遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

 蕨

2021年06月18日 | その他

おばんでがんす

先日お客さまの家に仕事に行っていたらお施主さんは留守であった、

夕方、たくさんの蕨を持って帰宅したのでお裾分けの蕨を戴いた

勿論何の処理もしてない

家に帰って洗浄して扨てと、、、、、、、そうだもう妻はいないのだから自分で灰汁抜きをしなければなんだと思い付き準備、、、

いつものバットに蕨を並べて,木灰を振りかけて熱湯をかける

一瞬で濃い緑色になり忽ち灰汁が出てくる、、このまま三時間浸しと柔らかくなり灰汁が取れる

こうして水切りを仕手措く

 

色の良く上がった物を撰んで別の篭に取る

とても適度の堅さを以てよくできた、つまみ食いをしてみたが美味しい

早速さらに盛って一人試食会を催した

小皿のワサビは先日戴いた、陸山葵、である、昔は当てにして日本酒をしこたま飲んだものだが、下戸になって32年が過ぎた

箸も、箸袋も、箸置きも、自家用のオリジナルなものだ

樹愛、は、じゅえとよませ、私の木を愛する心の表現だ

遊童庵は私の蕎麦小屋の屋号で、いつまでも遊び心を持った人で居たいという願いの表現である

箸は熊の杉の赤身の無節で柾目取りをしてもらって作っので、結構高い物についた、少し作りすぎて死ぬまで使いきれないだろう

和食は目で食べるのが一つの風流で有り粋だ

生意気にその何たるかも知らずに喋っている,「めくら蛇に怖じず、」

 

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

 

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