夕張JAZZ喫茶店FIVEPENNIES

夕張JAZZ喫茶店FIVEPENNIESのジャズコレクション

パット マルティーノ  BOUNDARY  PAT MARTINO

2011-05-11 23:46:08 | 夕張ジャズ喫茶店お気に入り音楽集
パット マルティーノ  BOUNDARY  PAT MARTINO


Pat Martino
1944年生まれ。ジャズギタリスト。63年のデビュー以来、様々なセッションワークをこなし活躍したが、脳動脈瘤による記憶喪失に陥りリタイア。その後、87年にアルバム「THE RETURN」にて奇跡の復活を果たす。

正統派バップギタリストとされているが、カムバック以降は難解な楽曲やプレイが顕著となり「知る人ぞ知る」というマニアックな位置付け。とはいえ近年では雑誌でもたびたび取り上げられ、頻繁に来日することもあってかポピュラーな存在になりつつある。

「マシンガン奏法」と呼ばれ、小節を音符で埋め尽くすような驚異的なプレイを展開。アドリブ中の集中力が凄まじい。全盛期はリタイア目前の70年代中後期。72年発表の「LIVE!」は一曲ごとが長く変拍子を含む難解な内容ながらも、アドリブの質が高く鬼気迫るものである事から、最高傑作とされている。中でもソウルロックのヒット曲"Sunny"のカヴァーは彼の最高の演奏が聴ける、という事で最も人気のある楽曲。

ゆうばりJAZZ喫茶 fivepennies

愛を奏でて

2011-05-11 01:55:50 | ライブ情報
愛を奏でて


ぬくもりコンサート第10回

「海の上のピアニスト」より
『Playing Love(愛を奏でて)』

生まれてから一度も船を降りたことがなかったにもかかわらず、ピアノでさまざまな曲を弾いた。
ある日、友人のトランペット奏者が、彼に聞いた。「いったいどこからその音楽が生まれてくるんだい?」
すると彼は、客席にいるいろいろな人を示し、「たとえばほらあの人は、こんな感じ・・・・」と言って、
次々とその客の様子をそのまま音楽にしてしまった。
 
 この「Playing Love 愛を奏でて」は、
 あるとき、レコード会社の男が、ナインティーン・ハンドレッドの演奏をレコード録音するために乗船した。
録音機を前にしぶしぶ弾き始めた彼は、ふと窓越しに美しい少女を見る。その瞬間、明らかにその少女に向かって
音楽は走り出した。そして甘く切ないメロディーが自然にできあがった。

 この曲は、本当にこの映画の場面と合っていて、この映画のこの場面でなければ、この曲の良さも感じられないと言っていいほどの名曲です。

 曲の冒頭部分では、いかにも「しぶしぶ・・・・」という感じ、そして、少女を窓越しに見たときから、音楽はとても甘い旋律に変わる。少女に対する甘い恋心、憧れ、そして彼の視界から少女が去ってしまったときの切ない気持ちが、旋律と音色にこめられており、まさにその「音楽」は、彼自身の「心」そのものだった。と、私は感じます。

 弾き終わると彼は、録音したレコードを渡すことを拒んだ。
「これは僕の音楽だ。自分のいないところで自分の音楽を聴かれたくない。」と。

やはり、音楽とは、時間芸術なのだーと感じます。

pianoforte 山本 真平
2011.4.29
at ゆうばりJAZZ喫茶 fivepennies


I GOT RHYTHM

2011-05-11 01:49:00 | ライブ情報
I GOT RHYTHM


ぬくもりコンサート第10回

GERSHWIN:I GOT RHYTHM
George GERSHWIN(本名=Jacob Gershowitz)は1898年9月26日にNew York-Brooklynで生まれ1937年7月11日L.A.で亡くなりました。
有名な"I got Rhythm"は1930に初演されたミュージカル
"Girl Crazy"の一節

Trombone 倉本 紗希
pianoforte 山本 真平
2011.4.29
at ゆうばりJAZZ喫茶 fivepennies