遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

樹齢250年

2011年05月08日 | 
お晩でがんす
我が家の「深山霧島」は樹齢250年位です
と言うのも別の件で鑑定を御願いした、樹木医の先生が、木の太さから或は成長の仕方などから推測して出してくださった数字です
幹の元から30センチほど上がったところの太さが周囲62.8センチ余りです
毎年律儀に咲いてくれます私が子供のころから少しも太った風が有りません
色は其の年によって多少違いますが、赤みが強く真紅と言った塩梅です
私が一度移植しましたが、枯れずに頑張っています



毎年この躑躅が咲くと蜂が分蜂を始める
今年も分蜂が有った、自然のままにしてあると必ず微妙なバランスで花と蜂が一致する
所が如何だ、和蜂の女王のフェロモンと同じにおいを出す「金陵辺」は元々はもっと暖かい国の野生蘭だ
九州や沖縄と言った暖地で自生し特に対馬には沢山あると聞く
我が家でも百数十鉢が有るが今年は其のうち20鉢程蕾を付けた、否現在付けている
更に遅れて付ける者もあろう、、、がもうすでに分蜂が始まっているのに一向に花が開かない



温室へ入れたり出したりして気を揉んでいるが如何も上手くゆかない
今までに二回しか時期が合った事がない、せっかくの蜜蜂蘭も、役に立たない、残念だ
特に今年は蜂群がいなくてどうしても捕獲したいときなのに、役立たずの蘭だ
矢張り自然のバランスは人間にはどうする事も出来ないのかな



蕾は結構沢山付いた、後は咲く時期を調整する技術を磨かなければならない
一生勉強であることは何の仕事でも趣味でも同じだ
実に奥が深い、だから面白いのだろう、深みに深みにはまって行く、しかし深まれば深まるほど道が開けてくる
もう少しで最初の花が咲くところまで来た、もう一息頑張れば、来年さ来年あたりは丁度よいタイミングに成るだろう



気の長い話だ、第一それまで自分が持つのかどうかさへ判らないのに、随分と能天気な話である
然し此の能天気が大事なのだ、限界がわかってしまえばろくなことは考えない
まだ先が有ると思えるから、次の手が考えられる、面白きかな生きるという事

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子


















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