァ……ハァ……」パンパン
クー子「ぁッ! ぁッ! ……ふッ……んぅッ!!」
真尋「……ハァ、ハァ……ゥゥ……」パンパン
クー子「……ぅッ……ぅぅ……い、いいよ少年。すきにしていいから」
クー子「少しでも楽になれるなら……なんでもするから……ぁッ!」
真尋「……ゥッ!」
クー子「イきそうなの? かまわない……このままナカで……」
クー子「わたしが、うけとめてあげるから……ぁンッ!!」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:56:45 ID:4dlVFKmv0
真尋「ぅッ!!」ビクビク
クー子「んっ……はぁぁ……あつ……」
真尋「……ぅっ……ゥゥゥ……」
クー子「よしよし、泣かないで、少年。あっ……」
真尋「クー子、ヒック…ごめん……ごめん……」ギュゥ
クー子「……///」
クー子「……ううん。少年……ヘーキ」キュ
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:59:12 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
珠緒「おはよ~~」ガラガラ
珠緒「あ、クー子ちゃん! 八坂くん!」
真尋「うん、ひさしぶり」
珠緒「あれ? 痩せた? しばらく来なかったから心配したんだよ?」
真尋「悪い、ごめんごめん」
クー子「……」
珠緒「詳しくは……訊かない方がいいのかな? ニャル子ちゃん達は?」
真尋「ハス太は、しばらく仕事で帰って来ないらしい」
珠緒「……ニャル子ちゃんは?」
真尋「……」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:03:05 ID:4dlVFKmv0
真尋「……」
クー子「……(汗」
珠緒「ん? あれ?」
真尋「うん、あいつもなんか仕事だって。しばらく帰って来ないかも」ニコニコ
クー子「……」
珠緒「……そ、そっか、寂しくなるね……しばらく」
真尋「……ああ」
クー子「……」
珠緒(……ホントに大丈夫なの?)ボソボソ
クー子「……ヘーキ、ありがとう」ボソボソ
クー子「……」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:07:00 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
真尋「ただいま」
クー子「ただいま」
真尋「……やっぱ、誰もいないと静かだな」
クー子「……うん」
真尋「」キュ
クー子「少年?」
真尋「」
クー子「しょ、少年、待って……せめてシャワーを……あぅ!」
真尋「」ムギュ
クー子「少年……きゃ!」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:10:05 ID:4dlVFKmv0
ぴちゃ ちゃぷ ちゅぱぁ ちゅぷ
クー子「んっ」
真尋「」チャプチャプ
クー子「……あっ……ぅッ」ピクン
真尋「……」ギュゥ
クー子「よしよし……ここ、玄関だから、部屋行こう?」ナデナデ
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:12:57 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
真尋「……スゥ……スゥ」
クー子(なんとか、ご飯も食べてくれるようになった。学校にも行ける)
クー子(でも家に帰ってきたら休むことなくセックス……)
クー子(私はヘーキだけど……このままじゃ少年の身体がもたない……)
クー子(でも、ようやく安定し始めたのに……この状態を崩してしまうのは)
真尋「……う……ぅん……」
クー子「少年、起きた?」
真尋「……んっ」ムギュ
クー子「……よしよし、少年は甘えんぼさん……ぁ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:13:36 ID:Fafu7P5V0
http://i.imgur.com/rNpP7tc.jpg
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:15:32 ID:4dlVFKmv0
真尋「……ん」
ちゅぅ……ちゅぱ……
クー子「……んっ///」
真尋「……子」ボソ
クー子「……ん? なぁに?」ナデナデ
真尋「……ニャル子」ギュゥ
クー子「」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:18:39 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
シャァァァァァ…
クー子「……シャワー、あったかい……」
シャァァァ……
クー子「……」
クー子「……ぁ」
トロトロ…
クー子「少年のセーエキ、溢れてきてる……ん」クチュ
>>49
ふぅ…
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:21:04 ID:4dlVFKmv0
クー子「あんなに、だすから……」クチュ
クー子「……少年」
クー子「……ニャル子」
クー子「……ぅっ……ぅぅ……ぅぇ……グス」ズルズル
クー子「……ヒック……ヒック……ぅッ」
シャァァァァ
ニャル子・頼子『たっ、だいまぁぁぁ!!』
クー子「……」
クー子「……え?」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:24:36 ID:4dlVFKmv0
ニャル子「まっひろさ~~ん!! ニャル子ただいま生還致しましたぁぁぁ!!」ドダダダ
真尋「ニャル子……母さん? う、ウソだろ? 本物なのか!?」
ニャル子「えぇ本物ですとも真尋さぁぁぁん!!」シュパタン!
真尋「かあさぁぁん!!!」ガシッ
頼子「あん、こら真尋!」
ニャル子「ずざ――!!」
ニャル子「真尋さん……酷いです……」シクシク
クー子「…………ニャル子」ポタポタ
ニュル子「おぉクー子! 久しぶりですねぇ…って! なんで全裸ですか!!」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:28:16 ID:fWjkQOf/0
ニュル子かよ
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:28:49 ID:4dlVFKmv0
クー子「……なんで、ニャル子……死んだはずじゃ……」ポタポタ
ニャル子「ふっふっふ、なぁに、死にかけましたけどね……」
ニャル子「私の頭の中には小さな核がありましてですね」トントン
ニャル子「これが破壊されない限り私はなんどでも再生することが可能なんですよ」
ハス太「初耳だったよニャル子ちゃん、ついでにただいま~」
ニャル子「更に死の淵から蘇ったことで私は更なるパワーを手に入れたスーパーニャルラトホテプ星人として復活!」
ニュル子「そしてナ○ック星にて宇宙不動産会社の悪しき社長と激闘ぉぉ!!」
ニャル子「そんでもってに七つの玉をごうだ……いえ譲り受け」
ニャル子「見事にお義母さんを見事に生き返らせることができたということです!」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:31:45 ID:4dlVFKmv0
ハス太「いやホントいろいろビックリしたよ。連絡できなくてごめんね」
ギュゥ
ニャル子「……っとと」
クー子「ニャル子……ニャル子ニャル子ニャル子」ウルウル
ニャル子「…………はぁ」
ニャル子「心配かけましたよクー子」ナデナデ
クー子「…………うん」グスグス
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:36:22 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
真尋「ただいま~~、ジュース買ってきたぞ~~」
頼子「うん、お疲れさま」
ニャル子「ありがとうございます真尋さん!! さっそく口移しでぇ……ぐへぇ!」
真尋「いい加減にしろお前は……」
ニャル子「真尋さぁん……」グスグス
ハス太「ウフフ」
クー子(……ニャル子達が帰ってきて少年も元気になった)ニコニコ
クー子(すべてが元通りになった。これでいい……)
クー子(これでいい……なのに……)
ニャル子「なぁぁ!! 真尋さん音爆弾使うなら言ってくださいよ!!」ガチャガチャ
真尋「しょ、しょうがないだろ!」ガチャガチャ
クー子(……ズキズキする)
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:38:04 ID:EbO5xDF30
つわりか
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:38:45 ID:Fafu7P5V0
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:39:12 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クー子(……少年、寝てるかな?)
クー子(もうずっと一緒に寝てない。前は毎日だったのに)
クー子(た、たまってたら、前みたいにシてあげないと……)ドキドキ
クー子(少年、また優しくしてくれるかな……)
ニャル子『あぁん! 真尋さん待って下さいぃ! そこはぁ!』
クー子(……ニャル子?)
ニャル子『ね? 真尋さん、まずはキスから……んちゅぅ』
クー子(ニャル子……また少年に怒られるのに……)ギィ
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:43:27 ID:4dlVFKmv0
クー子「にゃる……」チラ
ニャル子『んっ……ちゅぁ……ちゅぷ……まひろさぁぁん』トロン
真尋『ニャル子……ニャル子……』ギュゥ
クー子「」
ニャル子『好きです……好きですまひろさぁん……』キュ
真尋『』ギュゥ
ニャル子『でへへ、真尋さんも、私のこと愛してるんですよね?』チュゥ
真尋『……うん。愛してるよニャル子……』
クー子「」
クー子「」パタム
クー子「…………」
クー子「」ヨロヨロ
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:46:04 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ニャル子「ふん♪ ふん♪ ふん♪ ら、ぶらぶぅぅ~♪」
ニャル子「今夜も真尋さんと……ぁぁぁん♪」クネクネ
ニャル子「ハァハァ……あんなに真尋さんがニャル子を愛していただなんて……」キュン
クー子「」
ニャル子「おやクー子、アンタも学校帰りですか?」
クー子「」
ニャル子「クー子? お~い」
クー子「」
ニャル子「ど、どうしました? おのれいよいよ狂いましたか!!」
クー子「……ボウ」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:47:10 ID:4dlVFKmv0
クー子「……ドロボウ」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:47:39 ID:r8lHrQhy0
こわっ
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:50:06 ID:4dlVFKmv0
ニャル子「ほえ? なんですと?」
クー子「……ドロボウ」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!
ニャル子「ちょま!! なにいきなりガチモードですか!!」
クー子「……ドロボウ」
クー子「……ドロボウドロボウドロボウドロボウ」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:53:14 ID:eLvKu7hG0
特に理由の無いファンネルがニャル子を襲う
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:53:17 ID:4dlVFKmv0
ニャル子「う、宇宙CQCぃぃぃ!!! どうしたってんですかクー子ぉ!!」
クー子「ニャル子ぉぉぉぉぉ!!!!」ボロボロ
ニャル子「なにぉぉぉ!!!!」
クー子「……だいすき」
ニャル子「はい?」
フッ……
クー子「……」ヒックヒック
ニャル子「あの……ちょっと、え?」
クー子「さよなら、ニャル子……」
ニャル子「……あの、クー子? お~い?」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:56:17 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~
頼子「クー子ちゃんが?」
ニャル子「だれかなんか心当たりありませんかね?」
ハス太「……(汗」
シャンタッ君「きゅぃぃ??」
真尋「……それで、クー子はどこに?」
ニャル子「さて……いえ、それはお伝え出来ません」
真尋「どうしてだ?」
ニャル子「……いえ、あの、課長に問い合せたら転勤願を出したそうで……」
ハス太「そ、それってここには帰って来ないってこと?」
ニャル子「……いえ、それは……」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:58:09 ID:4dlVFKmv0
真尋「……ニャル子……全部話せ」
ニャル子「……いえ、なんといいますか、あまり知るべきでは……」
真尋「話せ……」
ニャル子「おぉう……いつにもない真尋さんの気迫……」
ニャル子「分かりましたよもぉ……話します」
ニャル子「クー子が自ら願い出た職場というのがですね……」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:01:08 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~
『ギャァァァァ!!!』『アァァァ!!!』
クー子「……ハァ…ハァ」
『また一人やられたぞぉ!』『伏せろ! 伏せろぉ!!』
『ちくしょぉぉぉ!!』『先走るんじゃない! 死にたいのかぁ!』
『うぁぁぁぁ!!!』
クー子「……ハァ、ハァ…ハァ」
兵士「おいクトゥグア星人……動けるか?」
クー子「もうムリ……おいていって」
兵士「すまない……あとひと押しなのに!!」
クー子「援軍なのに、あまり援護できなくて……ぁぅッ!」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:03:28 ID:4dlVFKmv0
兵士「いや、充分にやってくれた。言い残すことはあるか?」
クー子「…………ううん、ない」
兵士「……スマン!!」ダッ
クー子「……ハァ、ハァ」
クー子「……ハァ」ペタン
『すすめ! すすめぇぇ!!』『うぁぁやられたぁ!!』
『死にたくない! 死にたくない!』
『あぁぁぁ!!!』
クー子「……」
敵兵「……まだ生きてるな?」ギロリ
クー子「……」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:06:22 ID:4dlVFKmv0
敵兵「へへ、なかなか上玉じゃねぇか……捕虜にして可愛がってやるぜ」
クー子「……」
敵兵「あ? なにか言ったか?」
クー子「……少年……少年」グスグス
敵兵「???」
クー子「……ゴメンナサイ…ゴメンナサイ…ゴメンナサイ」グスグス
敵兵「へ、へへ、泣き顔もそそるじゃねぇか……」
クー子「………」グスグス
クー子「………ッコ」グス
クー子「………ニャルコ」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:08:20 ID:4dlVFKmv0
『はぁ~~~~い』
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:11:39 ID:4dlVFKmv0
ザシュ!!
敵兵「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!」
スタッ
ニャル子「いつもニコニコあなたのトナリに這いよる混沌……」
ニャル子「ニャルラトホテプぅぅでっす♪」キャピ
クー子「ニャル子……どうして……」
ニャル子「勘違いするんじゃありませんよクー子!」
ニャル子「別にあんたを助けに来たわけじゃないんですからねっ!」
ニャル子「真尋さんがどうしてもって言うから……」
真尋「クー子ぉ!!」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:15:06 ID:4dlVFKmv0
クー子「少年……」
ハス太「クー子ちゃん!」
シャンタッ君「きゅぃぃ!!」
クー子「ハス太くん……シャンタッくん……」ウルウル
真尋「大丈夫かクー子……ウチに帰るぞ!」ダキッ
クー子「でも、少年……この前……」
ニャル子「あ~やっぱこの前の見てましたかクー子……」ポリポリ
ニャル子「あれ以上は何もしてませんよ、明らかに真尋さんの様子がおかしかったですし」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:17:56 ID:4dlVFKmv0
クー子「……え?」
ニャル子「どうやら、真尋さんもう少し療養が必要のようです」ポイッ
クー子「」パシ
ニャル子「それあげますから、しばらくお願いします。大丈夫! また後で寝取りますから!!」
クー子「……ニャル子」ウルウル
ニャル子「さぁて……スーパーニャルラトホテプ星人となった私の力で、この戦場を締めますかねぇ!!」
ハス太「先に帰って? クー子ちゃん、真尋くん」
シャンタッ君「きゅぃぃ!!」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:20:30 ID:UMxhPXNWT
戦場でヤるのか
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:21:57 ID:4dlVFKmv0
真尋「ニャル子、ハス太……大丈夫なのか?」
ニャル子「それはこの星が私の力に耐えられるかというご心配ですか?」ゴゴゴゴ…
ニャル子「わかりやすく説明しましょう。まずこれが普通の状態……」
ハス太「あわわわ……ニャル子ちゃんせめて2までで……」
真尋「ハス太、ニャル子を任せる!! 帰り道頼むぞシャンタッ君!!」シュタタタ
クー子「きゃぅ!」
ニャル子「くぉれがスーパニャルラトホテプ星人……」バシュゥ!
ニャル子「そしてくぉれがスーパニャルラトホテプ星人を超えたスーパニャルラトホテプ星人……」ドバシュゥ!
ニャル子「スーパニャルラトホテプ星人2ってトコですか……くくく」
ニャル子「そしてくぉぉれぇがぁぁ……」ゴゴゴ…
ハス太「ニャル子ちゃん長い!!」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:25:04 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~
真尋「ただいま」
クー子「ただいま」
シャンタッ君「きゅぃぃ!!」
真尋「おお、ニャル子達のところへ帰るのか……ありがとう」
シャンタッ君「きゅぃぃぃ!!」バサバサ
クー子「……」
真尋「傷、大丈夫なのか?」
クー子「ヘーキ。帰りながらメディカルマシーンで回復した」
真尋「あぁ、なんか丸いのに乗ってると思ったら……」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:27:18 ID:4dlVFKmv0
クー子「……」
真尋「……」
真尋「……その、クー子、ゴメン」
クー子「……うん、許す。ゼンブ」
真尋「かるぅ!」
クー子「痛いのも気持ちよかったよ、少年……」ハァハァ
真尋「あ~なんか一気に冷静さが……」
クー子「くすくす」カチャカチャ
真尋「何してるんだ?」
クー子「時空間制御装置。これでこの家が異空間化した。外の一日がここでの一年」
真尋「精神と時の部屋かよ!」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:28:16 ID:mDXI7k4X0
真尋はクズ
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:29:38 ID:4dlVFKmv0
クー子「ううん? ココはわたしたちの性欲と愛の部屋……」ガシッ!
真尋「うぉぉい!!」
クー子「ニャル子たちが帰ってくるまで三日はかかる……」ハァハァ
真尋「三年かよ……」
クー子「少年、今こそ償いの時……」ハァハァハァハァ
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:33:10 ID:4dlVFKmv0
真尋「あぁ、いや……なんというか……」
クー子「……なぁに?」
真尋「ごめん……本当にごめん……三年で僕は償いきれるか?」
クー子「じゃぁ一日十年に設定する」
真尋「設定できんの!」
クー子「クスクス、ヘーキ、少年……少年のためなら、私は死ねる」キラキラ
真尋「……あぁ、もう……」
クー子「ん?」
真尋「ほんっとカワイイなクー子ぉ!!」ガバッ
クー子「あん」ドサッ
終わる
97: 東電幼女 【37.4m】 【Doperate1359647250538925】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(-1+0:15) 【東電 62.5 %】 2013/05/12 03:42:41 ID:CVLcLiEu0
乙
最高だった
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 06:11:24 ID:P7xrPo1O0
クー子孕ませスレが増えつつあって嬉しい
大層乙であった
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 07:10:02 ID:TAUgaGuUO
すごく好き。>>1乙
やっぱりいぢめSSっていいなぁ
ザクッ!!
クー子「いやぁぁぁぁぁぁぁ――――!!」
クー子「あっ……あっ……うでが、うでが……」ガクガク
ドグッ!
クー子「あっ……がっ……」
クー子「……少年、お腹は、蹴っちゃだめ……ごほっ!」
まひろ「」
ドカッ!
クー子「きゃぁ!」
バキッ!
ガスッ!
ドゴッ!
ゴスッ!
まひろ「」
クー子「あ、うぅぅ……はぁ、はぁ……がはっ! ごほっ!」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 00:54:37 ID:4dlVFKmv0
真尋「なぁ」
クー子「うっ……うぅ……うぇ?」
真尋「なんでお前が生きてんの?」
クー子「……やめて、少年、お願いだから」
真尋「お前のせいでニャル子と母さんが死んだのにさぁ……」
クー子「……ごめんなさい」
真尋「なんでお前だけ生きてんだよ!!」
ドガッ!!
クー子「がっ……ふっ!」
バキッ!
ガスッ!
クー子「ごめんなさい……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
真尋「謝ったって誰も帰って来ないんだよ!!」
ザグッ!
クー子「あぁぁぁぁぁッッ!!」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 00:56:57 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クー子「はぁ……はぁ……はぁ……」ユラユラ
ハス太「クー子ちゃん! なにしてんの!!」
クー子「はすた……別に、転んだだけ」
ハス太「ウソ! またまひろくんの部屋に行ったんだね? あれほどダメだって言ったのに!」
クー子「でも、こうしないと少年は本当に狂ってしまう……」
ハス太「クー子ちゃんが死んじゃうよ!」
クー子「だいじょうぶ。これでもクトゥグア星人」
8: アーガーサー博士 ◆tYqR8HFjY2 2013/05/12 00:57:51 ID:AOzZlbwaP
クー子ぺろぺろ
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 00:57:55 ID:gcelf2iV0
なんかはじまた
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 00:58:52 ID:4dlVFKmv0
ハス太「関係ないよ! いい、ボク本当のことを話してくる」
クー子「余計なことはしなくていい。二人は私のせいで死んだ。少年は私を憎んでいればそれでいい」
ハス太「ニャル子ちゃんとお母さんが死んだのは、クー子ちゃんのせいなんかじゃない」
ガシッ
ハス太「……はなして」
クー子「ハス太、よく聞いて。少年は今、私を憎むことで命を繋いでいる」
ハス太「……でも」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:02:09 ID:4dlVFKmv0
クー子「事実を知れば、少年の心がどうなるか分からない」
ハス太「……でもクー子ちゃんが」
クー子「私に悲しみをぶつけることで、少しでも少年が楽になれるならそれでいい」
ハス太「……でもそんなの」
クー子「ニャル子も家族も失って、今一番辛いのは少年。少年には現実と戦う時間が必要」
クー子「わたしはそれを手伝ってるだけ……」
ハス太「でも、クー子ちゃんだって辛いのに……」
クー子「ハスタも辛い、みんな辛い。だから支えあわなきゃいけない」
クー子「だいじょうぶ、今はまだ少年混乱しているだけ」
クー子「きっと明日にはいつもの少年に戻る」
>>13
クー子いじめたいだけだからスマンミスった
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:04:46 ID:4dlVFKmv0
クー子「それに、少年はちゃんと手加減してくれてる、だから、きっと」
ハス太「……」
クー子「今に、いつもの、やさしい少年に戻るから、だいじょうぶ……」
クー子「それまで私が、少年を支えるから。ハス太は心配することない。自分の仕事に戻って……」
ハス太「……うん」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:07:43 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クー子(……あの時、少年は気絶していたから覚えていない)
クー子(意識のない少年を人質に取られ、私たちは互いに殺し合いを要求された)
クー子(その中でニャル子と少年の母親が死に、私だけが生き残った)
クー子(……私だけが、隅っこで震えていた)
クー子(テロリストは遅れてきたハス太くんが不意打ちで倒した)
クー子(少年を救出することだけには成功したけれど……)
クー子(もう三人が帰ってくることはない……)
クー子(そしてこの事実を知れば少年はきっと……)
コン、コン
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:11:43 ID:4dlVFKmv0
クー子「少年、ごはん、持ってきた」
真尋「」
クー子「シチュー作ってみたの、今日は美味しく出来たと思う」
クー子「食べて」
真尋「」
クー子「……食べて、あ~ん」
こつ、こつ
クー子「少年、口を開けて……食べなきゃ死んじゃう」
真尋「」
ガシャン!!
クー子「あつッ!!」
真尋「誰が怪物の作ったものなんて食べるかよ」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:15:24 ID:4dlVFKmv0
クー子「…………」
クー子「ごめん、すぐ片付ける」カチャカチャ
ガスッ!!
クー子「ぁ゛ッ!」
真尋「」
ドゴッ!!
ボコッ!!
バキッ!!
クー子「あっ……うぅ……うッ……」ズル
真尋「」
クー子「……ぅっ……ぅっ……」ピクピク
クー子「………」カチャ、カチャ
真尋「」
>>20
クー子いじめる以外はほんと荒い
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:19:34 ID:4dlVFKmv0
クー子「……ぅっ……ぅっ……」ピクピク
クー子「………」カチャ、カチャ
真尋「」
クー子「……ハァ……ハァ……」カチャ…
バシッ!!
クー子「あぐッ!」
グチャ
クー子「……少年……私の顔は雑巾じゃない」
真尋「」グリグリ
クー子「……お願い、踏みつけないで……」
真尋「」グリグリ
クー子「……少年」
真尋「」
バキッ!!
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:22:46 ID:4dlVFKmv0
クー子「ぶッ!!」
クー子(顔面キック……鼻が……)ボタボタ
真尋「汚いな。片付けろよ」
クー子「……ごめんなさい。掃除道具、持ってくる」カチャカチャ
クー子「その後、コンビニで何か買ってくるから……食べて」
……パタン
真尋「」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:25:16 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クー子「……」ポタポタ
クー子「……食器は、流しに、あと絆創膏と、雑巾……」
クー子「シャワーも浴びなきゃ……」
クー子「……痛ッ!」
クー子「……身体は、少年よりずっと強いはずなのに」
クー子「……どうしてこんな」
クー子「……痛い」
クー子「痛い……いたいよぉ……うっ、えっぐ……」
クー子「……いたい……いたい……いたいぃ……」グスグス
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:29:05 ID:4dlVFKmv0
―コンビニ―
店員「シャッセー」
店員「!!」
クー子「……少年、何が好きかな……」
珠緒「あ、クー子ちゃん久しぶ……く、クー子ちゃん!」
クー子「……あ」
珠緒「クー子ちゃんどうしたの? 傷だらけじゃない!!」
クー子「え? あぁ、だいじょうぶ。痛ッ!」
珠緒「転んだ傷じゃないわね? 誰かに殴られたの?」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:32:41 ID:4dlVFKmv0
クー子「だいじょうぶ。ヘーキ。すぐに治る」
珠緒「そんな訳ないじゃない! ちょっと待って、えと、病院?」
クー子「すぐ帰らなきゃだから、そんなヒマはない」
珠緒「な、何があったの? ニャル子ちゃんたちも最近ずっと見てないし、げ、元気かな?」
クー子「」プルプル
珠緒「……」
クー子「おちついたら……はなす……」
珠緒「……うん、なんだかよく分からないけど……」
珠緒「ぜ、絶対に一人で抱え込まないでね? 出来ることがあったら言ってね?」ギュゥ
クー子「……」ウルウル
クー子「ごめん……今はなにもはなせない……ごめん……」プルプル
珠緒「うん、うん。だいじょうぶだよ」ムギュ
店員(……しゅ、修羅場?)ドキドキ
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:36:26 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クー子「少年、ただいま」
真尋「」
クー子「コンビニ弁当、買ってきた。温めてもらったからあったかい」
真尋「」
クー子「私の体温で温まった訳じゃないからヘーキ……食べて」ペリペリ
真尋「」
クー子「ここに、置いておくから……」
真尋「」
クー子「……それじゃ」スクッ
真尋「」
バンッ!!
クー子「きゃぁ!」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:39:59 ID:4dlVFKmv0
真尋「……ハァ…ハァ」
ドガッ!!
クー子「あがッ……!!」
ドサッ
クー子「……くぷっ、うっ、おぇ……」
真尋「……」
グィ
クー子「痛ッ! 少年、髪は……髪はやめて……」
真尋「」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:43:16 ID:4dlVFKmv0
クー子「……ぁぅ」
真尋「……ハァ」
真尋「……ハァ……ハァ……」
クー子「……少年?」
真尋「……ハァ…ハァ」
クー子(……どこを見て……胸? ふともも?)
真尋「…ハァ!ハァ!ハァ!」
クー子「!!」ゾクッ
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:44:49 ID:F8Zo1drt0
うむ、パンツ蒸発した
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:46:45 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
珠緒「あ~言ったけどそりゃ心配だよぉぉ……」
珠緒「家の前に来てどうなる訳でもないけどさぁ……」
クー子『きゃぁぁぁぁぁ!!!!』
珠緒「!!」
珠緒「く、クー子ちゃん!! どうしたの!! お、おじゃまします!!」ガチャ
クー子『ダメ!! やめて……あぅッ!!』
珠緒「こ、この部屋から……待っててクー子ちゃん今助ける!!」
クー子『来ないで!!』
珠緒「!?」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:51:17 ID:4dlVFKmv0
クー子『かっ……帰って……お願い……ぁッ!』
珠緒「そ、そんなこと言ったって……」
クー子『んッ! ぅぅ……絶対に、絶対に今扉を開けないで……帰って……っッ!』
珠緒「……」
クー子『おねがい……んッ!! ……ぁッ!』
珠緒「……」
珠緒「……ご、ごめんなさい!!」ダッ
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:53:57 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クー子「ごめん……たま……あッ!!」
真尋「……ハァ……ハァ……」パンパン
クー子「ぁッ! ぁッ! ……ふッ……んぅッ!!」
真尋「……ハァ、ハァ……ゥゥ……」パンパン
クー子「……ぅッ……ぅぅ……い、いいよ少年。すきにしていいから」
クー子「少しでも楽になれるなら……なんでもするから……ぁッ!」
真尋「……ゥッ!」
クー子「イきそうなの? かまわない……このままナカで……」
クー子「わたしが、うけとめてあげるから……ぁンッ!!」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:56:45 ID:4dlVFKmv0
真尋「ぅッ!!」ビクビク
クー子「んっ……はぁぁ……あつ……」
真尋「……ぅっ……ゥゥゥ……」
クー子「よしよし、泣かないで、少年。あっ……」
真尋「クー子、ヒック…ごめん……ごめん……」ギュゥ
クー子「……///」
クー子「……ううん。少年……ヘーキ」キュ
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 01:59:12 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
珠緒「おはよ~~」ガラガラ
珠緒「あ、クー子ちゃん! 八坂くん!」
真尋「うん、ひさしぶり」
珠緒「あれ? 痩せた? しばらく来なかったから心配したんだよ?」
真尋「悪い、ごめんごめん」
クー子「……」
珠緒「詳しくは……訊かない方がいいのかな? ニャル子ちゃん達は?」
真尋「ハス太は、しばらく仕事で帰って来ないらしい」
珠緒「……ニャル子ちゃんは?」
真尋「……」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:03:05 ID:4dlVFKmv0
真尋「……」
クー子「……(汗」
珠緒「ん? あれ?」
真尋「うん、あいつもなんか仕事だって。しばらく帰って来ないかも」ニコニコ
クー子「……」
珠緒「……そ、そっか、寂しくなるね……しばらく」
真尋「……ああ」
クー子「……」
珠緒(……ホントに大丈夫なの?)ボソボソ
クー子「……ヘーキ、ありがとう」ボソボソ
クー子「……」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:07:00 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
真尋「ただいま」
クー子「ただいま」
真尋「……やっぱ、誰もいないと静かだな」
クー子「……うん」
真尋「」キュ
クー子「少年?」
真尋「」
クー子「しょ、少年、待って……せめてシャワーを……あぅ!」
真尋「」ムギュ
クー子「少年……きゃ!」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:10:05 ID:4dlVFKmv0
ぴちゃ ちゃぷ ちゅぱぁ ちゅぷ
クー子「んっ」
真尋「」チャプチャプ
クー子「……あっ……ぅッ」ピクン
真尋「……」ギュゥ
クー子「よしよし……ここ、玄関だから、部屋行こう?」ナデナデ
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:12:57 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
真尋「……スゥ……スゥ」
クー子(なんとか、ご飯も食べてくれるようになった。学校にも行ける)
クー子(でも家に帰ってきたら休むことなくセックス……)
クー子(私はヘーキだけど……このままじゃ少年の身体がもたない……)
クー子(でも、ようやく安定し始めたのに……この状態を崩してしまうのは)
真尋「……う……ぅん……」
クー子「少年、起きた?」
真尋「……んっ」ムギュ
クー子「……よしよし、少年は甘えんぼさん……ぁ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:13:36 ID:Fafu7P5V0
http://i.imgur.com/rNpP7tc.jpg
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:15:32 ID:4dlVFKmv0
真尋「……ん」
ちゅぅ……ちゅぱ……
クー子「……んっ///」
真尋「……子」ボソ
クー子「……ん? なぁに?」ナデナデ
真尋「……ニャル子」ギュゥ
クー子「」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:18:39 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
シャァァァァァ…
クー子「……シャワー、あったかい……」
シャァァァ……
クー子「……」
クー子「……ぁ」
トロトロ…
クー子「少年のセーエキ、溢れてきてる……ん」クチュ
>>49
ふぅ…
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:21:04 ID:4dlVFKmv0
クー子「あんなに、だすから……」クチュ
クー子「……少年」
クー子「……ニャル子」
クー子「……ぅっ……ぅぅ……ぅぇ……グス」ズルズル
クー子「……ヒック……ヒック……ぅッ」
シャァァァァ
ニャル子・頼子『たっ、だいまぁぁぁ!!』
クー子「……」
クー子「……え?」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:24:36 ID:4dlVFKmv0
ニャル子「まっひろさ~~ん!! ニャル子ただいま生還致しましたぁぁぁ!!」ドダダダ
真尋「ニャル子……母さん? う、ウソだろ? 本物なのか!?」
ニャル子「えぇ本物ですとも真尋さぁぁぁん!!」シュパタン!
真尋「かあさぁぁん!!!」ガシッ
頼子「あん、こら真尋!」
ニャル子「ずざ――!!」
ニャル子「真尋さん……酷いです……」シクシク
クー子「…………ニャル子」ポタポタ
ニュル子「おぉクー子! 久しぶりですねぇ…って! なんで全裸ですか!!」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:28:16 ID:fWjkQOf/0
ニュル子かよ
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:28:49 ID:4dlVFKmv0
クー子「……なんで、ニャル子……死んだはずじゃ……」ポタポタ
ニャル子「ふっふっふ、なぁに、死にかけましたけどね……」
ニャル子「私の頭の中には小さな核がありましてですね」トントン
ニャル子「これが破壊されない限り私はなんどでも再生することが可能なんですよ」
ハス太「初耳だったよニャル子ちゃん、ついでにただいま~」
ニャル子「更に死の淵から蘇ったことで私は更なるパワーを手に入れたスーパーニャルラトホテプ星人として復活!」
ニュル子「そしてナ○ック星にて宇宙不動産会社の悪しき社長と激闘ぉぉ!!」
ニャル子「そんでもってに七つの玉をごうだ……いえ譲り受け」
ニャル子「見事にお義母さんを見事に生き返らせることができたということです!」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:31:45 ID:4dlVFKmv0
ハス太「いやホントいろいろビックリしたよ。連絡できなくてごめんね」
ギュゥ
ニャル子「……っとと」
クー子「ニャル子……ニャル子ニャル子ニャル子」ウルウル
ニャル子「…………はぁ」
ニャル子「心配かけましたよクー子」ナデナデ
クー子「…………うん」グスグス
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:36:22 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
真尋「ただいま~~、ジュース買ってきたぞ~~」
頼子「うん、お疲れさま」
ニャル子「ありがとうございます真尋さん!! さっそく口移しでぇ……ぐへぇ!」
真尋「いい加減にしろお前は……」
ニャル子「真尋さぁん……」グスグス
ハス太「ウフフ」
クー子(……ニャル子達が帰ってきて少年も元気になった)ニコニコ
クー子(すべてが元通りになった。これでいい……)
クー子(これでいい……なのに……)
ニャル子「なぁぁ!! 真尋さん音爆弾使うなら言ってくださいよ!!」ガチャガチャ
真尋「しょ、しょうがないだろ!」ガチャガチャ
クー子(……ズキズキする)
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:38:04 ID:EbO5xDF30
つわりか
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:38:45 ID:Fafu7P5V0
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:39:12 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
クー子(……少年、寝てるかな?)
クー子(もうずっと一緒に寝てない。前は毎日だったのに)
クー子(た、たまってたら、前みたいにシてあげないと……)ドキドキ
クー子(少年、また優しくしてくれるかな……)
ニャル子『あぁん! 真尋さん待って下さいぃ! そこはぁ!』
クー子(……ニャル子?)
ニャル子『ね? 真尋さん、まずはキスから……んちゅぅ』
クー子(ニャル子……また少年に怒られるのに……)ギィ
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:43:27 ID:4dlVFKmv0
クー子「にゃる……」チラ
ニャル子『んっ……ちゅぁ……ちゅぷ……まひろさぁぁん』トロン
真尋『ニャル子……ニャル子……』ギュゥ
クー子「」
ニャル子『好きです……好きですまひろさぁん……』キュ
真尋『』ギュゥ
ニャル子『でへへ、真尋さんも、私のこと愛してるんですよね?』チュゥ
真尋『……うん。愛してるよニャル子……』
クー子「」
クー子「」パタム
クー子「…………」
クー子「」ヨロヨロ
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:46:04 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ニャル子「ふん♪ ふん♪ ふん♪ ら、ぶらぶぅぅ~♪」
ニャル子「今夜も真尋さんと……ぁぁぁん♪」クネクネ
ニャル子「ハァハァ……あんなに真尋さんがニャル子を愛していただなんて……」キュン
クー子「」
ニャル子「おやクー子、アンタも学校帰りですか?」
クー子「」
ニャル子「クー子? お~い」
クー子「」
ニャル子「ど、どうしました? おのれいよいよ狂いましたか!!」
クー子「……ボウ」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:47:10 ID:4dlVFKmv0
クー子「……ドロボウ」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:47:39 ID:r8lHrQhy0
こわっ
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:50:06 ID:4dlVFKmv0
ニャル子「ほえ? なんですと?」
クー子「……ドロボウ」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!
ニャル子「ちょま!! なにいきなりガチモードですか!!」
クー子「……ドロボウ」
クー子「……ドロボウドロボウドロボウドロボウ」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:53:14 ID:eLvKu7hG0
特に理由の無いファンネルがニャル子を襲う
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:53:17 ID:4dlVFKmv0
ニャル子「う、宇宙CQCぃぃぃ!!! どうしたってんですかクー子ぉ!!」
クー子「ニャル子ぉぉぉぉぉ!!!!」ボロボロ
ニャル子「なにぉぉぉ!!!!」
クー子「……だいすき」
ニャル子「はい?」
フッ……
クー子「……」ヒックヒック
ニャル子「あの……ちょっと、え?」
クー子「さよなら、ニャル子……」
ニャル子「……あの、クー子? お~い?」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:56:17 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~
頼子「クー子ちゃんが?」
ニャル子「だれかなんか心当たりありませんかね?」
ハス太「……(汗」
シャンタッ君「きゅぃぃ??」
真尋「……それで、クー子はどこに?」
ニャル子「さて……いえ、それはお伝え出来ません」
真尋「どうしてだ?」
ニャル子「……いえ、あの、課長に問い合せたら転勤願を出したそうで……」
ハス太「そ、それってここには帰って来ないってこと?」
ニャル子「……いえ、それは……」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 02:58:09 ID:4dlVFKmv0
真尋「……ニャル子……全部話せ」
ニャル子「……いえ、なんといいますか、あまり知るべきでは……」
真尋「話せ……」
ニャル子「おぉう……いつにもない真尋さんの気迫……」
ニャル子「分かりましたよもぉ……話します」
ニャル子「クー子が自ら願い出た職場というのがですね……」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:01:08 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~
『ギャァァァァ!!!』『アァァァ!!!』
クー子「……ハァ…ハァ」
『また一人やられたぞぉ!』『伏せろ! 伏せろぉ!!』
『ちくしょぉぉぉ!!』『先走るんじゃない! 死にたいのかぁ!』
『うぁぁぁぁ!!!』
クー子「……ハァ、ハァ…ハァ」
兵士「おいクトゥグア星人……動けるか?」
クー子「もうムリ……おいていって」
兵士「すまない……あとひと押しなのに!!」
クー子「援軍なのに、あまり援護できなくて……ぁぅッ!」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:03:28 ID:4dlVFKmv0
兵士「いや、充分にやってくれた。言い残すことはあるか?」
クー子「…………ううん、ない」
兵士「……スマン!!」ダッ
クー子「……ハァ、ハァ」
クー子「……ハァ」ペタン
『すすめ! すすめぇぇ!!』『うぁぁやられたぁ!!』
『死にたくない! 死にたくない!』
『あぁぁぁ!!!』
クー子「……」
敵兵「……まだ生きてるな?」ギロリ
クー子「……」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:06:22 ID:4dlVFKmv0
敵兵「へへ、なかなか上玉じゃねぇか……捕虜にして可愛がってやるぜ」
クー子「……」
敵兵「あ? なにか言ったか?」
クー子「……少年……少年」グスグス
敵兵「???」
クー子「……ゴメンナサイ…ゴメンナサイ…ゴメンナサイ」グスグス
敵兵「へ、へへ、泣き顔もそそるじゃねぇか……」
クー子「………」グスグス
クー子「………ッコ」グス
クー子「………ニャルコ」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:08:20 ID:4dlVFKmv0
『はぁ~~~~い』
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:11:39 ID:4dlVFKmv0
ザシュ!!
敵兵「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!」
スタッ
ニャル子「いつもニコニコあなたのトナリに這いよる混沌……」
ニャル子「ニャルラトホテプぅぅでっす♪」キャピ
クー子「ニャル子……どうして……」
ニャル子「勘違いするんじゃありませんよクー子!」
ニャル子「別にあんたを助けに来たわけじゃないんですからねっ!」
ニャル子「真尋さんがどうしてもって言うから……」
真尋「クー子ぉ!!」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:15:06 ID:4dlVFKmv0
クー子「少年……」
ハス太「クー子ちゃん!」
シャンタッ君「きゅぃぃ!!」
クー子「ハス太くん……シャンタッくん……」ウルウル
真尋「大丈夫かクー子……ウチに帰るぞ!」ダキッ
クー子「でも、少年……この前……」
ニャル子「あ~やっぱこの前の見てましたかクー子……」ポリポリ
ニャル子「あれ以上は何もしてませんよ、明らかに真尋さんの様子がおかしかったですし」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:17:56 ID:4dlVFKmv0
クー子「……え?」
ニャル子「どうやら、真尋さんもう少し療養が必要のようです」ポイッ
クー子「」パシ
ニャル子「それあげますから、しばらくお願いします。大丈夫! また後で寝取りますから!!」
クー子「……ニャル子」ウルウル
ニャル子「さぁて……スーパーニャルラトホテプ星人となった私の力で、この戦場を締めますかねぇ!!」
ハス太「先に帰って? クー子ちゃん、真尋くん」
シャンタッ君「きゅぃぃ!!」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:20:30 ID:UMxhPXNWT
戦場でヤるのか
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:21:57 ID:4dlVFKmv0
真尋「ニャル子、ハス太……大丈夫なのか?」
ニャル子「それはこの星が私の力に耐えられるかというご心配ですか?」ゴゴゴゴ…
ニャル子「わかりやすく説明しましょう。まずこれが普通の状態……」
ハス太「あわわわ……ニャル子ちゃんせめて2までで……」
真尋「ハス太、ニャル子を任せる!! 帰り道頼むぞシャンタッ君!!」シュタタタ
クー子「きゃぅ!」
ニャル子「くぉれがスーパニャルラトホテプ星人……」バシュゥ!
ニャル子「そしてくぉれがスーパニャルラトホテプ星人を超えたスーパニャルラトホテプ星人……」ドバシュゥ!
ニャル子「スーパニャルラトホテプ星人2ってトコですか……くくく」
ニャル子「そしてくぉぉれぇがぁぁ……」ゴゴゴ…
ハス太「ニャル子ちゃん長い!!」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:25:04 ID:4dlVFKmv0
~~~~~~~~~~~~~~~~~
真尋「ただいま」
クー子「ただいま」
シャンタッ君「きゅぃぃ!!」
真尋「おお、ニャル子達のところへ帰るのか……ありがとう」
シャンタッ君「きゅぃぃぃ!!」バサバサ
クー子「……」
真尋「傷、大丈夫なのか?」
クー子「ヘーキ。帰りながらメディカルマシーンで回復した」
真尋「あぁ、なんか丸いのに乗ってると思ったら……」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:27:18 ID:4dlVFKmv0
クー子「……」
真尋「……」
真尋「……その、クー子、ゴメン」
クー子「……うん、許す。ゼンブ」
真尋「かるぅ!」
クー子「痛いのも気持ちよかったよ、少年……」ハァハァ
真尋「あ~なんか一気に冷静さが……」
クー子「くすくす」カチャカチャ
真尋「何してるんだ?」
クー子「時空間制御装置。これでこの家が異空間化した。外の一日がここでの一年」
真尋「精神と時の部屋かよ!」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:28:16 ID:mDXI7k4X0
真尋はクズ
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:29:38 ID:4dlVFKmv0
クー子「ううん? ココはわたしたちの性欲と愛の部屋……」ガシッ!
真尋「うぉぉい!!」
クー子「ニャル子たちが帰ってくるまで三日はかかる……」ハァハァ
真尋「三年かよ……」
クー子「少年、今こそ償いの時……」ハァハァハァハァ
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 03:33:10 ID:4dlVFKmv0
真尋「あぁ、いや……なんというか……」
クー子「……なぁに?」
真尋「ごめん……本当にごめん……三年で僕は償いきれるか?」
クー子「じゃぁ一日十年に設定する」
真尋「設定できんの!」
クー子「クスクス、ヘーキ、少年……少年のためなら、私は死ねる」キラキラ
真尋「……あぁ、もう……」
クー子「ん?」
真尋「ほんっとカワイイなクー子ぉ!!」ガバッ
クー子「あん」ドサッ
終わる
97: 東電幼女 【37.4m】 【Doperate1359647250538925】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(-1+0:15) 【東電 62.5 %】 2013/05/12 03:42:41 ID:CVLcLiEu0
乙
最高だった
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 06:11:24 ID:P7xrPo1O0
クー子孕ませスレが増えつつあって嬉しい
大層乙であった
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/12 07:10:02 ID:TAUgaGuUO
すごく好き。>>1乙
やっぱりいぢめSSっていいなぁ