お晩でがんす
かねてより大規模改修をしていたA様宅の「本上屋蔵」が完成した
基礎からやりかえたので大いぶ手間がかかったが、まずまずの仕上がりである
後は請求書を作って採算が取れるかどうかだ?
まあ好きにさせていただき、自分でも楽しんだ部分もあるので多少は仕方が有るまい
先ず正面 蔵前の絵だ
一番メインの場所で一番てこずった場所である
次は東面です、味噌蔵の入り口が奥にあります
西面は比較的痛みが少なかった部分で綺麗に仕上がっている
北面は一段低い下屋で吹き降ろし屋根の。味噌蔵です
手造りの味噌や、米や、人寄せの時の御膳や、食器やその他の昔からの保存品が入る事に成る
次に正面の入口にある四本の引き戸は中から、銅網戸、桝障字、木ほず戸、裏白戸
となっている、裏白戸は内外ともに白壁でできている、普段は開け閉てしないもので
火災の時のみ閉める戸であるから非常時に力が入るように二箇所手掛けが有る
そした最後に火災から完ぺきに守るための「観音開鏡戸」で鉤が付いている
普段は開けておくので見えない裏の部分である
次に二階座敷を見ていただく、二階座敷は茶室も兼ねているので、床の間も作った
床板は熊野杉の無節一枚板である、地袋の天板も同じく熊野の一枚板だ
茶釜は「置き炉]で略式だが考えている
手前の大きな丸太は、鞍掛け梁、と言う屋根を支える大切な梁です
二階南側に煙出し窓が有る
ここにも、中から、網戸、障子、裏白戸、片開き鐡戸、と四段階の戸が付いている
大まかにこんな具合で完成した、北陸や東北のように立派な蔵ではないが此の近郷では
まずまず良い蔵に仕上がった
御蔭さまで、噂を聞いた「蔵持ち」の方から幾人も引き合いが来ている
有り難いことだ
これに満足せず更に研究して良い蔵作りをしたいと考えている
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
かねてより大規模改修をしていたA様宅の「本上屋蔵」が完成した
基礎からやりかえたので大いぶ手間がかかったが、まずまずの仕上がりである
後は請求書を作って採算が取れるかどうかだ?
まあ好きにさせていただき、自分でも楽しんだ部分もあるので多少は仕方が有るまい
先ず正面 蔵前の絵だ
一番メインの場所で一番てこずった場所である
次は東面です、味噌蔵の入り口が奥にあります
西面は比較的痛みが少なかった部分で綺麗に仕上がっている
北面は一段低い下屋で吹き降ろし屋根の。味噌蔵です
手造りの味噌や、米や、人寄せの時の御膳や、食器やその他の昔からの保存品が入る事に成る
次に正面の入口にある四本の引き戸は中から、銅網戸、桝障字、木ほず戸、裏白戸
となっている、裏白戸は内外ともに白壁でできている、普段は開け閉てしないもので
火災の時のみ閉める戸であるから非常時に力が入るように二箇所手掛けが有る
そした最後に火災から完ぺきに守るための「観音開鏡戸」で鉤が付いている
普段は開けておくので見えない裏の部分である
次に二階座敷を見ていただく、二階座敷は茶室も兼ねているので、床の間も作った
床板は熊野杉の無節一枚板である、地袋の天板も同じく熊野の一枚板だ
茶釜は「置き炉]で略式だが考えている
手前の大きな丸太は、鞍掛け梁、と言う屋根を支える大切な梁です
二階南側に煙出し窓が有る
ここにも、中から、網戸、障子、裏白戸、片開き鐡戸、と四段階の戸が付いている
大まかにこんな具合で完成した、北陸や東北のように立派な蔵ではないが此の近郷では
まずまず良い蔵に仕上がった
御蔭さまで、噂を聞いた「蔵持ち」の方から幾人も引き合いが来ている
有り難いことだ
これに満足せず更に研究して良い蔵作りをしたいと考えている
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
まるで新築同様ですね
柱の足継ぎをしたのですよね
見事なできばえですね
屋根の梁の太さは尋常ではないですね 茶室が本来どうなっているのが正当なのかはわかりませんが 素人が見てとても感じの良い部屋に仕上がっているように思います ここでお菓子とお茶を頂いたら心静まりそうです
窓も入り口も4重の戸が着いて蔵の威厳が漂います これを見て他の方からもお話があるのもうなずけます やりがいのある仕事でしたね 施主の方も満足されたことでしょう お疲れさまでした
<橙>
コメントありがとうございます
おほめを戴き大変うれしく思っています
お説の様に施主様も大変喜んで呉れております
とてもやりがいのある楽しい仕事でした
しょくにンたちも夫夫に持てる力を発揮してくれて良い仕事に成りました
勿論反省すべきところもありますが
これからも施主様から褒められるような仕事をして行きたいと念願しています
特に蔵は特殊な仕事なので、これからもがんばって研究して、後世に残せるものに仕上げて行きたいと思っています
ではまた