福井県鯖江市の眼鏡産業を活気づけたいと、眼鏡好きの市民有志がフレーム素材で作ったカフスボタンを開発した。眼鏡と同一素材でのセット販売も企画し、「おしゃれな男性のファッションアイテムとして広めたい」との思いを込める。カフスは先行発売した欧州で好評を得ており、バレンタインデーに向けてハート形など多彩な形状と色をそろえた。
カフス素材は眼鏡のセル枠に使われるアセテートで、形状は長方形や楕円(だえん)、眼鏡形など7種類。つやのある無地のほか、チェック柄やしま模様など色彩も約10種類以上と豊富だ。表面の研磨や金具の埋め込み、ネーム入れ(6文字まで)など、加工には眼鏡の製造技術を応用し上品に仕上げている。
価格はカフス1組4800円、眼鏡と2点セットで1万8千円から。2月7日にインターネット上で販売を始める。カフスの予約や問い合わせは、同グループのメールアドレス sabae.g.b@sand.ocn.ne.jp
(2011年1月27日 福井新聞)