60発

アメリカで、交通違反した黒人が警官から「60発」撃たれて射殺されたっていうよ。そりゃあ、死ぬよね。警察が言うには、黒人の方が発砲してきたから反撃したって言うんだけど、公開された警官の付けてるビデオ映像じゃ、黒人が撃ってくる様子は映ってない、と。

ところで。7月4日はアメリカの独立記念日で、あちこちでイベントやってたんだけど、そのイベント会場で銃の乱射事件があったそうなんだよね。で、犯人はというと、両手を上げて降参して逮捕されたそうなんだよね。

つまり、交通違反絡みで警官に発砲してきた黒人は「60発」も撃たれて射殺されたのに、イベントに集まってた人たちを無差別に銃撃したテロ犯は撃たれるどころかケガもせずに逮捕された、と。どっちが重大か、どっちが危険か、って言ったら明らかに無差別銃撃犯の方が危険で、すぐに制圧しないと犠牲者が増えかねないから、即座に射殺して当然なのに、1発も撃たずに逮捕。反対に、交通違反程度の人間は60発も撃たれて射殺。

なんでそんなことになるのか、普通に考えたら不思議だけど、答えは簡単。60発撃たれた方は「黒人」で、無傷で逮捕された無差別銃撃犯は「白人」だから。