秋霖

お晩でがんす
秋霖が何時まで続くのか、憂鬱に成る秋雨前線です
屋外の仕事はとても困難を極めています、普段水に余り縁の無い高台地に住んでいるので、水はけの悪い現場は対応に苦慮しています
今日も現場で工事をしていると急に水が噴出してきました
近くの地下水の暗渠排水を傷めたようです、綺麗な水です
沢蟹がぞろぞろと出てきました、小学生から大人まで色々です
今晩この話をするのであれば其の時の写真が必要だったのに、、、だめですね、、
露を滴らせた百日紅がとても鮮やかだったので、道路から写してきました
雨で難儀をしている社員を励ますかのように、紅白、に咲いていました



でも、秋霖は心を滅入らせます、虫たちの声もとても少なく成りました
あの猛暑の夏の勢いを忽ち削ぎ落として厳しい冬への坂道を転がりだしたようです
日本の経済も合わせたようにどんどん悪化しているようです。
原材料は天井しらずに高騰しているのに売り上げは下がる一方です
資源のある国だけがが豊かになり、その資源を活用して加工する所はすればするほど損失が増す、悪循環のように見受けられます
そんな潮流に我社は流されっぱなしなのか、色々と対策は練ってはいるのだが、、
花や鳥や小さな虫や大きな天体などを心静かに眺めている時間が未だあるのだろうか心配です



然し、そんなに先のことを心配しても自分の力で如何にか成る訳でも無し、、、
あたりに気を配りながらゆっくりと正道をいこうと考えています。此花は百日白です、秋霖を纏い滴らした花はなんと言えばいいのでしょうか
自然はそんなことに関係なく着実に時を刻み花から実へと変化しています
又自然に教えられてしまいました。

そんじゃあ又　　　　　遊童子