夕張JAZZ喫茶店FIVEPENNIES

夕張JAZZ喫茶店FIVEPENNIESのジャズコレクション

Ron Carter solo - willow weep for me

2010-01-28 23:14:37 | 夕張ジャズ喫茶店お気に入り音楽集
Ron Carter solo - willow weep for me


今日は、私の好きな曲をお聞きください。
『willow weep for me』
柳よ、私のために泣いておくれ。
柳よ、私のために泣いておくれ。
海へそそぐ川の流れにその緑の枝をたれて。
私の嘆きを聞いておくれ。
柳よ、聞いておくれ。そして私のために泣いておくれ。

恋人との夢は終ってしまった。
それは素敵な夏の夢だったのに。
残された私は、川の流れに涙を落とす。
なんという悲しみなの。
聞いておくれ、柳よ。そして私のために泣いておくれ。

風にささやいておくれ。そして、恋は罪だと言っておくれ。
私の心を引き裂いたまま、こんなに嘆き悲しませるなんて。
夜に言ってみておくれ。星の光を隠してくれるようにと。
そうすれば誰にも見られず、私はひとり泣き暮れることが出来るわ。

しだれ柳よ、同じ心で泣いておくれ。
地面にその枝をたれて、私を覆いかくしておくれ。
闇が落ちる時、枝をたれて、私のために泣いておくれ。

作詞、作曲のアン・ロネルという人は、1930年~40年代にかけて主に映画音楽の分野で
活躍し、サウンドトラック音楽録音の指揮をした最初の女性。音楽教師や歌手の指導、さ
らにブロードウェイのショーのリハーサル・ピアニストも務めたといいますから、なかな
かの才女だったようです。
「Willow Weep For Me」は1932年の作品で、当時名声をはくしていたジョージ・ガー
シュインに捧げられた曲としても知られています。その当時、出版業界には”献辞”の習
慣はなかったそうですから随分と話題を集めたということです。

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Helen Merrill, You\'d Be So Nice To Come...

2010-01-28 23:12:46 | 夕張ジャズ喫茶店お気に入り音楽集
Helen Merrill, You\'d Be So Nice To Come Home To


『You'd Be So Nice To Come』
[あなたのもとに帰れたら・・・]


家に帰ればあなたがいる
そよ風が歌う子守唄を聞きながら
暖炉のそばであなたと過ごせたら
なんて素敵なことでしょう
あなたは私の全てなの

星空の下 冬の寒さに震えても
八月の燃えるような月の下でも
あなたのいる家にもどり 
愛せるならば
そこは私の天国になるの

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Tal Farlow & Red Norvo - All of Me

2010-01-28 23:03:20 | 夕張ジャズ喫茶店お気に入り音楽集
Tal Farlow & Red Norvo - All of Me


『All of Me』
Words&Music by Seymour Simons / Gerald Marks (1931年)

私のすべてを
どうして奪ってくれないの?
あなたがいないとダメだってこと
わかっているでしょ?
あなたにキス出来ない唇なんて
もういらないから持って行って!
あなたを抱きしめられない腕なんて
用はないから、さあ持って行って!
私の目に涙だけ残して行ってしまうなんて
あなたなしで
どうやって生きていけばいいの?
私の”心”があったところを
あなたは持って行ってしまった
だったらどうして
全部持って行ってくれないの!!

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Bill Evans - Waltz For Debby

2010-01-24 23:58:40 | 夕張ジャズ喫茶店お気に入り音楽集
Bill Evans - Waltz For Debby


またまた登場、Bill Evans です。
ビル・エヴァンス(Bill Evans, 本名:William John Evans(ウィリアム・ジョン・エヴァンス), 1929年8月16日 - 1980年9月15日)はアメリカのジャズ・ピアニストである。ニュージャージー州出身。

ドビュッシー、ラベルなどのクラシックに影響を受けた印象主義的な和音、スタンダード楽曲を題材とした創意に富んだアレンジと優美なピアノ・タッチ、いち早く取り入れたインター・プレイ、といった演奏は、ハービー・ハンコック、チック・コリア、キース・ジャレットなど多くのピアニストたちに多大な影響を与えたほか、ジョン・マクラフリンといった他楽器のプレイヤーにも影響を与えている。

エヴァンスのアルバムには駄作が一枚も無いと評されることもあるほど、質の高い録音が多い。中でもベースのスコット・ラファロと録音した諸作品(特にアルバム「ワルツ・フォー・デビー」)は、ジャズを代表する傑作としてジャズファン以外にも幅広い人気を得ている。
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