遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

百樹園賛歌

2011年05月07日 | 
お晩でがんす
百樹園は私の一番心休まる遊び場です
さまざまに改植したり剪定したり除草をしたり或は新しい山野草を植えたりと、一年中の遊び場です
そして思わぬ花や木が出てきたり絶滅したと思っていた草花がとんでもない所で生き残ったりしていて吃驚したり
聞きなれない鳥の声に耳をすませて野鳥図鑑と首っ引きになったり
見積もりに行き詰って、一時気休めにぼうっとしに行ったり、いろいろと役だっています

裏山の階段を上がるとすぐに、昔から場所も変わらず[八重山吹」が咲いています
子供のころ父に太田道灌の話を聞いたことが有るが其のときは意味が良く解らなかったが何故か心に残っていました
それが今の短歌の趣味にもつながっている一助に成っているのかもしれない



余り増えると廻りを切りとられて増えもせず絶えもせず毎年咲いています
昔幹の芯の真っ白のスポンジ状のものを突き鉄砲にして遊んだことが懐かしいです

毎年の事だが連休は分蜂の時期です、今年も生き残った一群からもう二回分蜂しました、最初の分蜂は何処かへ逃げられたと諦めていたら、あらかじめ用意しておいた、待ち箱に集合していました
箱の裏に集合していたのですがひっくり返して高級マンションにご入居いただきました



分蜂した夕方蜂たちが落ち着いたころを見はかって1.5Km以上離れた所へ移動します
夕方の仕事の疲れも何も関係なく極めて楽しいひと時です、自分でもにこにこしているのがわかります
此れも百樹園を取り巻く自然の豊かさゆえと感じています

先日花友から戴いた洋花で名前は忘れてしまいましたが、瑠璃色の綺麗な花が咲いている、プランターです
水くれが面倒くさいので、水道の近くに置いてありますが、何を勘違いしたのか、糸蜻蛉が遊びに来ています
か細い華奢な体系であるが煌く様な、ヘビメタ、の身体をして優雅に飛んでいます
何時も此の花のプランターで休んでいます



こんな他愛もない事が心を癒し落ち着かせてくれるのです
そしてそんな年に成ったのかもしれません、或は歳のせいではなく、私が繊細なのかもしれない?
石っころをぶつけられないうちにこの辺で

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
















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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しみですね (チョキ・チョキ)
2011-05-08 14:54:37
昨年駄目になって残念でしたが、日本蜜蜂も分蜜して、ようやく高級アパートも埋まりそうですね
今日もこの暑さですので、女王様が新しい新居を見つけに出かけたのではないかしら?
忙しいでしょうが楽しみでもありますね

百花園の山吹も綺麗です

七重八重花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞかなしき
子供の師匠に、道灌の話を聞かせているお父さん
難しい話でも子供は結構覚えていて、肥やしにしているのですね
知らないより、知っていた方が豊かな生き方が出来ますものね
家の父も俳句をしていたけれど、娘は俳句も短歌も身に付かず
豊かとは程遠い・・・

ps:昨日の屋根の写真残して置いてください
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Unknown (遊童子)
2011-05-08 21:55:09
チョキチョキ様
コメントサンキュウです
余り、物語に出てくる父と違ってよい父でもなかった記憶が有るがそれでも父は父で色色な思いで上がりますし
色色な感化も受けたし、何よりDNAが繋がっている
それは良し悪しに拘わらず時折思い出したり
成程と思ったりします

もうすでに父の年を超えた今ことさらそんな事が思われます
特に最近は涙もろく成りすぐ単純に感動してしまいます
心の琴線が太く成って感度が良く成ったのか
或は細く成って微妙な事にも反応するようになったのか不明だが
いずれにしても感度が良くなったり鋭くなったりすることは良いことだ

PS屋根の写真プリントしてあります

ではまた









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太田道灌 (紅子)
2011-05-08 22:21:16
遊童子君
御無沙汰です、山吹が綺麗です
太田道灌の件、昔の忘れていた悔しさを思い出しました
「蓑一つだに、、、、、、」
「実の一つだに、、、、、」
がどうしても理解できなくてテストで貴方に負けました、
それからずい分と勉強ができました
今思うと、遊童子君は、御父さんからもうすでに教わっていたのですね
良いお父様でしたね、
両親の気質や癖や或は体系の事等、良し悪しは別として遺伝してしまいます
それは恐ろしい一面も有り、不思議な懐かしさを醸す一面でもあり
楽しい感動をもたらす一面でもあります

私も父が結婚するときに呉れた
一冊の詩集を大事にしていました、それは宮沢賢治の詩集です
今は長女の手にあります
最後のページに父の娘に送る言葉がありました
「365日と6時間、何時も娘の事を思って見ている、ソウイウモノ二ワタシハナリタイ、、」
其の頁はもう何十年も前からの涙の後でしみだらけです
其の余白部分に、同じ言葉を書いて長女に譲りました、長女は何も言いませんが大切にしてくれているようです

先日孫が「お母さんも泣く事が有るし本を見て泣いていたのを見た」と言っていました

遺伝も時にはいいものですね

そんじゃあな





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遺伝 (遊童子)
2011-05-09 15:05:08
紅子様
コメント有難う

「遺伝も時には良いものです」、、、、
そうですね、最近とみにそう思う事が多いです
若くして死別した母の事も遺伝でしか繋がりを感じられない事が有ります
何時もそうした事が有ると自然としゃくりあげる事が有ります
いまだにナイーブで純真なんです、、、、、、
歳をとると又どんどん両親に似てきます
頭の薄く成り具合とか、歩き方の癖とか
身体の痛くなってくる部分とか、
とにかく可笑しいほど似て来ている事に気づきます、
胃がんも母親からの遺伝です
姉弟共に成りました
まだ生きているし23年も生き延びた事を考えると、曾r手はそれで母と繋がっているのだと感じられて半分嬉しい部分も有ります
可笑しい感じ方ですね
母性愛に飢えて育った老人の偏屈な感情です

そんじゃあまたな









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遺伝 (遊童子)
2011-05-09 15:05:39
紅子様
コメント有難う

「遺伝も時には良いものです」、、、、
そうですね、最近とみにそう思う事が多いです
若くして死別した母の事も遺伝でしか繋がりを感じられない事が有ります
何時もそうした事が有ると自然としゃくりあげる事が有ります
いまだにナイーブで純真なんです、、、、、、
歳をとると又どんどん両親に似てきます
頭の薄く成り具合とか、歩き方の癖とか
身体の痛くなってくる部分とか、
とにかく可笑しいほど似て来ている事に気づきます、
胃がんも母親からの遺伝です
姉弟共に成りました
まだ生きているし23年も生き延びた事を考えると、曾r手はそれで母と繋がっているのだと感じられて半分嬉しい部分も有ります
可笑しい感じ方ですね
母性愛に飢えて育った老人の偏屈な感情です

そんじゃあまたな









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紅子様 (チョキ・チョキ)
2011-05-09 16:24:34
「365日と6時間、何時も娘の事を思って見ている、ソウイウモノ二ワタシハナリタイ、、」

読んでいて
素敵なお父様です

私も師匠と同様、とみに涙もろくなった様です
返信する

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