昔20年弱にわたる駐在生活に終止符を
終え日本へ帰国したとき
家族は息子の学校の都合で
京都で暮らし始めていた。
私は帰国後本社勤務だったので
京都で一緒に暮らすことは
叶わなかったのだが
急遽大阪支店勤務となり
京都から通勤することが可能となった。
そこから週末の奈良見物が始まったのだが
最初に通った場所が
平城京跡だった。
歴史の教科書で奈良の平城京という言葉は
知っていたが、その遺跡があることはその時まで
ほとんど認識してなかったように思う。
奈良時代に築かれた平城京跡地に立ち
風を感じながら当時のことを
想い浮かべた。
そんなことをするのが当時
奈良を訪れる楽しみだった。
奈良はいい。
まだ昔の雰囲気を感じられる山や池や
田畑が残っている。
またいつか「山の辺のみち」をぶらつきながら
古墳を横切り
柿の実が輝くあの風景の中を
歩いてみたい。
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