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ゆーたんの時代/新たなる旅立ち編 since 2011. Where is that melody? 

ゴダイゴへの想いをこれからも発信し続けたいと思います。

ミッキーを捜して

2012-02-25 01:02:52 | ゴダイゴ

ゴダイゴが活動を停止し、ゴダイゴサウンドに餓えていたころの話です。

昔ゴダイゴのサウンドに似たグループとしてTOTOやASIAが挙げられたことが
あったが聴いてみるとやはり違う。
ゴダイゴサウンドに似た音を出すバンドなんて結局見つからなかったけど
もしかしたらミッキーのピアノに似た音を出すピアニスト、キーボードプレイヤーは
いないかと思い、JAZZのピアニストのCDを聞き始めた時期があった。

ビルエバンス、キースジャレット等、、、
ミッキーとは明らかに違うのだけど、彼らは彼らでとても良い。
ハンビーハンコック、チャックコリアはキースに比べるとおとなしい。
マイルスグループのやんちゃなときのキースはバリバリに元気だけど
ミッキーとは全然違う。
ミッキーが影響受けたというウェザーレポートの
何とか言うキーボードプレーヤーもいたけど
聴いてみるともうひとつピンとこない、
そんな話を音楽好きなオーデオマニアの先輩と話していて
その先輩が何人かのミュージシャンを紹介してくれた。
そのなかのひとつがELP (Emerson, Lake, and Parker)であった。

3人組のグループで3人の名前の頭文字をとったグループ名。
そのなかのKeyboard player、もう一人のキースこと、
キース エマーソンが凄い。
当時見たDVDでの風貌はまるでプロレスラーのテリー ゴーデイ。
決してハンサムではない。
演奏の途中からナイフを取り出し鍵盤に突き刺し出し、
オルガンを壊すというとんでもない破壊的行為をやり始める、
そのナイフで鍵盤をこじるはオルガンを前後左右に揺さぶって、
オルガンと格闘をしはじめる
オルガンの音がまるで悲鳴を上げているかのように聞こえてくる
挙句の果てはオルガンの上に乗って
その反対側から中腰になって鍵盤を弾くといった
まさに神業ともいえるプレイをし始める
彼独特のパフォーマンスだった。
演奏がいい加減かというとそんなことは全くなく、
これがまた凄い。
しかも何と言っても鍵盤弾いてるときの顔の表情というか
演奏のときの雰囲気が
ミッキーのそれにとても似ていた。
あのミッキーの真剣な眼差しで、
息をとめて口をつぐんで少し立てたようなあの表情。
そのことを発見したときはさすがに嬉しかった。
少し気を紛らし、夢中になれるものを見つけた気がした。

このグループは映像でみたほうが断然いいしおもしろい。
もう今はかなりの歳ではないかと思うが当時が懐かしい。
もう長い間見ていないがYouTubeかあるいは
昔買ったDVDを引っ張り出して見てみようと思う。

コメント
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