今日の一枚は、映画・書籍に多くの作品を提供し人気を博したドイツのイラストレーター
ミヒャエル・ゾーヴァ(1945-)が描いた、「ちいさなちいさな王様」です。
テーブルに置かれた卵と同じくらいの大きさであるにも関わらず、この威厳・・・さすが王様。
これは絵と同タイトル『ちいさなちいさな王様』という小説の表紙になった絵です。
小説のあらすじはこちら
主人公の僕の所に、突然あらわれるようになった王様。
王様の世界では、生まれた時は体が大きくて、色々なことを知っていて、色々なこともできる。
年をとるにつれて、体が小さくなり、色々なことを忘れて、やがて仕事をしなくてもよくなる。
つまり子ども時代が人生の終わりにあるらしい。しょっちゅう悲しみにとらわれていた僕は、
王様の一見奇妙な常識に触れているうちに、すこし心がほぐされていく・・・。
もともと新聞で連載されていた、アクセル・ハッケの小説に、ゾーヴァが挿絵をして本の刊行に至ったらしいです。
ゾーヴァの絵は日本でも人気を得たフランス映画「アメリ」でも登場します。
アメリの後ろにある壁をじっとみると・・・2枚の絵がかけてありますね。
これと、
これです。
ありふれた動物の絵のようで、でもちょっとだけ奇妙な感じがするのが魅力的!
日本でも、2009年、東京にてゾーヴァの展覧会がありました。
「ほぼ日刊イトイ新聞」でも取り上げられてます。
「ミヒャエル・ゾーヴァ」展特集ページ→http://www.1101.com/sowa/
この絵にビビッときたら、是非とも本屋で作品集を立ち読みしてみてください。
きっと欲しくなりますよ(*・∀・)
<たぬき>
まさかアメリにも出てたなんて……
これから名前見たらチェックしてみよう!
シュールだけどかわいいよね(*´∀`*)
私も映画見てびっくりした(笑)
東京で個展をしてるし、今後も見る機会あるかも